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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

“マイクロハウス”を研究中!

2016-10-28 22:58:00 | デザイン
最近、“マイクロハウス”というものにハマっている。
マイクロハウスとは、その言葉通り、“小さな家”という意味だが、業界ではスモールハウス、モバイルハウスなど様々な呼び方がされており、欧米では総称としては“タイニーハウス”などと呼ばれている模様。



僕は元々建築デザインに物凄く興味を持っており、自宅を建てた時も”blue deco”という基本コンセプトをデザインし、ある程度思い通りの家を建てることが出来た。ところが我が家では、現在全く有効活用していない庭のスペースがあるのだが、ワンちゃんのきなこも家族の仲間入りをしたことだし、この庭をもう少し楽しめるようにしたいと考え出したことから始まった。しかも、この庭をただキレイに整備するだけでは無く、庭スペースに自宅の“離れ”的なものを作ったら面白いかも、と思ったところから発想し、色々と考えてながら調べている内に“マイクロハウス”を知ることになったのだ。折角土地付き一戸建てを持っているのだ、自分の敷地内をクリエイティブに使うのはとても良いと思うし、今後単純に家をリフォームするだけでは無く、“離れ”として作るのも夢があって面白い。

更に色々とネットで調べている内に、Yadokari.netという、スモールハウスのプロデュースや施工などを手鰍ッ、メディアでの仕鰍ッやイベントなども行っている会社のサイトを発見。世界の様々なマイクロハウス商品が紹介されており、今後もっと色々なコンセプト増えるのではないかと思うと、何だかワクワクしてしまった。

マイクロハウスを持つ目的も様々であり、プチ別荘として自宅とは異なる場所(例えば海辺や森の中等)に置いて活用する人もいれば、自宅の“離れ”として独立した部屋を、僕の発想のように自宅の庭/敷地内に設けるケースも多く、その用途も離れ的な書斎や趣味の部屋、子供の遊び部屋(プレイハウス)、ペットとの居住/遊び空間、物置など様々。日本でも人々のライフスタイルが多様化する中で、自由になれるプチ空間としてのマイクロハウスに注目が集まっているのだ。

この中で幾つかの分類を紹介したい。

1) プレハブ物置型
一番簡易的なものとしては少し大きめのプレハブ物置が種類も豊富で、物置メーカーから色々な商品が販売されている。価格も安いものは50万円くらいからあり、大きさによって価格も高くなるが、価格的にもこなれており、一番抵抗無く購入しやすいだろう。ただ、残念ながら元々物置は実用性重視にてデザインセンスには乏しく、見た目“物置”というものが多い。しかし、その中でも近年はスタイリッシュな物置も出始めているようなので、今後更に進化するタイプとして注目したい。



2) コンテナ型
次に注目しているのはコンテナ型のマイクロハウス。コンテナと言えば、これまでは主に商業目的(簡易オフィスやカフェ等)が中心であった。しかし、近年むしろコンテナの無機質なスタイリッシュさを武器にして、20フィートのコンテナ利用で4.5坪、約8畳の部屋にし、色やレイアウトにバリエーションを加えながらスタイリッシュなデザインに加工したものが出ている。なかなか刺激的ではあるのだが、コンテナ毎そのまま運ぶので、設置における搬入経路などで制約を受けるケースもあり、また輸送コストもそれなりにかかりそうである。



3) ユニット/キット型
他には組み立て式のキットハウスなどもあり、調べていたところ、基本最小ユニットをベースにユニットを追加して行くことで拡張出来るAzito (アジト)という名のオシャレなマイクロハウスも存在しているようだ。また、材料などをキットで買って自分で組み立てるもの等、DIY的な楽しさのある商品も出回っている。中には東急ハンズが手鰍ッるドーム状のマイクロハウスもあってこのタイプはバリエーションも豊富だ。



4) カスタムデザイン型
コンテナやプレハブの物置だと、どうしてもユニットとしての“箱”のような形状が多くなってしまうが、中には丸みを帯びたカプセルのようなデザインや、完全カスタム品のような斬新なものも世界には多く存在する。見た目とてもカッコいいし、そのデザイン性には物凄く惹かれるが、価格はどうしても高くなってしまうだろう。究極のスタイリッシュな“離れ”を作るのであれば、このような選択肢もあるかと。



