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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

メ[タブルエアコン、SONY REONを試してみた!

2021-06-23 22:44:00 | デザイン
僕が2016年に制作した絵本、『飛び出せインキュベース!』。この作品に、僕が長年温め続けていた4つの先進技術アイディアを盛り込んだが、その一つに『エアマイン』というパーソナルエアコンを発案した。エアマインと言う小型端末をベルトに付けると、自分から半径50cmの空間の温度・湿度などを自由自在に管理出来る、まさに夢のような技術だ。これがあれば、どんなに暑い日でも、自分好みの快適な温度の中で過ごすことが出来、また周りの人にも迷惑がかからない。人それぞれ快適温度が異なるが、これはまさにわがままな究極のマイエアコンなのである。



温度だけでは無い。湿度や空気のクオリティーもコントロール出来るので、空気清浄機としての役割も担うことが出来る為、例えば花粉症の人は花粉をシャットアウトすることが出来るし、乾燥肌の人は自分にあった湿度を常に保つことが出来るのだ。しかも、これを移動中どこでも実現してしまうのだ。



現在の技術では、まだこの夢のような端末を100%叶えることは出来ないが、かなり技術的には近づいていると言えるので、いずれ夢ではなくなるかもしれない。

そんな中、SONYから発売されているREON POCKETという製品を知り、先日購入してみた。REON (レオン)というネーミングは、“冷温”から来ているという。現在はREON POCKET 2という若干改良されたモデルが発売されているが、初代のモデルが安くなっているので初代モデルを購入した。REON 2は15,000円程度。一方初代REONは9,900円。




これは首に当てるメ[タブルクーラーで、電源を入れると首に当たる部分のパッドがひんやりと冷たくなる仕組み。SONYが携帯電話で狽チた熱設計の技術が活かされているという。本体はスマホよりも少し小さくコンパクトだが、厚みは若干ある。



REON POCKETと連動したアプリをダウンロードし、本体オンオフの操作は、スマホのアプリから行うのも今風である。また、アプリではオンオフのみならず、強度調節もBOOST,3, 2 1と4段階に変更出来る。長い時間冷たいパッドを首に当てていると、だんだんと慣れてきてしまうので、WAVEというモードもあり、ひんやりさに変化を加えることで感度をリフレッシュする機能があるのも面白い。尚、このREONは冷たいだけではなく、ヒーターとして温かくも出来るので、冬も活躍してくれるだろう。



実際に使ってみると、パッドはまずまずの冷たさとなり、なかなか気持ちいい。REON POCKETと一緒に使うインナーシャツも売られているが、最近リリースされたのは専用のネックバンド。これに本体を装着すればインナーシャツ無しで、普通に首に装着することが出来るのだ。ネックバンドはまずまずの装着性だ。




結論として、使ってみた感覚では、ちょうど“冷えピタ”を首に貼った時のようなひんやりさは充分体験出来る。手軽さで言えば冷えピタに軍配が上がるのだが、使い捨てでは無く、繰り返し使えるという意味ではREONに軍配が上がるだろう。しかし、やはり本体に厚みがあるので、首に装着した時に、それなりに目立ってしまうので、服を選んでしまう。スーツの下ではややボコっと出てしまうので、目立つのが難点。この点は今後の更なる薄型化に向け、改良の余地が大きいだろう。また特別にうるさいわけではないが、使用時にそれなりのモーター音がするので、静かな電車内などで利用する場合は若干気になってしまうだろう。外でジョギングをする際や、自宅でテレワークをする時や、読書に集中したい時などは便利かもしれない。



まだまだ改良の余地はあるものの、僕の理想とする『エアマイン』に向けた技術革新は日々進化しているのが嬉しい。REON POCKETの更なる進化、そして競合の登場などにより切磋琢磨しながら全体に進化していくことを楽しみにしたい。



ブルース・リー、今でも表紙を飾る!

