お庭の自然

ある博物館のお庭で2007年12月から2009年3月まで16ヶ月の自然観察記録です

2月の観察会、本日開催

2009年02月28日 | 観察会


 今日は、朝までの天気予報では、晴れ間も期待できるとか、
でも、結果的に、曇りで、肌寒い日となりました。
 そんな中、午後1時30分から、博物館ボランティアさんのご案内による観察会
「かいじあむ・お庭の見どころガイド」が開催されました。
今日の観察順路と、主な見どころは、上のようでありました。



 今日開催のボランティア養成講座にご参加の皆さんにも加わっていただいたので、
いつになく大勢の方が、お庭の自然についての、ボランティアさんの説明に
熱心に耳を傾けていました。
この写真は、ちょうど満開となっているマンサクの花のところで、
花の名前のいわれなどについて、お話を聞き、
実際のようすを観察しているところでです。



 はい、それから、観察の対象となったマンサクの花です。

(撮影: 2009.2.28) 

雨粒を受けたジンチョウゲ

2009年02月27日 | 樹木


 葉に、雨粒をたくさん受けたジンチョウゲです。
今日の天気も、お察しのとおり・・・。



 ちょっとばかり大きくしてみましたが、
光がたりないから沈んで見えます。
でも、光がたりなくても、雨を受けながらでも、
香りを放っていました。

(撮影: 2009.2.27)


※※※かいじあむ情報
 2月28日(土)は、「お庭の見どころガイド」が開催されます。
 午後1時30分から、約1時間程度、どなたでもご参加いただけます。
 少し天気が回復しそうです。
 満開のマンサクや、ジンチョウゲの香りが、ご参加をお待ちしています。

アナタモイカガ???

2009年02月26日 | 


 カシラダカさぁーん、今日は曇り日で、とても寒いですね。
水の中は、冷たくないですかぁー?



 イヤー、ナカナカ ヨイ ユカゲンデゴイス。

 湯加減だなんて、だいじょうぶですかぁー?



 ソーラ、トッテモ イイゾー。

 あらら、頭から、水浴びしちゃって、風邪ひきますよ。



 アンタモ ヤッテミンケ?

(撮影: 2009.2.26)

今日のシダレヤナギ

2009年02月25日 | 樹木


 今日もお昼頃まで雨模様でした。
お庭の木々のあちこちに、雨粒がついていました、こんなふうに・・・。
 この写真ですが、シダレヤナギのえだに付いた
水滴をとらえたものですが、いっぱいにふくらんだ水滴の中に、
かいじあむの建物や枝を広げた木など、
向こう側にある景色を逆さまに閉じこめていました。



 こちらは、調整池の周囲のシダレヤナギです。
枝垂れた枝の先が、かなり緑色をしてきたように思えます。
また調整池の方も、広いかいじあむの敷地内から
集まってきた雨水で出来た水面に、曇り空を映していました。



 シダレヤナギの枝先が緑がかってきたのは、
こんな変化によるものです。
そう、芽がふくらんで、褐色をした冬のカバーが開き、中から・・・



 花の房が伸びてきているのです。
シダレヤナギは、葉が出る前に、こうした花の時期を迎えます。



 最後に、シダレヤナギのネームプレートをご覧ください。

(撮影: 2009.2.25)

ぐずついた天気続いてます

2009年02月24日 | 季節の話題


 かいじあむの周回園路です。
館の建物の西側で、南の方向を向いての撮影です。
右手の植え込みの先には、いつも話題にする調整池があります。
そして遠くには、甲斐の山々のうち、御坂山地の山並みが・・・。
白くてほんわかした雲を襟巻きみたいにして・・・。
この周回園路をもう少し進むと、右手に見えるもの、それは・・・。



 いまが盛りのマンサクの花です。



 こちらは、別のマンサクの木です。
こっちの方が少し花が小さめ、それぞれに個性があるようです。

(撮影: 209.2.23)


