お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

調整池の周りのトンボたち

2008年07月31日 | 昆虫


 かいじあむのお庭の一角にある調整池の今日のお昼のようすです。
この周辺には、トンボがけっこう、いろいろと見られるんです。



 はじめに、シオカラトンボのオスをご覧ください。
いつもは、池の水面周辺を飛び回っているのですが、
木の根元でちょっと一休みです。



 続けて、シオカラトンボのメスです。
こちらは、木を見ているときに、目の前にすうっととまったので、パチリしました。



 そして、ギンヤンマ。
ギンヤンマは、調整池の水面の上を、結構な速さで飛び回っていました。
なかなか休むことはないようなので、飛んでいるのを撮ることにしました。
さすがに難しいテーマとなりましたが、へたな何とかも・・・で
こんな写真が撮れました。

(撮影: 2008.7.31 4点とも)

季節外れのフジの花

2008年07月30日 | 樹木


 あれれ、この花は、フジの花ですよ。
フジの花といえば、ふつうゴールデンウィークごろですよね。
ところが、かいじあむのお庭にあるフジの木の1つに
花が見られるのです。
右手奥には、ぼんやりと写っていますが、20~30センチの実がなっているのにね。
とても不思議です。
こうしたなかなか説明が付きにくい花を“狂い咲き”なんていったりしますが・・・。

(撮影: 2008.7.30)

ミツバツツジの三つ葉です

2008年07月29日 | 樹木


 春に花を楽しませてくれたミツバツツジの今頃のようすですが
葉を真上から見てみると、原則的に3つの葉が
光を受けやすくうまいぐあいに開いているのがわかります。

(撮影: 2008.7.26)


※※※かいじあむ情報

・・・今日(7/29・火曜日)は、休館です。
・・・8月と9月のかいじあむカレンダーは次のとおりです。

・・・なお、8月9日から8月24日までは、閉館となる時間が6時まで延長されます。
   夕涼みをかねて、かいじあむをお楽しみください。

カヤの若い実

2008年07月28日 | 樹木


 カヤの木に、径10数ミリほどの大きさの、
丸い緑の実がたくさんついていました。



 カヤの木の上の方を見上げました。
上の方にもたくさん付いてますね。



 カヤの木って、こんな木なのです(と、説明省略、プレートをお読みください)。

(撮影: 2008.7.26)

オオサカヅキモミジ

2008年07月27日 | 樹木


 かいじあむのお庭に何種類かのモミジ・カエデ類が植えられていますが、
その中でも、とりわけ豪華な感じを漂わせているのが、
このオオサカヅキモミジです。
いまは、濃い緑とプロペラのような形をした実が目をひきます。



 このオオサカヅキモミジは、かいじあむの竣工記念として植えられたものです。
木の隣にある標柱は、そのことを示しています。

(撮影: 2008.7.26)

今頃のヤマナシの実

2008年07月26日 | 樹木
 毎年のことですが、かいじあむのお庭のシンボルツリーであるヤマナシの木は、
夏ばてします。
葉の多くが枯れて、落ちてしまいます。
この写真でも、枝先の葉数が、だいぶ減っているのがわかります。
 さて、そのヤマナシの木の実ですが、こうして見ると
枝から柄が上に伸びて・・・、いいかえれば上向きになるのだな、・・・と。

(撮影: 2008.7.25)

カキの若い実

2008年07月25日 | 樹木
 かいじあむのお庭には、たくさんの木が植栽されていますが、
それぞれに意味を持たせて植えられています。
 これは、「甲州八珍果」の一つとして植えられているカキの木に
一つだけ付いた若い実です。
カキは品種が多く、それぞれの実の形や味が違います。
これはどんなカキなのでしょう。



 木の隣にプレートがありました。
ふ~ん、そういうカキなんだ・・・と。

(撮影: 2008.7.25)

ハラビロカマキリ

2008年07月24日 | 昆虫
 夕方、クヌギの木にクワガタ虫を探しにいきましたが、
クワガタには出会えず、かわりにこのハラビロカマキリに出会うことが出来ました。
まだ若い個体のようです。
 特徴であるお腹がとても幅広のようすは、このカットには写っていませんが、
じっくりと観察することができ、すぐにその名前が浮かんできました。
 まるで何度もこのハラビロカマキリに会っているみたいですが、
実は、成虫にははじめてのご対面でありました。
 成虫には・・・ということは、・・・
 そうです。以前、このかいじあむのお庭で、ハラビロカマキリの卵を見つけて
ご紹介したことがありますもの(2008.1.8の記事参照)。

ススキの花穂

2008年07月23日 | 草花
 暑いあついといっている人間様ですが、
自然界はものすごい速さで、もう次の季節の
準備が進んでいるようです。
 今日のお昼のお庭の巡回で、ちょっとした驚きは、
このススキの花穂でした。あー、もう穂が出ている・・・
若い穂の向こう側に見えるのは、去年のもので、
枯れススキがそのまま残っているのです。
ススキの世代交代の姿を見た夏の昼下がりでした。



 その若い花穂をクローズアップしてみました。
ちょっと、ふわふわ、きらきら・・・
しばし暑さ逃れにご覧ください。

(撮影: 2008.7.23)

今頃の白根三山

2008年07月22日 | 見える山々
 梅雨明けして以後、暑い日が続いています。
かいじあむのお庭の西側には、ずっと遠くに南アルプスの主峰、
白根三山が霞みがちに見えます。



 南側から農鳥岳・間ノ岳・北岳と続く山並みのうちの間ノ岳をクローズアップです。
まだ沢沿いには、雪が残っているのがわかります。
 やまなしの山は、夏山シーズンを迎え、登山者で賑わうことと思いますが、
事故のない夏になるよう祈りたいと思います。

(撮影: 2008.7.19、 2点とも)

※※※かいじあむ情報 7/22(火)は休館日でした・・・ 次は7/29(火)です。