お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

ヤマボウシの実

2008年06月30日 | 樹木
 昨日見たヤマボウシの実です。
ヤマボウシは5月から最近まで、ずっと咲き続けてくれていましたが、
このところ花も終わりになり、代わりに実の存在が目立ってきました。
たいていのヤマボウシの実は、今の時期は緑色をしていますが、
少し気の早いヤマボウシは、こんなふうにもう赤い色をしています。

(撮影: 2008.6.29)

七夕の笹飾りが飾られています

2008年06月29日 | 季節の話題
 昨日(6/28)と今日、かいじあむでは、
七夕飾りをつくるイベントが開かれました。
7月7日まで、正面玄関脇に飾られます。
写真は、本日朝の撮影で、昨日の作品がたてられている状況です。
今日の飾りは、そのとなりにたてられることになっています。
ご参加いただいたお一人おひとりの願いがかなうといいですね。

(撮影: 2008.6.29)

ニンジンの花を見に来てください

2008年06月28日 | 
 今の時期、かいじあむの畠では、ニンジンが花盛りを迎えています。
今年はとてもたくさんの株から、たくさんの花茎が立っていて、
たくさん、たくさん花が咲き出しています。
そして、そこはかとない香りを辺りに漂わせています。

 1点目の写真は、一番盛りを迎えた花序に焦点をあてました。



 こちらは、盛り少し前の集合花序です。
数多く枝分かれした花茎の先に、白い小さな花がたくさんついているのがわかります。
四方八方に枝分かれした花茎は、初め水平よりも上向き加減ですが、
花序が育つとともに、だんだん下がっていき、この写真の状態を通り過ぎると
初めの写真のように下がりきって、花序全体が球形に近い形になります。



 3点目の写真は、結実期を迎えようとしている花序です。
いったん大きく下がった枝分かれした花茎は、再び持ち上がっていきます。

 こんなふうに、たくさんの花が、それぞれの段階を示しています。
ニンジンの花の香りや咲き方、実が結ばれていく様子を
実際にご覧になってはいかがでしょうか。

(撮影: 2008.6.27)

ツバメが忙しそうに・・・

2008年06月27日 | 
 ツバメがとても忙しそうに飛び交っています。
きっと子育ての真っ最中で、たくさんの昆虫などのエサを
巣で待つかわいい子ツバメたちに、もっていってあげなければならないのでしょう。
がんばってね! って、声をかけてしまいました。

(撮影: 2008.6.27)

キキョウの花

2008年06月25日 | 草花
 月曜日に見たときは、パンパンに膨らんだつぼみでした。
昨日は休館日のため見てないのですが、たぶん昨日に開いたのではないかと。
とてもさわやかに咲いたキキョウです。
このキキョウも、自然界においては、絶滅が危惧される傾向のものだと
今年春のシンボル展で紹介されていました。

(撮影: 2008.6.25)

ハナゾノツクバネウツギの花咲く

2008年06月24日 | 樹木
 ハナゾノツクバネウツギの花が咲き始めました。
このハナゾノツクバネウツギという長い名前の木は、
スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木ですが、
園芸的な世界では、学名をカタカナ表記したアベリアの名称の方でよく知られています。
 このハナゾノツクバネウツギの花は、図鑑では、「5月から」とされていましたが、
かいじあむのお庭では、10日ほどまえから目立つようになりました。
この花は、息が長くて、11月頃まで、順々に咲き続けます。

カワラナデシコ

2008年06月23日 | 草花
 ナデシコ科ナデシコ属のカワラナデシコです。
ほぼ毎日行っているお昼のお庭の巡回時には、小雨が降っていました。
傘をさしての巡回でしたが、雨の日には、雨の日の良さがあります。
この明るいピンクをしたカワラナデシコも、普段の日なら通り過ぎていた物ですが、
その瞬間、雨の中で、強く訴えてくるものがありました。

(撮影: 2008.6.23)

※※※ かいじあむ情報
 明日は、火曜日、かいじあむは、休館です。