私と彼の秘密 今思うこと

彼とのLINEは、いつか消した方がいい。
それは、残された人のために…



魂の声と、メタ認知

2023-06-12 22:59:00 | 日記

弱くても、情けなくても、恥知らずでも、役立たずでも、いい。


完璧じゃなくて、いい。


そうやって、自分を肯定してくれる人が、そばにいてくれるだけで、救われる。


それが、私にとっては、彼だった。



本当の強さとは、


自分の弱さを知っていること。


そして、自分のために、


犠牲になってくれたものには、責任を持って生きること。


それが大事なんだ。








自分を責めて生きていると、


この世は、牢獄と同じ。




罪人だと思って生きるのは、間違いだ。




心を沈めて、魂の声を聞いてみよう。


魂の声っていうものは、少し上から、自分を眺めてみたら聞こえてくる。


自分が、本当は、何をしたいか?


どう生きたいか?


私にも聞こえてきた。


でも、


私の場合、馬鹿正直にそれをするのは、違う気がする。


現に、


LINEを送っても、もう期待通りにならない。


肯定しかなかった彼に、今度は、


否定されてる気持ちになる。のなら、






きっと、もう、やめたほうがいい。


メタ認知すれば、


それぐらいわかるのに。








20年前の記憶。

2023-06-12 08:41:00 | 日記

雨がザーザーと降っている。

 

私は、車の中で、娘が乗ってくるのを待っていた。

 

今朝は、まだ朝ごはんを食べてない。

 

代わりに、クッキーを摘んだ。

 

 

 

 

 

 

目を覚ますと、看護師さんがやって来て、言った。

 

朝から、何も食べてないでしょう。

 

甘いものを食べたら、しっかり目が覚めるよ。

 

そう言って、2枚のクッキーをくれた。

 

20年前のあの日。

 

私は、手術台の上に乗って、呼吸器をつけられ、

 

3回ほど息をしたら、

 

眩しかったライトの光が遠のいて、

 

そして目が覚めたら、部屋のベッドの上だった。

 

あの子は、

 

私の子宮から、

 

かき出されたんだ。

 

あの日、

 

私の生理用ショーツは、いつも使ってる物だった。

 

お産の時のように、新しいものを買う気になれなかった。

 

 

 そんなことまで全て、忘れずに覚えている。


思い出さないだけで、ちゃんと覚えている。











いま、なぜ、あの子が会いに来たんだろう。

 

 

 

 

 




助手席のドアが開いた。

 

雨の音が、私の耳に戻って来た。

 

娘が言った。

 

お母さん、44分発に乗れるかな?

 

時刻は、38分。

 

大丈夫!

 

私はそう言って、アクセルを踏んだ。