ユニークな事例 1) Ecocapsule
このカスタムデザイン型の中に、特にユニークなものがあるので紹介したい。“Ecocapsule(エコカプセル)”という、スロバキアのデザイン会社が開発したマイクロハウスで、ソーラーパネルを設置して自立した電源供給設計となっている。まさに巨大カプセルのような流線形状が斬新。トレーラーでの牽引が可能なデザインなので、キャンピングカーにも近い発想。中は簡易キッチン、トイレ、デスク、ベッドなど最低限のものが実にコンパクトに纏まっていて、太陽光からのエネルギー供給に加え、雨水を溜めて生活用水とする仕組みも環境に優しい設計で凄く面白いコンセプトだ。今年から世界からの注文を受け付けるようだ。



ユニークな事例2) Smart Playhouse
スペインのバルセロナにあるベンチャーで、Smart Playhouseという会社がある。デザインがかなり斬新な子供部屋(プレイハウス)を開発・製造しているようだが、何種類かある子供専用のプレイルームスペースが用意されており、とてもオシャレで、子供だけに使わせるのは勿体無いくらい(笑)。サイズはやや小さめなので、大人には少々キツイかもしれないが。



マイクロハウスは、そのクリエイティブなデザインを色々と見ているだけで単純にワクワクしてしまうし、ブランド/ネーミングも色々工夫があって面白い。Ecocapsule、MicroPOD, OfficePOD、Azito (アジト)、Kobaco (小箱)、キューブ, マイクロコテージ、Kibako (木箱)、プチ離れ、コンテナハウス、スモール隠れ家、等々。これだけ見ていても、マイクロハウスの魅力的な世界が広がって行くのがわかる。

建築デザインに興味がある僕にとって、マイクロハウスはまさにそのエッセンスを“凝縮した”ものだ。サイズ的にも凝縮されているが、魅力も凝縮されているからとても素敵に感じられるのかもしれない。また、ある意味色々と遊び心を持ってフレキシブルに冒険出来るという意味で、実用性に加えて、モックアップ/模型的な面白さも兼ね備えていると言える。

我が家(blue deco)の建設は一大プロジェクトではあったが、模型では無く、本物の家を作る経験を先に知ってしまったわけだが、2003年12月に家が完成してから、もう既に12年が過ぎてしまった。いずれ我が家もリフォームや、きなこが若い内に何とか手付かずの庭を有効活用したいと思っているので、マイクロハウスに就いても色々と勉強して検討出来たらと思う。庭に面した娘の部屋から、庭を介した離れとしてマイクロハウス的な小さな小屋を庭に置ければとても面白いと思うが、使い道は家族間で色々と揉めそうである(笑)。


ガッキーが圧涛Iにキュートなドラマ『逃げ恥』

2016-10-17 22:25:00 | TVドラマ
今月から始まった秋ドラマは、なかなか良いラインアップが揃った。注目は下記6作品。石原さとみの『地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子』、菅野美穂の『砂の塔』、Hey Say Jump! 山田涼介の『カインとアベル』、玉木宏と瀧本美織の『キャリア』、織田裕二、土屋太鳳、ディーンフジオカの『IQ246 ~華麗なる事件簿』、そしてガッキーこと新垣結衣の『逃げるは恥だが役に立つ』。どのドラマも個性的でなかなかの秀作揃いだ。

中でも『逃げる〜』は、事実婚をテーマに、家政婦との契約結婚をめぐるラブコメディーだが、奇抜な設定の面白さもさることながら、兎に角ガッキーが圧涛Iに可愛い!もう画面にガッキーが登場しただけで見惚れてしまう可愛らしさは話題沸騰だ。




しかも共演の星野源が、誠実だが彼女がいない、地味な男をとてもリアルに演じており、ガッキーを一層際立たせるのにも有効な役どころだ。



また、これも放送開始早々から話題だが、星野源の軽快な主題歌『恋』に合わせてガッキーやドラマのキャストが踊るエンディングの"逃げ恥ダンス"は、相当可愛い!ャbキーダンス以来の傑作ガッキーダンスである。




