骨×骨ROCK 奇譚ブログ

骨谷のブログです。愉しんで逝ってくださいね☆

電気ブラン

2017-02-20 22:12:17 | Weblog
「電気ブラン」を見つけたので呑んでみました。


そもそも「電気ブラン」って何さ?
と思われる方も多いと思いますが、明治時代に誕生した酒でブランデーにジンやらワインやらが混ざったカクテルです。
ラベルがハイカラでとてもオシャレですね、電気ブランの文字が可愛い。

太宰治の「人間失格」や森見登美彦の「有頂天家族」「夜は短かし歩けよ乙女」とかに出てくる
ので一度味わってみたいと思っていましたが、
知り合いの店のカウンターで飲んでたら、目の前に酒瓶があったのでびっくりしました。


味はブランデーを想像していましたが、どちらかというとジンの香りが強いイメージでした。
舌がピリピリとする感じが電気をイメージさせるので、その名前の由来…ではないとwikiに書いてありましたw

んじゃ何で「電気」って名前に付いてるのよ?

何でも当時は「電気」がハイカラなものであり、何にでも「電気」を付けたのだとか。
「サイバーなんとか」「e-なんとか」みたいなもんですね、明治から100年経っても人間はあんまり変わってないみたいです。


僕はジンは好きなので美味しくいただきましたが、多分悪酔いするだろうと感じたので一杯でやめておきました…文豪を気取りたい人は飲んでみるといいかも。

本題

2017-02-12 23:58:44 | Weblog

「本題」、西尾維新の対談の本です。

「有頂天家族 二代目の帰朝」を図書館に借りに行った時にウロウロしていたら発見したので、ついでに借りてきました。


図書館って本を只で借りられて便利だな〜と思ってましたが、よく考えたら図書館ってのは僕たちの税金で運営されている施設ではないか。


つまり、【先払い】って事ですよ…


「お金貰ったけど利用するかしないかはあなた次第ですよ〜」ってそんなヤクザな施設ありますか?

ムカつくので他にも沢山借りてやりました、プンプン!

んで、「本題」なんですけど西尾維新の対談の相手は…
・小林賢太郎
・荒川弘
・羽海野チカ
・辻村深月
・堀江敏幸

以上の5名です、僕は荒川弘と羽海野チカしか知りませんでした…無知ですね。
羽海野チカの対談で一流の人の「一万時間の法則」ってのがありまして、これは前に読んだ「撫物語」に通じているんだなぁ…と何となく納得。

なので、僕の中で羽海野チカは撫子のイメージとなっています。

後、面白かったのが小林賢太郎の会談であった「言葉ポーカー」説明しにくいのですが、一度実際に遊んでみたいです。
個人的には「まさかのブルドーザー鍋」が好きですけど…興味ある人は読んでみて下さい。


西尾維新は僕と同年代という事もあって嫉妬の対象でもあるんですけど、
「毎日一万字書く」というのを知ってゾッとしました…一万字ですよ?20×20の原稿用紙25枚分です。
夏休みの宿題でたかだか5枚の読書感想文を書くのにも四苦八苦していた僕には信じられない数字です。


大嫌いでしたねぇ…読書感想文。
なんせ答えを写せないので自分で何とかするしかないところが嫌いで嫌いで…
自分の好きな事を面白しろ可笑しく勝手書いていいんだって事を知るまでは文章を書くのが本当に嫌で、模範解答あればいいのに!と思ってましたから。

今なら適当にでっちあげて原稿用紙5枚くらい簡単に埋めてやるのにw


今はそんな僕が本読んで感想をブログに書いてるんだから面白いですよね。


えっーとこれで何文字だ?

溢花

2017-02-11 23:21:21 | Weblog
僕が唯一遊んでいたスマホアプリの「東京喰種カルナバル」が今年の4月で終了との事…何という事だ。

もともとアニメ版の東京喰種を原作としたアプリだったのでネタ切れという事もあったのでしょうけど…寂しくなりますねぇ(´・ω・`)


開始から2年間ほど遊んでいたので、それに費やしていた時間やそこそこしていた課金が全て無になるという虚しさ…!オーバーロードのももんがさんはこんな気持ちだったのか。


「当たり前だった日常が一瞬で崩れる…終わる時はいつも一緒だ…」って馬クソ先輩も言ってたもんな…


みんな、スマホアプリなんかに金を使うもんじゃないぞ!笑

街を捨てよ、本を読もう。

2017-02-10 23:18:20 | Weblog
今年に入ってから読んだ本、並べるとアニメ原作ばっかりですねw


「人間失格」

今更です。新年早々、風邪を引いて寝込んでる時に読んだら軽く落ち込んでしまった…好きか嫌いかで言ったら好きな作品です。

「変身」

カフカのです、なんか過去の名作を読もうという気概がありまして…内容は「朝起きたら虫になってたよ!」というお話。
虫になっても会社に行く事を考えてる主人公のグレーゴルがシュールw
なんですが、このグレーゴルが可哀想で可哀想で…なので今の僕のLINEのアイコンは彼です。


「夜は短し歩けよ乙女」

アニメ映画化するとの事で読んでみました。「四畳半神話大系」と同作者なので同じキャラクターも出てきます。
単純に面白かったです、解説の羽海野チカの絵が可愛い。


「有頂天家族」

森見登美彦が気に入ったのでその流れで。これもアニメ化されてますね、続編が今年放送予定。
タヌキと天狗と人間のドタバタ劇、弁天様が素敵。森見作品を読むと京都に行きたくなりますねぇ…あと赤玉ポートワインが飲みたくなります。


「撫物語」

昨年買ったまま放置してたのですが「結物語」が出てしまったので、そちらを先に読む訳にもいかないので読む事に。
撫子の成長の物語、多分アニメ化できませんw
と言っても何だかんだでアニメ化されるのでしょうけれど。


「結物語」

「終物語」から数年後、アララギさんが社会人(警察官!)になったお話、ハッキリ言って滅茶苦茶面白かったです。
物語シリーズは結構微妙なのもあるんですけど、
これは「化」くらい面白い、短編の事件解決物が僕の好みのようです。
このノリでずっとシリーズ続けて欲しいですけど…次回はまた違う話っぽい。


「田舎でロックンロール」

奥田民生の本かと思ったら奥田英朗だったw
「空中ブランコ」とかの作者です、70年代のロックについて書かれていますが、マニアック過ぎて僕は半分以上分からんかったw
あとがきの「アクティブな趣味(ゴルフとか釣りとか麻雀とか)は年老いたら何も出来なくなる」という意見は共感を持ちました。
「〜鑑賞は趣味ではない」とかいう人には「あなたは70過ぎてもその趣味を続けられますか?」と問いかけてあげれば良い。インドア最高。


「田舎でロックンロール」は図書館に「有頂天家族 二代目の帰朝」を借りに言った時についでに借りたのですが、
文庫本ばかり読んでたので字の大きい上製本が読みやすい事に気がつきました。
持ち運びに便利でコスパも良いので好きなんですけどね文庫本。

…と別に読書に目覚めた訳では無く単に遊びに行く金が無いのですw

「書を捨てよ、街に出よう」とは言いますけど、街に出ても特に何も無い事に気がついたのでしばらく引きこもる事にします、さて次は何を読もうか。