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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

ブルース・リー最高傑作『燃えよドラゴン』の日本公開時ポスター!

2023-08-13 17:31:46 | ブルース・リー、アクション

今年はブルース・リー没後50周年ということですっかり自分の中でも盛り上がりが続いているが、そんな中また新たなブルース・リーポスターをゲットすることに成功した。それがこちら。

『燃えよドラゴン』の日本公開時の1973年に制作されたポスターである。『燃えよドラゴン』は多くの異なるバージョンのポスターなどが存在するし、国によっても実に様々なデザインが存在するので集めるのも面白いが、こちらの日本公開版ポスターは、そんな数ある『燃えよドラコン』ポスターの中でも一番レアで入手困難なものだ。

ポスターの中央にヌンチャクを持ったブルース・リーを配置しインパクト大である。そして映画のシーンから抽出された他のキャスト画像のコラージュとなっており、昔から良く映画のポスターに使われるパターンではある。

公開当時、まだ日本の映画ファンはブルース・リーが一体何者なのか、そしてあの鎖で繋がれた2本の“棒“が一体何なのかを知らずにいた。その意味でポスターを見て、このヌンチャクを持ったアジア人が主演する映画って、どんな映画なのだろうと不思議に思ったに違いない。そんなミステリアスで謎多きアクション映画のポスターとして、当時の息吹を現在に伝えてくれる内容なのが何とも感無量である。

早速お約束のB2サイズポスターフレームに入れてロフトに飾っているが、先日入手したばかりの『WBLC 2023ポスター』や『死亡遊戯香港公開版ポスター』に続き、またまた貴重な1枚のポスターを入手することが出来てラッキーであった。記念イヤーはまだまだ続くのである。


ブルース・リー没後50年!嬉しい世界での記念出版たち~

2023-08-11 07:57:14 | ブルース・リー、アクション

今年はブルース・リー師匠の没後50周年という大きな節目の年。先日参加した『WBLC 2023』という映画祭についてや、新聞記事などでも特集が多く組まれていることなどを取り上げたが、また記念イヤーにふさわしい話題を取り上げたい。

最近、世界中で50周年を祝う形で雑誌や本などが出版されており、大きな話題を呼んでいる。今回日本、イギリス、アメリカで出版された3冊の新たな本をゲットしたのでここに紹介する。

1)『スクリーン アーカイブズ ブルース・リー復刻号』 (日本)

創刊75年となる近代映画社の映画雑誌『SCREEN』では、これまで数多くのブルース・リー特集や、別冊などを出版してきた。そして記念イヤーの今年、なんとこれまでのコンテンツから、読者からリクエストの多かった内容を再編集して、このたび復刻されたのだ。装丁はさすが日本の雑誌である。表紙のデザインや全体の構成・レイアウトなどは見事である。また内容も単なる復刻ではなく、『WBLC 2023』などについても取り上げており、最新のコンテンツも一部掲載されているが、やはり見どころは過去に掲載された写真や記事をそのままの状態で振り返ることが出来る点で懐かしさを感じる1冊となっている。逆に亡くなったすぐ後の70年代後半当時の記事の中で、ブルース・リー、死の3週間前に撮影されたという貴重な写真なども再掲載されていたのは思わぬ収穫であった。

2) 『50 Years of Bruce Lee~Remembering The Legend』 (イギリス)

A4判の50周年記念本で、イギリスでの出版ながら、マレーシアのビンセント・チャン氏が編集したもの。表紙はブルース・リー各主演作からのポーズが描かれたイラストになっているが、なかなか良く出来ている。コンテンツは、著者が選んだ映画からのベストファイトシーンの写真やポスター集、珍しいオフショット写真なども掲載されており、デザイン感はイマイチあか抜けないが、内容としては悪くない。後半にはブルース・リーの名言集やベストキックなど、ユニークなランキングなどもあって面白い。僕が一番注目したのは、シアトルにあるブルース・リーのお墓の最新写真。お墓参りは過去に何度も訪れているが、あまりの人気スポットなので、今では周りに柵が出来たようだ。些細なことだが、新事実として思わず感動してしまった。

3) 『Bruce Lee His Life and Legacy』 (アメリカ)

最近アメリカで記念出版されたブルース・リー特集雑誌。一般的なアメリカの雑誌同様、ペラペラな紙質は相変わらずだが(笑)、これに反して中身はかなり充実しており、今回の3冊の中で一番濃いものとなっている。ブルース・リーの主要作品を取り上げ、彼の生い立ち、その哲学と言葉、家族への愛、死の真相、息子ブランドンの死などを取り上げており、またその後世界の武道界、メディア、サブカルに与えた影響、ブルース・リーを演じた俳優たちと、その後大量発生した偽ブルース・リーたち、そして後継のアクションスターたち等々、ブルース・リーを様々な角度から取り上げた包括的、且つそれぞれに充実した内容となっており、100ページ程度の雑誌とは思えない盛りだくさんな内容である。これで豪華なハードカバー装丁とかであれば、更に言うこと無しなのだが・・(笑)。

昨年末、『グリーンデスティニー』を監督したアン・リー監督が、自分の息子であるメイソン・リー主演でブルース・リーの新たな伝記映画を製作しているとの発表されている。アクション映画にも定評のあるアン・リー監督が手掛ける伝記は一体どんな映画になるのか、楽しみで仕方ない。公開タイミングはまだ発表になっていないが、来年以降の楽しみというところだろうが、これからもブルース・リーは世界中を魅了し続けるであろう。ブルース・リーは永遠に不滅である。