また、本作はガッキー、星野源以外のキャストも魅力的だ。健B者でいつも演技が面白い古田新太、破天荒でオモロい藤井隆、叔母役に石田ゆり子、第二のディーンフジオカと呼ばれるイケメンの大谷亮介も加わり、ドラマの面白さが具沢山となっている。



何だか星野源とガッキーの雰囲気も合っているような気がして、もしかしたらドラマ収録後に付き合っちゃうなんてことがあるかもしれない。これから二人の動向やゴシップにも注目だ。



それにしてもこのドラマ、かなりしつこいが、ガッキーが本当に可愛い!抜群に可愛いのだ。前作『搶纃。日子の備忘録』でも、白髪の言わばコスプレを披露し、萌えるようなガッキーの可愛いらしさが際立っていたが、今回は素のナチュラルなガッキーがまた可愛く、世の男性たちの妄想を掻き立てる(笑)。




ちょっと調べてみたのだが、ガッキーはここ4-5年、毎年ドラマ1本程度と言うペースを保っている。その合間にCMや映画にも主演したりしているので、忘れられるほどいなくならないし、でも旬な俳優のように続けてドラマに出過ぎない。とても理想的なペースなのだ。旬を失くさない秘密はここにあるのでは無いかと思うわけだ。



2016年 逃げるは恥だが役に立つ
2015年 搶纃。日子の備忘録
2014年 空飛ぶ広報室
2013年 リーガルハイ
2012年 全開ガール



また、上の主演ドラマラインアップを見てわかる通り、それぞれのドラマキャラクターもかなりユニークで多彩だから、見てるものを飽きさせない。



『逃げ恥』ダンスの人気も手伝って、ガッキー人気は更に盛り上がりそうだ!ガッキー以外のドラマに関しては、また別の機会に取り上げたい。


デジタル絵本『インキュベース プロジェクト』始動!

2016-10-10 11:06:00 | My Artworks
2年前に制作した手書きイラスト絵本、『飛び出せインキュベース!』をこの度デジタル化することに決めた。オリジナルの絵本は手書きだった為、ある程度自由な構成で制作出来たが、やはりどうしてもキレイに上手く表現しきれなかった箇所もただ有り、少し新しい構図なども今回入れながら、改めてデジタルで制作し直したいという思いが強くなった。先日メ[トフォリオ『blue deco design works』を完成させることが出来た充実感も大きなモチベーションになった。



『飛び出せインキュベース!』とは、小学生ながら常識を超えた発想力/発明アイディアを持つ天才兄妹の青井ミライとユメ、そしてそのアイディアに惚れ込み、事業化、実用化しようと奮闘するミレニア物産の若き商社マンの物語。つまり、商社が手がけるベンチャービジネスをわかりやすく取り上げた絵本であり、僕のこれまでの商社経験がベースになっている。その意味では、この作品に対する思い入れは強いし、過去にやっていたベンチャービジネスを、子供にもわかるように簡素化するところから絵本のコンセプトが始まっている。



また、僕は長年4つの夢のようなイノベーションアイディアを温め続けて来たが、それをついにこの絵本で描いて公表した作品だ。実際には、今の技術ではまだ完全な実用化までは困難かもしれないが、でも要素技術は既に確立されており、全くありえない次元のアイディアでは無いと思う。リアリティのあるイノベーション感を意識して絵本で表現してみた。

デジタル版『飛び出せインキュベース!』は、基本手書き版を忠実にデジタル再現して行くつもりだが、新たな構図のページ追加や、登場人物紹介コーナー、物語の中に出てくるイノベーションアイディア資料を付録で付けたり、インキュベースにまつわる裏話や、絵本制作のメーキング過程などを盛り込んだ番外ページを設けたりして、遊び心たっぷりな"大人も子供も楽しめる絵本"に仕上げたいと考えている。

既に完成している表紙がこちら。



主要キャラクターデザインも大方完成しているが、エキストラの登場人物を描くのが結構大変な作業だ。付録なども入れて全30ページくらいになる予定で、何とか今年12月までに完成させることを目標に頑張りたいと思う。また進捗状況をブログでも紹介して行くし、完成したらメ[トフォリオのように販売もする予定なので、乞うご期待!



