goo blog サービス終了のお知らせ 

blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

久しぶりに京都嵐山へ!

2023-07-01 07:25:04 | 日本の城、日本の寺

松田聖子ライブ参戦の為大阪に行った帰りに、今回京都・嵐山に立ち寄った。これまで京都には大阪単身赴任時代に結構通ったので、嵐山にも何度か訪れているが、毎回短い立ち寄りだった為、なかなかじっくり嵐山を観光したことが無かった。いつもは城めぐりを楽しむのが趣味だが、今回は少し趣向を変えて、嵐山エリアを少し散策してみることにしたのだ。

大阪からは阪急線で桂駅を経由して、阪急嵐山駅に到着。約50分の電車の旅だ。今回初めてトロッコ列車に乗ろうと思い立ち、阪急嵐山駅からトロッコ嵐山駅に移動。

嵐山は京都エリアの中では比較的静かで大人向けの観光エリアだと思っていたが、今回外国人観光客と修学旅行生がとても多かったのには驚いた。さすが京都、さすが嵐山である。

トロッコ列車はトロッコ嵐山駅からトロッコ亀岡駅までの往復旅で、片道20分。何とも美しい保津川沿いの渓谷をゆっくりと走っていくが、本当に見事な景色で、思わず心が洗われた。トロッコ列車も満席で、事前予約しておいて本当に良かった。

嵐山と言えばやっぱり“渡月橋“である。何とも映える景色で、周囲にはお店やレストランも多く、天龍寺エリアを含め一大観光エリアとなっている。

続いて保津川沿いの奥まったところにある、『嵐山祐済斉亭』という、丸窓で有名なアートギャラリーを訪れた。ここは前から少し関心があったのだが、今まで訪れられずにいたので、今回思い切って立ち寄ってみることに。

明治に建てられた築150年の建造物。とても閑静な避暑エリアで、和な趣が何とも癒される。入り口にあった苔の庭も美しい。

そして、川端康成が長期にわたり滞在し、小説を執筆した“川端康成の部屋”というのがあったが、ここには緑の景色が映えるそら豆のような窓があってインパクト大。テーブルに反射したそら豆窓も鏡絵としてとても美しい。

この施設のメインは、やっぱりこの“丸窓の部屋”。春には桜、初夏の今は美しい緑、秋には紅葉、そして冬には見事な雪景色が、まるでフレームのようにこの丸窓から拝むことが出来る。季節ごとに絶景が楽しめ、また川端康成の部屋同様、テーブルに反射した鏡絵が幻想的な世界観を演出してくれる。

建物を更に進んでいくと、とても開放的なテラスがあり、ここからもゆっくり座って外の景色を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごすことが出来る、何とも癒される空間だ。こんなエリアが自宅にあったらなあ、と思ってしまう気持ちの良い空間であった。

続いても嵐山に癒されたいと思い、すぐ隣にある『松籟庵』という湯葉・豆腐懐石料理のお店を予約して訪れた。ランチは比較的カジュアルでリーズナブルに湯葉コースを楽しむことが出来るというので、普段のがっつりランチとは違って、京都・嵐山ならではの大人なランチを楽しみたいと思い、楽しみにしていたが、期待以上の素晴らしいお店であった。個室からは外の景色が楽しめ、そして湯葉コースは本当に見た目にもアートのように美しく、味も繊細でとても美味しかった。

その後は定番観光スポットである世界遺産、天龍寺へ。広い境内だが、まずは日本画家、加山又造作の雲龍図観賞。天井に描かれた龍は、どこから見ても龍に睨まれているかのように見える“八方睨み”の龍となっており、とても不思議な空間。

そしてその後は天龍寺自慢の美しい日本庭園、及び有名な観光スポット、竹林の小径を散策。最高に“京都”らしい、雅な空間である。

最後に嵐山のショップエリアでかき氷を食べてみたり、スヌーピーの嵐山限定ショップに立ち寄ったりしながら、観光客気分を満喫した後、京都を後にした。旅行でお約束のぬいぐるみは、スヌーピーの小さなぬいぐるみをショップで購入!茶色でどことなく京都らしく、上品なスヌーピーである。

帰りの新幹線の中では、珍しく車内販売でこちらの“東海道新幹線弁当“を購入。沿線の名物らしき物が色々と入っていて悪くないお弁当であった。


GWは名古屋・東海 徳川家康ゆかりの城めぐり!番外編: 『豊川稲荷神社』

2023-05-06 06:10:27 | 日本の城、日本の寺

吉田城を制覇した後、豊橋駅からJRに乗って、豊川駅へ。豊川駅には狐で有名な豊川稲荷神社があるということで、一度訪れてみたかったので、今回豊橋まで行ったのを機に、豊川稲荷神社も訪れてみることにした。

豊川駅は豊橋駅から1駅、約12分という距離感。豊川駅を降りると、早速駅の改札前で狐が出迎えてくれる。駅のロータリーにもキツネがいっぱいいて、まるでキツネダンスをしているよう。

