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お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

紅梅も咲き始めました

2009年02月04日 | 樹木


 紅梅に花が咲きました。
ウメの木の支えの竹と、梅の木の間に、一輪、開いていました。
ちょっと見にくい場所でしたが、確かに咲きだしました。



 他にも、開き始めた花も見られました。
立春の日を飾るように咲き始め、うれしい感じがします。
 でも、昨年と比べると、どうでしょうか。
2008年2月23日に同じ紅梅が咲き始めています。
このブログの「つづいて紅梅も・・・」という記事をご参照ください。
単純に、温暖化といえるかどうかわかりませんが、
それにしても今年は早かったですね。

(撮影: 2009.2.4)

春を待つヒカンザクラのつぼみ

2009年02月03日 | 樹木


 今日は、福は内、鬼は外、の節分ですね。
春は間近、節分の日の明日は、立春となります。
そんな時期に、ヒカンザクラのつぼみも、
少しずつ膨らんできているようです。



 こちらは、昨年の3月20日に撮影したもので、
その日の「ヒカンザクラ、咲きました」という記事に使用したものの再掲です。
比べてみると、今はまだ小さなつぼみですが、
その中に、こんな風にあでやかに花開く元が準備されているのだ
と考えると、何か胸が熱くなります。

(撮影 1点目: 2009.2.2 2点目: 2008.3.20)

針葉樹シリーズ5-カヤ

2009年01月30日 | 樹木
2009年1月30日撮影 カヤの葉

 かいじあむのお庭の針葉樹、その5、カヤです。
葉は、かたくて、先がとがっています。
葉の表面には、つやがあり、裏側は、白っぽくなっています。

2009年1月30日撮影 カヤの樹形

 イチイ科カヤ属の常緑針葉高木で、大きな木では、35mにも
また太さでは、幹の直径が2.5mにもなるそうですが、
かいじあむのお庭のカヤ(この写真の真ん中の1本)は、まだまだ若いものです。

2009年1月30日撮影 カヤのネームプレート

 こちらは、カヤの木のネームプレートです。
その説明の中に、カヤの実のことがでてきますが、
このブログの2008年7月28日の記事に「カヤの若い実」があります。
あわせてご覧ください----->こちらから

(撮影: 2009.1.30)

針葉樹シリーズ4-スギ

2009年01月27日 | 樹木


 かいじあむのお庭に植えられている針葉樹にスポットをあてた
針葉樹シリーズの第4として、スギをとりあげます。
 スギの枝先です。
文字どおり、針のようにとがった葉をしています。
枝先のいくつかに、雄花がついています。
ここでは、スギ花粉症に配慮して、花粉の出にくいスギが植えられているようです。



 こちらは、スギの実ですね。



 スギの木は大きいので、樹形全体はちょっときびしいので、
まずは根元の方からです。



 そして幹の上の方。
スギは、基本的に根元から梢まで、まっすぐです。



 おしまいにネームプレートをご覧ください。
スギは、とても古い時代から人の暮らしと密接だったそうです。

(撮影: 2009.1.26)

お庭の主みたいなケヤキ

2009年01月23日 | 樹木


 大きなケヤキの木です。
かいじあむのお庭で、一番大きな樹木ではないかと思われます。
お庭のシンボルツリーは、このケヤキの木の近くにあるヤマナシの木ですが、
こちらのケヤキは、“主”のような存在みたいです。

(撮影: 2009.1.19)


※※※かいじあむ情報
 かいじあむは、本日(1/23)まで、休館です。
明日から通常に開館します。どうぞよろしくお願いいたします。

ヒメゴヨウマツ

2009年01月19日 | 樹木


 針葉樹シリーズ第3弾、ヒメゴヨウマツです。
ゴヨウマツは、別にヒメコマツともよばれ、
葉が5本のまとまりとしてつくので、その名があります。
5本なので、アカマツなどに比べ、枝にボリューム感があるともいわれ、
大きくキタゴヨウマツと、このヒメゴヨウマツがあるようですが、
園芸種も多く見られ、庭木などとして好まれています。



 こちらは、その樹形です。
マツというよりは、クリスマスツリーに用いられる気に似てる感じがします。
(そう、したてられているのかな・・・?)



 このヒメゴヨウマツのネーム・プレートです。
この木は、庭木や盆栽などの観賞用だけでなく、
材もとても幅広く利用されているのですね。

(撮影: 2009.1.18)

咲いた、のに・・・

2009年01月18日 | 樹木


 もう、ここまで開きました。
かいじあむのお庭で、いちばん早く開花するウメの木に、
この春、いちばん早く咲いたウメの花です。
ですが、せっかく咲いたばかりなのに、
5つの花弁のうちの左上の一つが、半分以上欠けています。
その近くの、おしべも痛んでいる感じ・・・。
どうやら、開いたばかりのウメの花、
花喰い鳥さんにかじられちゃったみたいです。

(撮影: 2009.1.18)


《追記》
 今年は、昨年に比べ、このウメの開花、少し早いようです。
昨年の最初の開花は、2月5日の「ウメ一輪・・・」という記事で紹介しています。
ご参照ください----->こちらから

これで、咲きました、といえるかしら・・・

2009年01月16日 | 樹木


 うわぁ・・・。すごい、どアップ。
実は、ウメ(白梅)のクローズアップです。



 もうちょっと普通に見ると、こんな感じ・・・。
これで、「ウメが咲きました!」といえるでしょうか。
はじめの写真で、観察していただきたいのですが、
おしべも、まだ伸びきっていなくて、
赤ちゃんみたいです(あるいは、“もやし”かな)。
この1輪が、かいじあむのお庭で、いちばん進んでいる子です。



 二番手は、こんな感じ・・・。
以上、「かいじあむのお庭の梅便り」でした。

(撮影 2009.1.16)

“ナンジャモンジャ”

2009年01月13日 | 樹木


 針葉樹シリーズの第2弾で、ナンジャモンジャの木です。
正しくは、リョウメンヒノキ(両面檜)というのだそうです。
普通、ヒノキの葉には、ウラとオモテがありますが、
その区別がない種なんだそうです。
どっちがどっちか、わかんない~、ということでナンジャモンジャという
呼び方が生まれたようです。



 さて、樹形ですが、こちらも、まだヒョロヒョロしています。
もう少し年数が経つとどんな風になるのかな。



 最後にネームプレートです。
ヒノキ科の常緑高木なんだと・・・。
 ちなみに、このプレートの説明の後半にある「芦川村」は、
その後の市町村合併により、現在では、笛吹市芦川町となっています。

(撮影: 2009.1.12)