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宝塚シネピピア10月4日(金)公開
韓国映画「密輸1970」
<あらすじ>
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。
海が化学工場の廃棄物で汚され、
地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。
リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、
海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。
ところが作業中に税関の摘発に遭い、
ジンスクは刑務所送りとなり、
彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。
その2年後、
ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、
出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、
ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。
密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの
思惑が絡むなか、
苦境に陥った海女さんチームは
人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から楽しい雰囲気で始まるが~
上映20分で密輸がバレる展開に。
刑務所内時代を
あっと言う間に駆け抜ける~
そして密輸事件から2年後
意外と明るい展開
尼さん、密輸、アクション、
密輸王、チンピラ、税関などが
上手く絡みあっている。
裏世界を描いているけど
ティストがコメディっぽい。
メイン二人の女性の
人生の在り方も考えさせられる。
他の女性それぞれも
一生懸命な生活が・・・
税関も真剣なのか?
ユニークなのか?わからない。
韓国バイオレンスとの
イメージがかけ離れていた。
水中の撮影も大変だったと思うが
映像は綺麗だ。
劇中に使用されてる曲が
ノリが良く
映画のスピード感を増している。
話は騙し合いが転がっていく
観客も置いて行かれないように
付いていかなければならない。
1970年代物なんで
ティストになつかしさがある。
展開が読めなく
展開が裏切られる。
面白さは更に増す。
水中アクションも楽しく観せる。
今までの韓国映画になかったと
思わせる作品でした。