菅野美穂の不思議な魅力!

2016-10-06 18:19:00 | TVドラマ
僕は意外にも菅野美穂のファンである。彼女はとてもユニークなャWショニングにいる女優だ。まず、女優としての演技力とキャリアは申し分無い。ルックスは決して圧涛Iな美女と言う印象は無いものの、良く見れば顔の各パーツはとても整っている。そして、どこか他の女優とは違う、個性的で魅力的な顔だちをしているし、口元にも特徴がある点が僕はとても気に入っている。また、彼女の声も、常に風邪をひいてるような特徴的な声で、これもかなり気に入っているャCントだ。



いつだったかはっきり覚えていないが、ある日菅野美穂が僕の夢に出てきた。何か特別なことは無く、ただ夢の中では菅野美穂と僕は顔見知りらしく、どこかで世間話をしていたような、たわいもない夢であったが、妙にリアルな夢だったので、とても良く覚えている。この夢以来、僕は妙に菅野美穂に親近感を覚え、彼女を意識するようになり、すっかりファンになってしまった。



菅野美穂が出ているドラマはこれまで結構見ているが、10月からの新しい朝ドラ、『べっぴんさん』に、主人公すみれの母役で出演中。幼い娘二人を残し、病気で間も無く亡くなってしまう儚い役柄を演じるが、亡くなった後も娘たちを見守るように、ナレーションでドラマを通して起用される。菅野美穂の声も好きなので、これからも朝ドラが楽しみだ。



10/6のNHK『あさイチ』に菅野美穂がゲストで登場したが、結婚、出産を経て女優復帰した彼女は相変わらず自然体で可愛かった。




菅野美穂の笑った顔が特に大好きだが、バラエティー番組での彼女の大きなリアクションやコメントの面白さから、彼女の性格の良さが滲み出てくるし、母になってたくましくなった部分と、逆に丸く穏やかになった部分などもトークから垣間見れて面白かった。

菅野美穂はCM起用も多いが、中でもじゃがいもにマヨネーズをぶっかけて何とも美味しそうにハフハフしながら食べる"ぶっかけうまい!"のCMが気に入っていた。



プライベートでは、以前長きに渡って稲垣吾郎と付き合っていたことも有名な話だが、僕はちょっと変わった、マニアックでマイペースなキャラの稲垣吾郎もSMAPの中では一番好きで、そんな吾郎ちゃんが好きな菅野美穂も好きだった。



また、最終的に結婚した堺雅人も、ちょっと変わってるユニークな個性俳優と言う意味では稲垣吾郎にも通じる部分もあり、細身なタイプもやや似ているかもしれない。堺雅人と菅野美穂もなんか雰囲気が似ていて、お似合いの夫婦であると思う。堺雅人を選ぶあたりが、また菅野美穂に好感が持てる理由だろう。

ママとなった菅野美穂の益々の活躍を、これからも楽しみにしたい!



桑田真澄の生トークに感銘!

2016-10-05 18:18:00 | スポーツ
9/28(水)に六本木ヒルズで開催されたITイベント、『Company Forum 2016』に参加した。Works Applications社が主催するITセミナーイベントなのだが、随分と華やかなイベントであった。



招待スピーカーに、あのアップル社スティーブ・ジョブズにヘッドハントされ、やがてスティーブ・ジョブズをクビにした元アップル社CEOのジョン・スカリーや、世界的に有名な人工知能の権威であるレイ・カーツワイルも招聘。また、国内からは元大阪府知事、大阪市長の橋下徹、更には元ジャイアンツの桑田真澄も登壇。何とも多彩な顔触れだ。

