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実家で大発見!『牧野富太郎』の植物図鑑!

昨年10月に亡くなった、父の遺品整理を毎週末実家でしているが、父は読書家だったので、書斎に膨大な量の本を所有していた。遺品整理として、古いものは捨てたり、売れそうな本はブックオフなどに出しているが、先日も9箱の段ボールをブックオフに引き取って貰ったところだ。

そんな遺品整理の中、とても貴重な本を発見した。それは日本初の植物学者で、今NHK朝ドラ『らんまん』のモデルでも取り上げている牧野富太郎 (朝ドラでは牧野万太郎に名前を変えられている)が生涯で纏めた『牧野日本植物図鑑』だ。これは1940年に出版された本だが、父の書斎にあったのは1977年に再出版されたもの。

ハードカバーで昔の本らしい豪華な製本・装丁で、全1300ページくらいある分厚い本だ。再出版とは言っても既に46年も前の本だが、奇跡的にもかなりきれいな状態で父の書斎に保管されていた。

父は元々植物が大好きであったので、他にも園芸や植物関連の本をたくさん持っていた。なので、日本初の植物学者がまとめた究極の植物図鑑を持っていてもおかしくはないのだが、それにしてもこんなに高価な図鑑まで買っていたとは驚きだ。

僕は特別植物に興味があるわけでも、知識があるわけでも無いのだが、今回の朝ドラを見て、牧野富太郎の存在自体を知ったくらいだ。しかし、朝ドラが取り上げる遥か前から父の書斎で、この本は僕に発見されるのをずっと待っていたかと思うと、ちょっと感慨深いものがあった。

それにしてもこの図鑑は凄い!朝ドラにも出てくるが、牧野自身が丁寧に描いた草花の見事なイラストと解説がぎっしりと収められており、膨大か数の植物がデータとして収められている。そしてそれぞの草花の名前を見ながら、見事な絵を見ているだけでかなり見応えのある、楽しい図鑑だ。全国の草花をこれだけたくさん研究成果として集めたのはとにかく凄いの一言!究極の植物図鑑として、牧野富太郎の功績がずっしりと感じられる一冊だ。

今回貴重な本を発見して、父が残してくれた嬉しい出会いに感謝。今後の朝ドラ『らんまん』での展開も益々楽しみになってきた。

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