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野茂英雄 引退

2008-07-17 21:25:24 | 野球

とうとう、この日がやってきてしまった。

トルネード投法で、日米の打者を切りきり舞いさせてきた野茂に、ユニフォームを脱ぐ日がである。

球は速くて鋭いフォークで三振の山を築くけれども、四死球も多くて・・・・

しかし日米通算200勝をマーク。

確か、日本の最後のシーズンは、監督と喧嘩別れしてでて行ったような感じだったと記憶している。確か、肩も壊していた。

そして、鮮烈のデビューは、日本人投手もメジャーリーグで通用することを証明し、世界に日本野球のレベルの高さを鮮烈に印象付けた瞬間だった。

ちなみに、私はイチローがメジャー挑戦する時と野茂の状況が何となく重なって見えていた。「イチローは既に日本でやるべきことはなくなっていて、最後の2年は早々と怪我で鮮烈を離れてしまっていた。」それでも、首位打者のタイトルを取ってしまうのだから、モチベーションも下がっていたと思う。

野茂は肩を壊していたり、監督との軋轢で日本での野球生活を続ける気力を失っていた。

だから、二人とも更にレベルの高い厳しい環境に身をおくことで、モチベーションを維持していたように思う。

ここ数年は肘にメスを入れ、リハビリを続けながら、マイナーやメキシコリーグでメジャー昇格を目指していた。ボロボロになっても、最後までメジャーのマウンドめざし、あきらめずに挑戦を続けた野茂投手は、真の英雄だと思う。

この功績は100年後にも語り継がれることでしょう。

その昔、日本人に凄い投手がいた。竜巻のように振りかぶり、突然打者の目の前から消えるほどのフォークボールを投げ込んだのだと。


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2 コメント

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野茂ほど (マーヒー)
2008-07-18 20:52:03
野茂ほど
記憶に残る投手は
そんないません。

野茂がユニフォームを
着たチームは、
ほとんど大好きです。

BYマーヒー
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自分が失敗するわけにはいかないという悲壮な決意... (bluemonk)
2008-07-18 21:30:00
自分が失敗するわけにはいかないという悲壮な決意で渡米していたエピソードや、マイナーで登板するやドジャースの首脳陣を色めき立たせた実力。
2度のノーヒットノーラン。
オールスターでの先発と好投。
確か、ヒーローインタビューでアメリカ人通訳が誤訳で頓珍漢な質問をしていたのがおかしかったなと言うのが印象に残っています。社会人チームを結成したりとアマチュアからプロに至るまで大きく球界に貢献している人ですので、今後の活躍も楽しみです。
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