お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

ふわふわのタンポポ

2008年04月30日 | 草花
 万物の創造主は、あちらこちらに
実にきめ細かい創意を尽くしていると
感じることがありますが、
このタンポポの綿毛のボールを見ると
その想いを強くします。

(撮影: 2008.4.29)

キリの花です。

2008年04月28日 | 樹木
 キリは、ゴマノハグサ科キリ属の落葉高木です。
このところ、少しずつ薄紫色の花が咲いてきています。
背の高いところで咲くので、なかなか花をしっかり見ることは
難しいのですが、望遠レンズで見たものを右側の円内に
ご紹介します。

(撮影: 2008.4.27)

きれいな夕焼け空

2008年04月27日 | 季節の話題
 今日は、きれいな夕焼け空が見られました。
撮影時刻は18時08分でした。
日没直後という感じでしょうか。
今の時期は、ちょうど鳳凰三山のあたりに日が入るようです。
あしたもお天気になりそうです。

(撮影: 2008.4.27)

■かいじあむ情報
  かいじあむは、あしたの月曜(4/28)は開館です。
  また明後日の火曜(4/29)は、祝日につき開館となり、
  その翌日(4/30)も臨時開館となります。
《訂正とおわび》この開館情報について、当初のものに誤りがありました。
  お詫びして、上記のとおり訂正します。

卯の花の・・・

2008年04月27日 | 樹木
 ♪う~のはなのにおう垣根に
   ホートトギ~スはやも来鳴きて・・・♪

今日は、ちょっと暑い日になりました。
それにウツギが咲き出したりしているのを見て、
冒頭の歌が出てきました。
まだホトトギスは来てないようですが・・・。

(撮影: 2008.4.27)

雨の中のドウダンツツジ

2008年04月26日 | 観察会
 今日は、お庭の観察会が予定されてたのに
お昼頃からパラパラとし始め、あいにくの天気となりました。
それでも、予定どおりに行われたお庭のツアーのメニューですが、
もう花が終わって文字通り3つの若葉が開いてきたミツバツツジ、
赤く咲いてるヤマツツジに、オレンジのレンゲツツジ。
それからサラサドウダンに、このドウダンツツジ。
などなど・・・と、今頃のツツジがメインとなりました。

(撮影: 2008.4.26)

ナナカマドの花です

2008年04月26日 | 樹木
 ナナカマドの花です。
直径6~10ミリの小さな花が無数に集まって
綿菓子のようなふわふわした感じに咲いています。
 ナナカマドは、七回、竈(かまど)にくべても燃え残る、
すなわち萌えにくい木ということでこの名があるそうですが、
枯れた木は、実際にはよく燃えるそうです。
 秋には、紅葉が美しく、また落葉した後も赤い実が目立ち、
親しまれる木であることから、よく公園の植栽や庭木としても利用されます。

(撮影: 2008.4.25)


※※※かいじあむイベント情報
 本日(4/26)は、午後1時30分より、月例の
お庭のガイドツアーが行われます。
所要時間は1時間弱で、いまのお庭の見どころを
博物館ボランティアがガイドします。
 今日は、あいにくの曇り空ですが、フジやレンゲツツジ、
今回のナナカマド、まだまだ見られるマルメロなど、
いろいろな見どころがあるお庭の散策会となります。

フジの花です

2008年04月25日 | 樹木
 フジの花が咲き始めました。
かいじあむのフジは、棚がかけてあるのではなく、
ケヤキの木の根元に植栽してあり、木にからみつくように
ヤマフジのような自然な状態になっています。
 前回のカラスノエンドウと花のつくりが似ていると思いませんか。
そうです。
フジは、落葉つる性木本ですが、カラスノエンドウと同じマメ科なので、
一つひとつの花のようすは、とてもよく似ています。
花の後のマメもそっくりですよ。

(撮影: 2008.4.26)

カラスノエンドウの花

2008年04月24日 | 草花
 調整池のフェンス際に、カラスノエンドウの花を見ました。
マメ科ソラマメ属の越年草で、どこにでも見られる“雑草”の1つです。
花の時期は、3月頃から6月頃までとなっています。
 さて、この花は、このあと実を結びます。
マメ科なのでサヤに入ったマメ科に特有のものになりますが、
これが子どものころの遊びの記憶に結びきますね。
 サヤが真っ黒に熟す前、マメが大きくなって、
しかもまだサヤが黄緑色をしているときに、このサヤを取って、
中のマメを取り除いて、笛にして遊んだものです。
かいじあむのある甲州では、“しびびー”とか、“しーびーびー”とか
呼んでいました。

(撮影: 2008.4.23)

すいすいアメンボ

2008年04月23日 | 昆虫
 かいじあむの建物の正面玄関の左手前方に、
防火用水も兼ねた池があります。
この池は、いつも無機的な表情を見せていますが、
けっこういろいろな鳥や昆虫などがやってきます。
今日は、じっくりアメンボを見ました。
 アメンボは、もともと体重が軽いということと
水をはじくことで水の表面張力により、水面の上を
すいすいと泳ぐ、いや歩き回る、いや行動する・・・?
のです。

(撮影: 2008.4.23)