※※※かいじあむ情報
 かいじあむは、2月24日、火曜日、休館です。
どうぞご注意ください。

雨の日に、一輪の・・・

2009年02月23日 | 樹木


 今日は、朝からパラパラと春の雨が降っています。
お昼のお庭巡回も傘なしで、とおしました。
雨の日には、雨の日の良さがある・・・
そんな気持で、キョロキョロと巡回を進めると、
何と、一輪だけでしたが、ヒカンザクラ(緋寒桜)が咲き始めていました。



 コンパクトデジタルカメラで、ストロボ撮影でしたので、
あんまりきれいには撮れてませんが、
それでもいち早く咲いたヒカンザクラをご覧にいれます。

(撮影: 2009.2.23)

ホオジロ、いろいろ・・・

2009年02月22日 | 


 調整池の南側の畔に植えられているシダレヤナギに、
ホオジロの姿を認めました。
両側の羽の先の方(初列風切=しょれつかざきり)が、
体より下の方に下がっていて、ツグミみたいです。
いつもは、その羽に隠されている、おしりの部分があらわになっていて、
その赤茶の色に少しおどろきました。



 ホオジロは、同じ場所で、くるっと向きを変え、
また違う表情を見せてくれました。
今度は、胸のやわらかそうな、優しい色に目をひかれました。



 同じ姿勢から、今度は、頭の上の羽を立たせて、
カシラダカのような表情を見せてくれました。

 さて、今回の記事タイトルですが、すべて同じ個体ですが、
こんな風に、いろいろな表情を見せてくれたホオジロでありましたので、
だじゃれっぽく、そんな題になった次第です。

(撮影: 2009.2.22)

ジンチョウゲ、香り漂い・・・

2009年02月21日 | 樹木


 ジンチョウゲの花が、ちらほら、開きはじめ、
一分咲きとまではいきませんが、香りの方は、
五分咲きくらい漂っています。
かいじあむにお出かけくださるお客様を最初に、この香りで歓迎する、
そんな日がこれから先、ひと月くらいは続くでしょうか。

(撮影: 2009.2.20)

雨のかいじあむ

2009年02月20日 | かいじあむ・スケッチ


 昨日のこのブログの記事で、“大雪”
という天気予報のことを書きましたが、
結果的に、かいじあむのある甲府盆地一帯では、雨の日となりました。
それも、朝方まで、強く降っていましたが、
お昼時を迎え、小止みになってきています。
 かいじあむの前庭のようすをご覧いただきますが、
このとおり、雪はないでしょ・・・。

 あわせて、お知らせですが、画面の右手の案内板にある
現在開催中の企画展『甲斐の国のたからもの』は、
3月2日(月曜)までということで、残りの会期が10日ほどとなりました。
どうぞ、お見逃しなく。



 こちらは、ご利用者の皆さま向け駐車場であります。
その駐車場にも、周辺道路にも、積雪はまったくありませんですよ。

 さて、もう一つお知らせがあります。
2枚目の写真の中ほどに写っている、古風な雰囲気を持つ松の木がありますが、
それは、このブログの先日(2/16)にも、お伝えした「鰍沢の松」です。
この松の木について、鰍沢舟運の歴史をはじめ、
いろいろな富士川流域の地域的なお宝情報を取り扱っておられる
谷口・湯之奥金山博物館館長のブログ『谷口一夫の富士川流域王国日記』で、
ご紹介をいただきました。
よろしければ、そちらもあわせてご覧ください。

(撮影: 2009.2.20)

春を告げるフクジュソウ

2009年02月19日 | 草花


 少し前から、フクジュソウの花が咲いています。
これは、撮影時に木陰になっていたので、少し沈んで見えますが・・・。



 こちらは、春の日を浴びて、きらきらと。
フクジュソウは、春の到来を告げる早春の花ですが、
天気予報は、今晩から明朝にかけて“大雪”だとか・・・。

(撮影: 2009.2.19)