朝日新聞 ブルース・リー没後50年記念コラム

2023-07-30 09:08:10 | ブルース・リー、アクション

先日、『WBLC 2023』について何度か取り上げたが、今年はブルース・リー没後50年という記念すべき年であり、7/20の命日前後で様々なメディアがブルース・リーの話題を取り上げられていた。そんな中で、朝日新聞が7/18から4日連続で夕刊にブルース・リーのコラムを掲載。僕は既に新聞を取っていないので、実家で夕刊をゲットして、スクラップとして切り取った。

4日に渡り、ブルース・リーに関する様々なエピソードを取り上げ、実に素人にもわかりやすく、シンプルに纏めているといった印象。僕のようなブルース・リーマニアとしては、新たな発見みたいな内容は無かったものの、改めて“そうそう!”と共感してしまう有名エピソードや、ブルース・リーと言えば“そうそう、これこれ!”、と言いたくなってしまうような内容が記載されており、没後50年記念としては良い記事であったように思う。

計4回の見出しは下記の通り。ブルース・リーが武道、映画、哲学、カルチャーに影響を与え、今も世界中で与え続けていることなどを上手く振り返っている。

  • 『アチョー』 世界が沸いた 
  • 大男を倒す 小柄な東洋人
  • 『水になれ』 武術に優美さ
  • 燃え続けるドラゴン伝説

32年という短い人生を終えたブルース・リー。まさに時代を鋭く捉え、世界中に大きな革命を起こした小さな東洋人であり、同じ東洋人として誇りに思える存在だ。アクション映画、格闘映画で革命を起こし、後のクンフー映画、空手映画ブームを巻き起こすことになる。そしてITにも通じるイノベーション思想の持主で、様々なトレーニングギアを考案。ヌンチャクを世界に広め、様々な武道のいいところを上手く融合した自身の截拳道(Jeet Kune Do)は、後の総合格闘技の原型でもあり、その意味でもブルース・リーは総合格闘技の父とも言われるほどだ。ワシントン大学で哲学を学んだブルース・リーは武道に自信の哲学思想を持ち込み、『考えるな、感じろ(Don’t Think, Feel!)』、『水になれ』など、様々な名言、格言を残しており、生き方そのものに僕も大きな影響を受けた一人である。

没後50周年の今年は、また改めてブルース・リーの偉大さ、そして自分の中で如何にブルース・リーイズムを昇華していくのかを見つめ直す良い機会となった。


ブルース・リー『死亡遊戯』の香港公開版ポスター!

2023-07-23 23:40:39 | ブルース・リー、アクション

ブルース・リーのポスターはかなりの数をコレクションしているが、その中でも前から欲しいと思っていながら、なかなか購入出来ずにいたこちらのポスターをついにゲットした。あの1978年公開の遺作、『死亡遊戯』の香港版ポスターである。『死亡遊戯』は先日『WBLC 2023』で鑑賞してきたばかり。

『死亡遊戯』の日本公開版ポスターは既に持っているのだが、こちらの香港公開版はややレアで手に入りにくい為、入手するチャンスを何度か逃してしまっていたのだ。しかし、ついに今回入手することに成功した。

この香港公開版ポスターはなかなかデザインが秀逸である。黒を背景に、ブルース・リーが口をあけた大きな顔のアップ、そしてポスター前面にはその他登場人物などもデザインされている構図はなかなかのワクワク感がある。香港版ポスターの中でも特にデザイン性に優れており、人気が高いポスターである。

ポスターには、武術指導としてブルース・リー、そして隣にサモハンキンポーの名前があるのも貴重である。

今年はブルース・リー没後50年という節目に、この念願であった『死亡遊戯』香港公開版ポスターをゲットすることが出来たのは良い思い出となった。


『燃えよドラゴン』モデルの観賞用レプリカヌンチャク!

2023-07-21 13:55:51 | ブルース・リー、アクション

僕はかなりの数のヌンチャクを持っているが、最近また新しいモデルを入手した。それがこちらの観賞用レプリカヌンチャク『燃えよドラゴン』モデル。

以前、ヌンチャク職人が受注生産で作った『死亡遊戯』モデルと、『ドラゴンへの道』モデルヌンチャクを購入したことはブログで紹介したが、今回も作りは結構近く、ヌンチャク部分は合皮素材を丁寧に裁縫したもの。

ただ、残念ながら『ドラゴンへの道』モデルに比べて、合皮の素材が光沢のある素材になっているせいか、ちょっとチープに見えてしまう点と、鎖もややチープな素材のものを使っている印象。またヌンチャク部分の径が『ドラゴンへの道』モデルに比べて結構太いので、サイズ感としてはやや僕の手には馴染み辛く、持った質感も『ドラゴンへの道』モデルには劣ってしまう。

それでも、プラスチックや木製のヌンチャクが多い中、こういった合皮素材を丁寧に裁縫したヌンチャクはなかなかお目にかなれないので貴重だ。ちなみに、左が『ドラゴンへの道』モデル、右が今回入手した『燃えよドラゴン』モデル。ご覧いただける通り、ちょっと『燃えよドラゴン』モデルの方が太く、材質に光沢がある。

ある程度の使用に耐えられるとは思うが、基本的には観賞用のヌンチャクにて、こちらも他のモデル同様、大切にロフトに保管しておきたいと思う。こうしてまたどんどんレアで貴重なレプリカヌンチャクのコレクションが増えていくのであった・・・・。