シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

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映画「護られなかった者たちへ」amazonプライム会員特典配信中

2024-10-03 00:10:50 | 2021年関西公開作
ヒューマンの帝王と言って良い
瀬々敬久監督の
「護られなかった者たちへ」
原作ありきだけど
脚本が林民夫さんと言うことも
注目したい(かなり見ている)
 
監督、脚本、出演者は
過去作でも繋がってますね。
 
東日本大震災後の
避難所から始まり
9年後の話へ。
 
物語の展開は
現在や、9年前を
交互に描いていく。
 
震災、生活保護、殺人、
そして〜
全ては、上手く絡みあっていく
映画「空白」同様
致した方ない行動だと思うし
また、何が「正」なのか?
戸惑いを与えさせられる。
 
号泣まではいかなかったが
涙腺がやられてしまうシーンも。
涙の理由が意外と
自分でわからなかった。"感動"?
 
実はパラレルワールドだったり
パラレルのドンデン返しも。
 
予想外に秀作でした。
 
日本アカデミー賞
作品賞候補か?
 
演技としては
清原果耶、佐藤健の順で良かった
倍賞美津子さんは
「糸」に続いて存在感アリ。
阿部ちゃんは
「祈りの幕が下りる時」風だった。
林遣都は嫌な遣都ver.
 
久しぶりに
あるシーンで
ある登場人物をシバキたくなった。
 
豪華俳優陣、観ておくべし!



 

 

 

コメント
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