うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

減薬への誓い

2005-05-11 20:37:23 | こころ
昨日はユーロジン1mgで朝方5時まで眠ることができた。
目覚めもそれほど悪くない。

俺は現在1ヶ月に1回通院しているが、睡眠薬は2週間分しか出ない。
ユーロジンは2mgを調合されているので半分に割って服用している。

ここ最近症状は安定していた。仕事への意欲もそれなりに出ていた。
抗鬱剤を飲んでいる限り、人並みに仕事をやれる自身も沸いていたのだが。

俺の会社では、主任以上になるとある勤務スタイルがあり、残業がつかない代わりに
自由出社できる制度がある。つまり何時に出社しようが1回会社に顔を出せば
その日は出社したとみなす制度だ。残業手当てがない代わりにまとまった手当てが
支給される。賞与も優遇される。

俺を除く全ての主任以上の者はこの勤務スタイルを採用している。まあ、精神病院入院歴2回
自宅休職3ヶ月の俺がいきなりバリバリに働けるわけもないとは思う。
しかし、休職後2年も経過しており、新しい仕事にもなじんできたつもりだ。
上司との面接で、まだこの制度を採用できないといわれたときはショックだった。

会社は俺という存在をもてあましているのかも知れない。最近「メンタルヘルス」について
俺の会社でも問題にしだし、カウンセラーによる管理者教育も始めてきているようだ。
もう俺は一般人と同じ扱いをしてほしいのだが、何だか腫れ物を触るような感じで接して
いられるような気がしてならない。仕事の負荷を増やして、もしまた悪化したら、管理者の責任に
なるのを恐れているのだろう。

やはり薬を飲むことをやめ、精神科に通院することをやめることでしか、俺の会社での
立場は良くならないようだ。今のままでは病気に甘えているような気がして自分が許せないのだ。
とにかく減薬を始めて一般人への再生を心に誓った。


俺は煩悩の多い人間だ。物欲の塊でもある。物欲を制するためにはカネが必要だ。
しかし時間はカネでは買えないのだ。今生きる時間も大切にしたい。
こころの平和とは、幸福とは何なのだろう。人の人生とはそれを求める永遠の旅なのか。