2曲目と第1回ブルースマン養成講座

2曲目です。（これでアップロードはしばらくお休みです。）

They Call It Stormy Monday

原曲はT-Bone Walker（エレクトリックブルースギターの父）
ブルースセッションといえばStormy Mondayといわれるくらいスタンダードです。

私の出番はイントロのソロだけです。
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さてブルースマン養成講座　第1回

講師　「基礎を含めますか？美味しいとこだけにしますか？」

私　　「基礎ってやったことないので基礎を含めてください」

講師　「では前半30分を基礎、後半を教えて欲しいとこ　でいきましょう。
メトロノームは自宅にありますか？なければ安く譲ってあげますよ」

私　「リズムマシンがありますので・・・」（内心　メトロノームを侮っていました）

講師　「リズムマシンならクリック音で練習して下さい。それでは、このリズムで
ドレミファソラシドを弾いてみてください」

（えっ？　いまさらドレミ？・・・・あっ　あっ・・・弾けない・・リズムが狂う）

講師「ハイ、一つ治しましょう。ピックが弦にフラットに当たっていません。
プロもそれぞれ癖はありますが、フラットに当てることでライブでは音抜けが格段に
違います。角度で音に変化をつけることはあっても、基本はフラットです。
音が弱くなったり強くなったりしますね。
一定のリズムで均一に音を出す練習をして下さい。」

講師　「バッキングのバリエーションを増やしたいとのことですが、どんなんができますか？」

（ずっず　たっず　ずっず　たっず　とStormyのバッキングを2種類しかないが、披露）

講師　「ずっず　たっず　じゃなく　ずっず　たった　ですよ。この【たった】をきちんと
跳ねることがブルースのグルーブ感を出す基本です。
あっ、そこは薬指じゃなく中指の方がバリエーションを増やせます。」

（えぇ・・・慣れないのでやりにくい）

講師　「はい、ではメトロノームのスピードを半分に落とします。
でも弾くスピードは一緒です。この2拍子が4拍のうちの２と４です。２、４、１２３４のリズムで弾いて下さい。」

（弾けない・・・リズムが掴めない、いつのまにか１、３の拍子になっている）

講師「このドラムで言えばスネアのリズムを会得することがブルース上達の
入口です。よぉく練習しましょう。他に知りたいバッキングパターンがありますか？」

私　「シャッフルのおしゃれなやつを教えて下さい」

講師「こんなヤツですか。それならこう押さえて、このリズムで・・・」

私　「今日はどうもありがとうございました。メトロノーム売ってください」

第1回目　目からウロコがボロボロ落ちて、【メトロノーム決して侮るべからず！】

本場シカゴ仕込みの話も聞けて、こんだけウロコを落としてもらって
1時間2千円はお買い得です。

レッスン後雑談。

講師「歌は唄わはるんでっか？」（大阪出身の人です）

私　「1曲だけ唄ってます。ボーカルが歌詞覚えないんでしかたなく」

講師「私も唄わなかったんですが、シカゴで唄わないと上達しないぜと言われ
唄うようになった。
唄うとギターにも歌心が加わるので、是非ギターだけでなく歌も練習して下さい。
ライブで歌う歌わないは別にして、日頃歌うことが肝心です。」

ちなみに、講師は67年（？）のチェリーでブロックポジションのES３３５でして、
レッスンの後、「ちょっとギター弾かせてよ・・・う～ん、これがドットの335でっかぁ・・・
良いギター持ってはるんやから、もっともっと良い音だせるよう練習しまひょ」

次のレッスンが楽しみです。