goo blog サービス終了のお知らせ 

blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

思い出深い、ブルース・リー『死亡遊戯』のサントラ!

2020-06-09 20:25:00 | ブルース・リー、アクション
ブルース・リー最後の映画、『死亡遊戯』に関しては何度も取り上げてきたが、今回は映画の“サントラ”を取り上げたい。



サントラ版は、その昔映画を観た後にLPレコードを購入し、実家で大切に保存しているが、懐かしくなってサントラをiTunesでもダウンロードして、時々聴いている。



『死亡遊戯』の音楽はなかなか秀逸だ。あの007、ジェームズ・ボンドの有名なテーマ曲を作曲して、世界中で有名になった作曲家、ジョン・バリーが実は『死亡遊戯』の曲も手がけているのだ。当時はこの気合いが入った豪華起用が話題になったものだ。あの世界的に定番となった『燃えよドラゴン』のテーマも、ラロ・シフリンを作曲者に迎えて何とも豪華な布陣であったが、『死亡遊戯』も決して負けてはいないのだ。




『死亡遊戯』のメインテーマは、如何にもジョン・バリーらしい、007にも通じる厳かさ、これにどことなくアジアンテーストの切ないメロディーも加わって、実に映画の雰囲気を良く表した傑作である。特に、メインテーマの終盤にかかるメロディーが、倉庫のバイクシーンで使われるが、これがまたとても印象的で良いのだ。



そして、『死亡遊戯』のサントラで、もう1曲外せないのが、『死亡遊戯~愛のテーマ』と呼ばれる曲。英語のタイトルは“Will this be the song I’ll be singing tomorrow”という曲なのだが、映画でヒロイン役を演じた女優、コリーン・キャンプが歌っている曲だ。映画の中でも、コリーンは歌手の設定で、レコーディングシーンでもかかるが、やはり一番印象的なのが、映画のエンドタイトルでかかるところだ。今観ても、コリーン・キャンプはなかなか可愛い。『死亡遊戯』以外にも幾つかメジャーな映画に出演しているようだが、『死亡遊戯』が最も注目された作品だったかもしれない。




ブルース・リーがビルの屋上で敵のボスを追い詰め、ボスがビルから転落死したところで映画が終わり、エンドタイトルとなるが、このエンドタイトルではブルース・リーのこれまでの主演作でのシーンが走馬灯のように流れる。最後のブルース・リー映画を観終わったという、何ともセンチメンタルな気持ちでこのエンドタイトルを迎える中で、過去のシーンが流れるが、そこにコリーン・キャンプが歌う『愛のテーマ』が何とも切なくマッチするのだ。この曲、普通に聴いてもメロディーがとても美しい。さすがジョン・バリー、メインテーマとはまた違ったタイプの曲を届けてくれた。



この2曲の名曲によって、『死亡遊戯』のサントラは、ブルース・リーのサントラの中でも特に思い出深いものとなった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。