豊川のマンホールには、豊川とキツネが描かれている。

豊川稲荷神社は豊川駅から徒歩5分ほど。“豊川いなり表参道”には土産物屋などもあってちょっと楽しげな気分で境内へと向かう。

豊川稲荷の本殿はかなり大きい建物で、遠くからでも認識出来る迫力。かなり歴史を感じさせる建物であり、由緒正しき貫禄を漂わせていた。そして横にはおびただしい数の幟が飾られているエリアは神秘的な雰囲気。

そこを抜けると、僕のお目当ての“霊狐塚”へ。ここは参道を無数の狐が祭られており、それぞれに顔が違う。そして、更に奥に進んでいくと、圧巻の景色が目の前に広がる。ここがまさに霊狐塚だ。物凄い数の狐の像が所狭しとぎっしりおかれており、夜だったら逆に怖いくらいの数だ。まさに神秘的な空気感が全体を覆っていた。

そして帰りに可愛いキツネの置物を購入したが、この中におみくじが入っており、出してみるとなんと大吉が!大吉が出るのはかなり久しぶりではないかと思うので、縁起にあやかり、お守替わりに財布に入れておくことにした。そして、売店で可愛いキツネのぬいぐるみを見つけたので、こちらも記念に購入。キツネの小さな置物とぬいぐるみのセットで、豊川稲荷の良いお土産をゲットすることが出来た。

豊川駅からまたJRに乗って豊橋に戻り、豊橋からは新幹線(こだま)に乗って帰京。

この2日間で、名古屋/犬山城、清城、名古屋城、東海/岡崎城、吉田城、豊川稲荷と城・神社計6か所をめぐることが出来たが、いつになく効率の良い、充実した城めぐりツアーでとても楽しかった。関西も歴史的に魅力のあるエリアは多いが、中部・東海地区も織田信長、豊臣秀吉、徳川家康にゆかりのある名所も多く、かなり見どころのあるエリアであることを改めて認識した。また機会があれば、ぜひ中部・東海エリアをもっと細かく(更にマニアックな城跡などをチェックしに)散策してみたいものである。


GWは名古屋・東海 徳川家康ゆかりの城めぐり!第5弾: 『吉田城』

2023-05-05 00:45:19 | 日本の城、日本の寺

今回、最後に訪れたお城が豊橋の吉田城。

東岡崎駅から豊橋駅に到着。豊橋駅は、東海エリアでは新幹線も停車する比較的大きなハブ駅となっており、それなりに地方都市として賑わっていた。市内には市民の足として便利なトラムなども走っており、とても良い雰囲気。

まずは豊橋で有名なうなぎ屋さん、『のぼりや』に向かい、うな重を堪能。タレも美味しく、とても脂ののった美味しいうな重であった。やっぱり浜名湖に近い東海エリアにはうなぎ屋が多く、美味しいうな重が食べられるし、東京よりは比較的安価で嬉しい。

お腹がいっぱいになったところで、歩いて吉田城へ。敷地内には豊橋市役所、野球グラウンド、陸上競技場などのスポーツ施設もある広い公園となっていたが、昔は吉田城の城郭エリア内であったらしい。公園の入り口には、石垣の後が確認出来るが、ここには昔門や櫓などもあったことが容易に想像出来るのがまた楽しい。

そのまま公園を進んでいくと、見事な空堀に隔離されるように、周囲を四角く石垣に囲われた見事な本丸エリアが現れる。ここは鉄壁の城郭として、4つの大きな櫓に囲まれていたらしく、またまた当時を妄想しながら大いに城跡を楽しんでしまった。

 

そしてその本丸エリアの一角に、再建された吉田城天守閣が建っていた。ちょっと小ぶりな城ながら、なかなか魅力のあるデザインだ。中は資料館として様々な展示がされていて、その歴史に触れることが出来る。

この吉田城も、犬山城、清州城、岡崎城同様、ちょうど豊川の川沿いに建っており、城から見える豊川の風景は、他の川とちょっと違っていた。まるでヨーロッパの田舎で見るような川の風景で、沼地などもあってとても爽やかな雰囲気。この独特な雰囲気は、今回の旅行で強い印象に残った。

豊橋駅ではまたまた城マンホールを発見。豊橋は花火でも有名らしいが、花火と吉田城がマンホールにも描かれており、ご当地のプライドがしっかり刻まれていた。

今回の名古屋・東海の城めぐりはここで終了なのだが、この吉田城の後再び電車に乗って、すぐ近くにある”豊川”の有名な『豊川稲荷神社』を訪問したので、次は番外編として紹介したい。


GWは名古屋・東海 徳川家康ゆかりの城めぐり!第4弾: 『岡崎城』

2023-05-04 12:06:40 | 日本の城、日本の寺

今回ゴールデンウィークに訪れた城の中で、一番楽しみにしていたのが岡崎城。ここはあの徳川家康が産まれた場所としても有名な城で、今年はNHK大河ドラマ『どうする家康』でも大きくフィーチャーされていることから、観光客も大幅に増えている城だ。

