シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

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内山拓也監督作 「若き見知らぬ者たち」10月11日(金)公開

2024-10-08 21:03:09 | 2024年関西公開作
©2024 The Young Strangers Film Partners
 
10月11日(金)公開
内山拓也監督作
「若き見知らぬ者たち」
2024年製作/119分/シネスコ/
日本・フランス・韓国・香港合作
 
<あらすじ>
風間彩人(磯村勇斗)は、
亡くなった父の借金を返済し、
難病を患う母、
麻美(霧島れいか)の介護をしながら、
昼は工事現場、
夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。
彩人の弟・壮平(福山翔大)も同居し、同じく、
借金返済と介護を担いながら、
父の背を追って始めた総合格闘技の選手として
日々練習に明け暮れている。
息の詰まるような生活に蝕まれながらも、
彩人は恋人の日向(岸井ゆきの)との
小さな幸せを掴みたいと考えている。
しかし、
彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、
つつましくも幸せな宴会の夜、
彼らのささやかな日常は、
思いもよらない暴力によって奪われてしまう。
 
<高橋裕之のシネマ感>
カラオケバーで働く青年
総合格闘技に賭ける青年
病院に勤める女性
様々だけど生きていかないとね。
父親の借金、母親の介護
若き者たちには大変な状況だなあ、と。
若手からベテランまで
演技派俳優が多数出演
その演技を見ているだけでも
作品に惹き込まれる。
何か前半からずっしりくる。
その後、上映開始22分で
タイトルコール
そして子供の頃の回想に・・・?
いや・・・でした。
主人公たちの周りの人達の
人生観も伺うことが出来る。
観客の神経も逆撫ですることも。
処ところで過去の回想シーンで
現在の心境がわかったりする。
重厚さを感じるも良い映画。
少しつらいなあ~
「やめろ~」と叫びたくシーン
人生VS暴力の展開になっていく。
内山監督が急に大人の作品を作ったなあ。
終始、息をひそめて鑑賞すべきかも?
後半も更なる重みがずっしりと。
とある人物が腹立つ↑
撮り方と対比軸がうまい。
少し転調します。
終盤は総合格闘技映画に。
ここでも良いシーンが・・・
内山監督に拍手を送ります!
 
※関西公開劇場(抜粋)※
京都 イオンシネマ京都桂川
京都 MOVIX京都
大阪 T・ジョイ梅田
大阪 なんばパークスシネマ
兵庫 kino cinema 神戸国際
兵庫 MOVIXあまがさき
 
 
 
 
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カンフー×ボリウッド×シスターフッド でもイギリス映画 「ポライト・ソサエティ」塚口サンサン劇場10月11日(金)公開

2024-10-08 19:46:39 | 2024年関西公開作
(C)2022 Focus Features LLC. All rights reserved.
 
塚口サンサン劇場10月11日(金)公開
 
 
カンフー×ボリウッド×シスターフッド
でもイギリス映画
「ポライト・ソサエティ」
2023年製作/104分/G/イギリス
原題:Polite Society
 
 
<あらすじ>
ロンドンで暮らす高校生リアの夢は、
スタントウーマンになること。
学校では変わり者扱い、
親からも将来を心配される彼女の唯一の理解者は、
芸術家を志す姉のリーナだった。
ある日そんな姉が、
富豪一家の子息であるプレイボーイと恋に落ち、
まさかの急展開で彼と結婚し海外へ移住することに。
だが、彼の一族に不審な点を感じ取ったリアが
独自に調査を開始すると、
その結婚の裏には
とんでもない陰謀が隠されていた。
これを知ったリアは姉を救うべく、
友人たちとともに結婚式を阻止しようと
立ち上がるのだった!
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
スピード感あふれる
女子高青春物語のノリで始まる。
 
カンフーアクション映画を観てるようで
ボリウッドのティストも
でもやはりイギリスコメディ?
決めつけれない作品。
 
”章”で物語は展開していく。
 
姉のリーナの
恋落ちから婚約までが素早いのも
面白い展開。
 
友人と3人組での行動が
探偵団風で楽しめる。
 
やっぱりインド映画の
パターンも溢れている。
 
急に日本語の歌が流れビックリ!
(何かは劇中で御確認を)
 
話が進んでもジャンル
要素がゴッタ煮状態に
「おバカ映画」になってないのが良い。
 
5章でウエディング
いよいよ結婚式。
 
3人組は本当に高校生?
と思うぐらいに、ある意味大活躍。
 
歌も踊りも魅せるシーンも。
 
まだラスト違うけど
何回も面白いと思った終盤
怒涛のラストまで御期待!
 
ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ヒット作を送り出してきた
二人のプロデューサー作品
面白いに決まってる!
 
今年一番面白いと思った。
 
 
 
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祝 結婚!玉城ティナ主演 映画「#ミトヤマネ」

2024-10-08 16:57:37 | 2023年関西公開作品
©2023 映画「#ミトヤマネ」製作委員会
 
玉城ティナ主演
宮崎大祐監督作
映画「#ミトヤマネ」
 
 
 

映画『#ミトヤマネ』公式ホームページ

主演玉城ティナ 監督・脚本宮崎大祐、ネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業にする女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描いたスリラー「VIDEOPHOBIA」で...

映画『#ミトヤマネ』公式ホームページ

 
 
〈あらすじ〉
主人公の「ミトヤマネ」は
絶大な人気を誇る
カリスマ・インフルエンサーで、
日々様々な SNS 投稿をして
生活を送っている。
そんな姉を陰で支えているのは妹のミホだ。
そんなある日、
ミトが所属している
インフルエンサー事務所の
マネージャーから、
「ディープ・フェイク」アプリとの
コラボ案件を持ちかけられる。
アプリは大人気となり、
世界中の至る所にミトの顔が拡散された。
一方、ミトの顔を悪用する者も
次々と現れる。
そんな状況すら自分の人気につながると
喜ぶミトであったが…。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
宮崎大祐監督としては
「PLASTIC」に続く
今年二本目の長編であり
本格的な商業映画だなと。
そして玉城ティナ以外
主役を演じられへんやろ?と
思うほど当たり役です。
インフルエンサーを扱い
今、リアルに観ておかなければ
ならない作品。
玉城ティナさんは
一度、舞台挨拶取材に
行きましたが
AIみたいに整った顔立ちでした。
前半はスマホイケイケ風
後半はインフルエンサーの苦悩
自分とは?と
いつもの宮崎節表現も健在。
少しだけ出る安達祐実も
安達祐実で笑った。(当たり脇役)
今後、大きな作品に携わるのか?
宮崎大祐監督の
分岐点になるかも作品を是非。
 

 

 

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フランス映画 「ボレロ 永遠の旋律」10月11日(金)塚口サンサン劇場公開

2024-10-08 16:09:00 | 2024年関西公開作

 

(C) 2023 CINE-@ - CINEFRANCE STUDIOS - F COMME FILM - SND - FRANCE 2 CINEMA - ARTEMIS PRODUCTIONS

10月11日(金)塚口サンサン劇場公開

フランス映画
「ボレロ 永遠の旋律」

(HP)
https://gaga.ne.jp/bolero/

(予告編)
https://youtu.be/nRWlboQji1s?si=lZWEsflIYksIgNfK

<あらすじ>
1928年<狂乱の時代>のパリ。
深刻なスランプに苦しむモーリス・ラヴェルは、
ダンサーのイダ・ルビンシュタインから
バレエの音楽を依頼されるが、一音も書けずにいた。
失った閃きを追い求めるかのように、
過ぎ去った人生のページをめくる。
戦争の痛み、叶わない美しい愛、最愛の母との別れ。
引き裂かれた魂に深く潜り、
すべてを注ぎ込んで傑作「ボレロ」を作り上げるが──。

<高橋裕之のシネマ感>
約100年前の話である

何気ない音をヒントに
音楽を作る。

メインタイトルのシーンから
魅了されてしまう。

♪ボレロ♪の話であり
作曲家モーリス・ラヴェルの
苦悩の話でもあった。

楽団の演奏も迫力ある。

モーリス・ラヴェルの
ピアノ曲も良い。

クラシック音楽ファンには
タマラナイ映画

モーリス・ラヴェルは
拘りの強い人物なんだね。

負の力が強い時は、うまくいかないね。

モーリス・ラヴェルの
過去の生きざまが「ボレロ」繋がる?

同じメロディを17回繰り返す曲が誕生。
それが「ボレロ」

モーリス・ラヴェルの
愛の感情がわからない。
(母親の面影が邪魔してる?)

戸惑うと回想が入る。

色んな事があっても
バレエと共に「ボレロ」は
絶賛されることに・・・

そして。

シネスコサイズで
ボレロに洗脳される2時間。

観終わった後
しばらくはメロディーが離れない!




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ドキュメンタリー映画「顔(イェン)さんの仕事」今関あきよし監督ZOOMインタビュー

2024-10-08 15:57:06 | 2024年関西公開作

ドキュメンタリー映画「顔(イェン)さんの仕事」今関あきよし監督ZOOMインタビュー

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