2021-06-22 21:05:00 | ブルース・リー、アクション
先日、本屋さんでブルース・リーが表紙を飾っている雑誌を発見し、無条件で購入。その雑誌とは、『ザ・タイムマシン』という1970-80年代を懐かしむ雑誌で、僕のような50年代の人間には何もかも懐かしい1970-80年代のヒット商品や当時の話題などが取り上げられていて面白い。この『ザ・タイムマシン』シリーズは、『昭和40年男』という雑誌から特別編集されているものだ。



今回は1970-1973年の4年間にスャbトを当てた号となっているが、なぜブルース・リーが表紙になっているかと言えば、1973年はあのカンフー映画の金字塔、『燃えよドラゴン』が日本で公開され、日本人がブルース・リーという存在が初めて知り、空前のブルース・リー、カンフーブームを巻き起こした記念すべき年なのである。しかし、『燃えよドラゴン』が公開された頃、既にブルース・リーは亡くなっていたのは何とも切ない。しかし、それが更にブルース・リーという存在を神聖化させていったと言える。



当時初めてブルース・リーを見た観客は、まさにブルース・リーの強さに度肝を抜かれ、映画館を出る時、みんなどこかブルース・リーに成りきった気分になっていたものだ。それだけ衝撃的な映画で、今でもカルト的な人気を誇っているのだ。



この号では約6ページに渡ってブルース・リーの『燃えよドラゴン』公開時の熱狂を取り上げているが、興味深いのはその経緯を取り上げていること。実はヒットするまでにプロモーションにかなりの努力があったという。当時無名だったアジア人のブルース・リー。ハリウッド映画とは言え、他に有名な俳優が誰も出ていないこの映画、しかも無名俳優による“空手映画”ではヒットしないだろうということで、当初そもそも日本で上映するかどうかもわからなかったらしいが、米国側の映画配給会社からの強い要望もあり、ヒットさせることが宣伝部に求められたという。また当時、有名俳優クリント・イーストウッドの『ダーティーハリー2』とも重なり、東京で『燃えよドラゴン』に割り当てられる映画館も限られていたという。しかし、映画を観てその衝撃にハマってしまった宣伝部メンバーや各地の映画館主がヒットを確信し、この映画に対する根強い偏見や固定観念を跳ね返していったのだ。そしてどんどん話題を呼び、上映館数も拡大していった『燃えよドラゴン』は、最終的に161日というロングラン上映で、興行収入16億円を達成し、1973年は『エクソシスト』に次ぐ大ヒット作となったのだ。



こうして偏見や固定観念を跳ね返した『燃えよドラゴン』。それはまさにブルース・リー自身が、アジア人、カンフーに対する偏見と闘ってきた姿と重なり、この『燃えよドラゴン』という記念すべき映画により、文字通り世界を変えることになったのは感無量である。そして、公開から48年経った今でも、雑誌の表紙を飾り、店頭にブルース・リーの雄姿が並ぶというのも本当に嬉しい限りである。



不二家が発売した、ミルキー味の“ドーナツ”!

2021-06-20 20:18:00 | マイグルメ
我が家から一番近いところにあるコンビニ、デイリーヤマザキを良く訪れるが、先月ペコちゃんの絵が書かれたドーナツが売られているのを発見。商品名は、“オールドファッションドーナツ”と書いてあり、しかもミルキー味とある。



いつもの不二家の赤色をベースとした商品パッケージと違い、ペコちゃんもどことなくオシャレなデザインで、箱も白にネイビーの文字が書いてあるだけでシンプル。このオシャレなパッケージがむしろ気になってしまう。



ミルキー味のドーナツということで、きっとかなり甘いのかとも思ったが、まずは一度買って食べてみることに。



箱にはドーナツが5個入っており、個包装となっているので便利。色合いはごく普通のドーナツ。しかし食べてみると、確かにミルキーの味が。しっとりのしていて全くパサパサ感はない。そして味も濃い目。ミルキーならではの甘さだが、でも不思議としつこい感じはなく、想像していたよりも食べやすいドーナツだ。



それ以来すっかりこのドーナツにハマってしまい、今ではデイリーヤマザキに立ち寄ってはちょくちょく購入しているが、人気のせいか毎日あるわけでは無く、コンビニで見つけるとラッキーな気持ちになるのだ。


2021年新作Blue Deco Tシャツ第二弾!

