イーモバイル S22HT 白ロム機購入!!

2010年02月27日 13時00分08秒 | S22HT
イーモバイル 端末を買い増ししました。

端末は S22HT Dual Diamond:パールホワイト

MicrosoftR Windows MobileR 6.1 Standard Editionで2種類のキーボードを搭載している。

最大通信速度7.2MbpsHSDPAといままでのS12HTの倍速!!

無線LAN,Bluetoothのワイヤレス通信が可能で、ソフトの追加で無線LANルーターとしても活用できます。

無線LANルーターになるということは、Bluetooth非搭載のノートPCでも無線通信でイーモバイルの回線を利用でき今まで以上に大活躍しそうです。

その分通信費は掛かりますが、PCから接続しても上限4,980円となっているので安心。


今月は設定やら試験で上限金額に到達しそうですが・・・


まずは、母艦PCと接続してOutlookのデータをシンクロすることによりPIM環境は簡単に構築完了。

S12HTで使って居たmicroSDを入れて個別データもOK。

あとはアプリ関連なんですが、最近のWindowsMobile端末はシステム改変を防ぐ為の「アプリケーションロック」が施されていて、承認されていないアプリケーションのインストールができない。

となると、S12HTで使っていた Bluetooth DUNも構築不可となる。

当然この辺りは調査済みでこのアプリケーションロックを外すことにした。

下記の手順で解除。
(1) regeditSTG2.exe を端末側で起動し、以下のレジストリを編集(ほかのレジストリエディタ、たとえばRescoなどでは以下のレジストリ項目を編集することはできません)

ダウンロード:regeditSTG2.exe
※ダウンロードはフォーラムにユーザー登録(無料)が必要です。

[HKEY_LOCAL_MACHINESecurityPoliciesPolicies]
"00001001"=dword:00000001
"00001005"=dword:00000028 (10進:Decimalなら40)
"00001017"=dword:00000090 (10進:Decimalなら144)
"0000101a"=dword:00000001


(2) 母艦PCとActiveSyncで接続して、母艦PCで SDA_ApplicationUnlock.exe を実行
ダウンロード:SDA_ApplicationUnlock.exe

これで承認されていないアプリケーションがインストール可能となります。

次にBluetooth DUN(ダイアルアップネットワーク:以下 BT-DUN)のプロファイルを導入。
(3)BT-DUNのプロファイルインストールファイル:WM6_BT_DUN.CabをS22HTの任意のフォルダに入れてインストールする。
ダウンロード:WM6_BT_DUN.Cab
※ダウンロードはフォーラムにユーザー登録(無料)が必要です。

(4)S22HTを再起動する。

(5)母艦PCとペアリング
a.双方のBlutothをON
b.S22HTからComm Managerを実行し[詳細設定](右ボタン)-[2 Bluetoth]を実行
c.「1 Bluetooth」を実行
d.「新しいデバイスの追加...」を実行
e.表示されたデバイスを選択(母艦のBluetooth設定で「□Bluetoothでコンピュータの検索を許可する」をONにしておく)
f.S22HTでパスコード(0000など)を入力し[次へ]
g.母艦PCで検出の通知によりパスコードの入力が要求されるので、fで入力したパスコードを入力すればペアリング完了

(6)母艦PCのモデム設定
ペアリングが完了すると母艦PCのデバイスにモデムが追加される
a.マイコンピューター(またはコンピュータ)-(右クリック)[プロパティ]
b.[デバイスマネージャー]
c.「モデム」-「Bluetoothリンク経由標準モデム」(追加されたモデム)をダブルクリック
d.[詳細設定]タブを開き「追加の初期化コマンド」欄に下記を入力
+CGDCONT=1,"IP","emb.ne.jp"
e.[OK]で閉じる
f.コントロールパネル-[ネットワーク接続]でダイアルアップネットワークを追加する。
g.モデムの構成で[ハードウェアの機能]及び[スピーカーを使う]のチェックを全てOffにする
h.下記のダイアル番号、ユーザー名、バスワードを入力する。
・電話番号:*99#
・ユーザー名:em
・パスワード:em

以上で完了。
母艦PCでダイアルネットワークから接続を試して接続できればOK。

次は、無線LANルーターの設定。

無線LANルーターを実現するツールは「WMWifiRouter」,「WiFiSnap」,「DeleGate」とある様ですが、WMWifiRouterのAll languages版 Ver 1.61 (build 1126)を使うことにしました。



日本語対応でS22HTのキーボードでも問題なく操作でき、設定も非常に簡単でした。

Comm Managerで無線LANのON/OFFが必要なく、WMWifiRouterの[接続]を実行するだけで、emb接続→無線LAN ON→ルーター起動の一連の処理が実行されるので簡単です。

切断を行えば、ルーター停止→無線LANOFF→emb切断とこちらも簡単でした。


他の「WiFiSnap」 EM版はS22HT非対応で動作せず。
DeleGate」は使えましたが、画面表示が乱れてしまい、使い勝手が今ひとつという感じでした。


無線LANルーターの設定でBluetoothダイアルアップの機能を持たない無線LAN搭載機でS22HT経由でネット通信が可能になります。

確認端末:DELL XPSノートPC,iPod Touch(第3世代)

この回線は重宝しそうです。