この中で、橋下徹は『今、日本に足りないもの』と題して、日本にも改革が必要で、改革を実現するには"ソフト"である立派な政策も必要だが、立派な政策を実行する為の体制が"ハード"として重要であると、ITのセミナーに上手くこじ付けた説明をしていたが、大阪から日本を変える試みが失敗に終わった裏話や今後の展望などをあの独特な歯に衣着せぬ巧みなトークで、とても面白かった。

しかし、今回一番感銘を受けたのは、桑田真澄のトーク。彼独特の間合いと、意外にも観客を引き込む、その巧みな話術には驚いた。



桑田真澄はジャイアンツで23年、通算で173勝を上げた。常勝ジャイアンツの一時代を築いた大投手だが、その記録よりもある意味記憶に残る投手であった。自分でも言っていたが、彼は持って産まれたズバ抜けた素質は特に無かったという。背も高く無い。清原みたいに恵まれた立派な体格も無い。大谷やダルビッシュのような150kmを超えるようなストレートや、田中将大みたいにヤラシイくらいに落ちる変化球があるわけでは無い。しかし、彼はこのコンプレックスをバネに、打者の心理を読んで裏をかき、抜群のコントロールで三振を取る"頭脳派"投手としてはピカイチの才能を開花させていった。まさに、影で人知れず努力をし続けた人なのだ。



また、トークによれば、彼は決して順風満帆で華やかな野球人生では無く、多くの挫折を経験して、その度に這い上がってきたと言う。その中でも特に大きかった二つの挫折について語っていた。一つは小学生時代。勉強が全く出来ない彼はみんなに"アホやな〜おまえ"とみんなにバカにされ、傷付いた時に自分には野球しかないと打ち込んだが、その後小学3年の時、野球部で先輩にイジメを受けて大好きだった野球部を辞めてしまったこと。中学では再び野球に打ち込み有名にもなったが、PL学園高校で清原和博に出会い、世の中には体格と野球の才能に恵まれたヤツがいるもんだと、自分の体の小ささにコンプレックスを痛感し、最初は彼のピッチングが全く通用しなくて再び挫折したこと。



コンプレックスや挫折があったからこそ彼は人一倍考え、努力したこと、そして何よりも、彼の根底には"野球愛"が常に貫かれていたことがトークから伝わってきたのがとても印象的であった。



守備の上手さゆえに起きてしまったジャイアンツでの怪我による長期離脱、そしてカムバック。その後年齢から来る衰えや若手の台頭により、野球人生も終盤に差し鰍ゥった時、彼は大リーグに挑戦することを決意。もう選手としての価値も旬を過ぎていたこのタイミングでのチャレンジは誰もが無防で、成功するわけが無いと思った。しかし、それは桑田真澄にとって諦められない"夢"であり、誰も彼の夢を止める権利は無いのだ。しかし、予想された通り、メジャーの壁は険しく立ちはだかった。ピッツバーグパイレーツに入団が決まると2Aから3Aと上がるが、なかなか一軍メジャーには上がれない日々が続き、更には足の怪我もあって試練は続く。



しかし、2007年6月10日、対ヤンキース@NYヤンキースタジアムでメジャー初登板の機会を射止める。このゲームで、桑田真澄 vs 松井秀喜の対決も実現する。なんと幸運なことに、当時NYに住んでいた僕は、たまたまこのゲームをヤンキースタジアムで"生観戦"することが出来たことが、今でもかけがえの無い思い出である。桑田真澄が自分の夢を実現した歴史的な瞬間に立ち会うことが出来たのだ。その時にまだ幼い娘と撮った一枚の写真がこちら。



トーク終盤のテーマは、"ホンモノに触れる"だった。桑田にとって、大リーグを生で経験することは、"ホンモノ"に触れると言うことであった。やはり、何事もホンモノを体験することに勝ることは無いのである。トークでは、会場から4人をステージに呼び桑田真澄が使っていたグローブ、PL学園時代のユニフォーム、ジャイアンツ時代のユニフォーム、パイレーツのユニフォームをそれぞれ観客に触らせた。まさに"ホンモノに触れる"体験を共有したのが印象的な講演であった。



仕事で参加したITのセミナーではあったが、思わず桑田真澄のトークに引き込まれ、感銘を受けた貴重な機会となった。