2021-06-18 19:46:00 | My Artworks
先日、今年のBlue Deco新作Tシャツ第一弾を披露したが、早速今年の第二弾を制作。
今回は、”BDDL (Blue Deco Design Lab)“のロゴバージョンを制作。ロゴのホワイトのバージョンと、ネイビーバージョンを制作。





これを、それぞれネイビー、ホワイトのTシャツにデザイン。





袖にはいつものBlue Decoロゴを配置している。



かなりシンプルなデザインだが、意外にこういうシンプルなものがしっくりくる気がする。次回第三弾は、少し趣向が違うものをデザインしてみたい。



大人気のオリビア・ロドリゴ、秀逸なデビューアルバム!

2021-06-16 21:35:00 | 音楽
最近米国で大ブレイクしているシンガー、オリビア・ロドリゴが気になって、先日デビューアルバム、『SOUR』をダウンロードした。彼女は今年1月にリリースされたファーストシングル、『drivers license』が大ヒットし、一躍その名が世界に知れ渡ったが、実はアメリカではディズニーチャンネルや、『ハイスクール・ミュージカル』の二二役で人気に火が付いた。ディズニーチャンネルの出身という意味では、ブリットニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラの路線とも言えるが、みな歌手としての基本がしっかり出来ているし、歌唱力には定評のある人ばかりである。その意味でも、オリビア・ロドリゴには興味があった。



オリビア・ロドリゴは2003年産まれの18歳。父がフィリピン系アメリカ人、母がドイツ・アイルランド系ということで、どこかアジア的な親しみやすさもあるし、なかなか可愛い。



今年5月に発売されたばかりのファーストアルバム、『SOUR』は下記全11曲。

1) brutal
2) traitor
3) drivers license
4) 1 step forward, 3 steps back
5) déjà vu
6) good 4 u
7) enough for you
8) happier
9) jealousy, jealousy
10)favorite crime
11)hope ur ok



1曲目の『brutal』は、少しアブリル・レヴィーンの雰囲気に似た活きのいいガールズロック。2曲目の『traitor』、7曲目『enough for you』、10曲目の『favorite crime』は、どれもテイラー・スウィフト色の濃い作品。それもその筈、オリビアはテイラーの大ファンらしく、自らも世界最大のスウィフティー(テイラー・スウィフトのファン)と公言している。やはりテイラーにもかなり影響を受けていると思われる。そして、6曲目で、サードシングルの『good 4 u』は、テイラーの大ヒット曲、『shake it off』にも近い、ノリノリのロックだ。



3曲目のシングル『drivers license』と8曲目の『happier』は共にオリビアの学生生活での恋愛を赤裸々に歌った曲で、臨場感のある歌詞が実に見事だ。『drivers license』では、昔付き合っていた彼と運転免許をとって、その後の色々とな夢を描いていたが、別れてしまい、今では一人あなたの家の前を車で通るという、切ない失恋の歌。『happier』は個人的にアルバムで一番好きな曲だが、この曲も別れた彼が忘れられず、彼に今の彼女とハッピーになって欲しいけど、“よりハッピー”(happier)にはならないでね、身勝手でごめんね、という何とも未練タラタラの1曲だが、歌詞がなかなか秀逸であり、素直な感情が込められている。




また、このアルバムで気になったのは、『drivers license』とセカンドシングルの『deja vu』、そして『1 step forward, 3 steps back』では、まるでビリー・アイリッシュのようなウィスパリングボイスを聴かせる。まるでビリーの曲かと思わせる曲調とささやくようなボーカルは、一世を風靡しているビリーにも影響されたかもしれない。



アブリル・レヴィーン、テイラー・スウィフト、そしてビリー・アイリッシュのエッセンスを盛り込みながらも、自分らしい、臨場感のある歌詞が見事に融合した点が、多くのファンを獲得した要因だろう。ファーストアルバムにしてなかなか秀逸なアルバムが完成したものだ。このオリビア人気、どこまで続くか楽しみである。