2日目は名古屋駅から名鉄線で東岡崎駅まで乗り換え無しで30分ほど。名古屋からのアクセスも抜群である。それにしても、名古屋は電車で10分も電車で離れると、かなり長閑な田園風景が広がり、とても名古屋から近いとは思えない自然が迎えてくれるのが嬉しい。

東岡崎駅を降りると、いたるところに『どうする家康』の番宣ポスターが。

マンホールにも岡崎城の姿が。また新たな城マンホールをゲットだ。そしてその後も違うタイプのマンホールを見つけ、なんと全部で3種類もあった。

東岡崎駅から岡崎城に徒歩で10分ほど。犬山城、清州城同様、岡崎城にもすぐそばに乙川という川が流れており、とても清々しい環境。川沿いにも憩いのスペースなどがたくさん設けられており、橋もかなりきれいに整備されていた。

乙川に沿って進むと、乙川河川緑地などがあり、城郭エリア全体が公園のように整備されている。岡崎城へのアプローチも、清州城同様、赤い橋が。そして、サイズは小ぶりながら、見事な水堀が現れる。

橋を渡ると見事な石垣が姿を現すが、野面積という石垣の積み方が特に荒々しく、浜松城の石垣を思い出す。

岡崎城の手前に、龍城神社という小さな神社があり、立派な松の木がたくさん植えられていた。

そしてその隣には、岡崎城が。この岡崎城も残念ながら現存天守ではないが、資料館として再建されており、中には多くの歴史的な展示品と、シアターなどもあった。

お約束の天守閣展望階からは、岡崎市内や乙川などを見渡すことが出来て素晴らしい眺めであった。改めて岡崎城の立つ環境の良さを痛感。唯一残念だったのは、安全用の網が展望階に貼り廻られており、写真が撮り辛かった点。

そして岡崎城の裏側には、これまた見事な空堀がたくさんあり、またまた大興奮。築城当時の石垣も多く残っており、遺構としても見応え十分。今回見たお城の中で、空堀という意味では一番見事であった。

そしてそのまま広場に進むと徳川家康公の立派な銅像が。なかなか威厳たっぷりである。

この広場には三河武士ののやかた家康館という資料館がもともとあったが、ここを今年限定でNHK大河ドラマ館として、『どうする家康』を盛り上げていた。

中に入ると、『どうする家康』のPR動画やドラマの人物紹介パネル、松本潤や有村架純の等身大パネルなどもたくさんあり、城ファン、徳川ファン、そして松潤ファンも楽しめる展示となっていて、多くの観光客で賑わっていた。僕も有村架純のパネル前で記念写真を撮ってもらったりして、展示を満喫。岡崎城に来た甲斐があったと思わせる、見事な展示であった。

また東岡崎駅に戻ったが、駅に巨大な徳川家康の銅像を発見。かなりの大迫力で、さすがは家康生誕の地である。今回初めての岡崎訪問であったが、感想として、岡崎は小粒ながらとても良い雰囲気の城下町であったし、岡崎城も想像していた以上に魅力のあるお城であった。

東岡崎を後にして、今後は名鉄で豊橋駅に移動。続いては、今回最後のお城となる、豊橋の吉田城をご紹介したい (次回、第5弾に続く)。


GWは名古屋・東海 徳川家康ゆかりの城めぐり!第3弾: 『名古屋城』

2023-05-04 09:22:01 | 日本の城、日本の寺

清州城からタクシーで直接名古屋城へと向かった。名古屋城も名古屋駅からやや北側にあり、清州城は清州駅からやや南側にあるので、意外とタクシーで直接向かった方が効率が良いのだ。

名古屋城と言えば、天下の名城。過去に何度も訪れているが、やっぱり江戸城、大阪城に次ぐ規模で天守閣自体の迫力はまさに圧巻である。天守の上には金の鯱が燦然と輝く。

天守は現在修理中なので立ち入り禁止になっている為、来場者のもっぱらのお目当ては忠実に当時の様子を再現したご本殿。長蛇の列だった為、今回は入場を断念。伝統的な職人を起用して長い年月をかけて再建され、中は黄金に輝く襖などを見事に再現されている。

天守閣は戦時中焼けてしまったものが再建されているので、現存天守ではないが、立派な櫓は重要文化財。

大迫力の石垣や大きな堀もさすが名古屋城というスケール感だ。空堀には鹿が放し飼いになっていた。

名古屋メシがちょっと摘まめる出店なども結構あり、とても賑わっていた。

名古屋のマンホールにもしっかり名古屋城が中央に登場していた。

今回、名古屋城での滞在時間は短かったが、それでも毎回名古屋を訪れた際に少しだけでも立ち寄れると、いつも巨大な名城からのパワーを貰うことが出来る。次回は本殿をまたじっくり堪能したい。

2日目は名古屋から東海地方に向かい、念願の『岡崎城』と『吉田城』、そして『豊川稲荷』へと向かった (次回第4弾に続く)。