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子供の安全は?

2006-05-18 21:54:10 | 日記・エッセイ・コラム

秋田県藤里町の小1年男児(7歳)が17日夕から行方不明となっていたニュース。その2軒隣の藤里小4年の女児(9つ)が4月、友達の家に遊びに出掛けたまま帰宅せず、約6キロ離れた同県能代市内の藤琴川で水死したばかりだった。当初は事故ということで終わろうとしていたが、小1男児がまたもや川の下流で水死体で発見されたため俄かに事件性を帯びてきた。それにしてもこのような事件が後を絶たない。

全国各自治体でも様々な取り組みがされていると思う。当市においても市老人クラブ連合会に登下校中の見守り活動が市から委託を受けて始まっている。老人クラブからは子供たちは挨拶も元気よく、とっても可愛らしいのだが、どうも保護者の挨拶がなかったりと首を傾げたくなるようなこともあるとの感想が早くもあがっている。つまり、地域の人間関係が希薄になってきていることや、親世代が地域に参加していない状況も垣間見える。

つまり、群れからはぐれた子羊を狙う輩が住みよい町にしてしまっている可能性がある。子供を守らなければいけないと言うことを我々は意識しなければいけないところに来ているようだ。

一昨日、遠足前夜のリンリンの様子を紹介したい。

7時に夕食を終えた直後、おやすみなさいとぺこんとお辞儀して寝室へ行ってしまった。私が寝かしつける担当なので、夕日が差し込む窓を見上げながら二人で横になった。どうせ眠れないよ、テレビを見に行ってこようよと誘うが、明日は遠足だから早く寝ると言って決して寝室から出て行かなかった。30分くらいするとすやすやと寝息を立て始め、朝までぐっすりだった。

翌朝はネボスケの汚名を返上するかのように朝5時に起床した。「ねぇ、それお父さんしてよ。」「リンリンすれば良いじゃん。できるでしょ」「だって今日はえんそくなんだもん~」とムキになって返事をしていた。遠足は特別な行事で自分にとっては何よりも優先すべきものなのだと認識しているようだった。それにしても表情、しぐさ、話す内容全てがほほえましいものであった。どんな生意気言ってもこの世の中にこれほど私を和ませてくれるものはない。

再び秋田のニュースに話を戻すが、奪われて良い命はない。一人ひとりが大切な存在だ。みんな誰かに愛されているし、愛している人を悲しませる事件はおきて欲しくない。

だから我々は地域全体で子供を守る努力をしなければいけないのだ。自分が悲しまないで済む唯一つの方法だろう。

秋田のニュースも、もし事件性があるとすれば、憎むべき犯人を何としても捕まえたいものだ。