Alphanumeric

ブログタイトルを変更しましたが特に意味はありません。

鮎の塩焼き

2009年02月12日 20時06分39秒 | 





すべてLX3

先だってのお正月、予てからの念願であった鮎の塩焼きを食べさせてもらう機会を得ました。
この鮎は、夏のシーズンの釣果を冷凍保存しておいたもの。それに化粧塩を施し、炭火でじっくり焼き上げていきます。火が通るにつれて香しい匂いが鼻腔をくすぐり、併せてテンションも上昇。物心ついたときから大の釣り好きで、『釣り人』『Fish On』『釣りマガジン』の3誌を欠かさず購入していた身にとっては、アブラビレを持つ魚は特別な存在。憧憬と懐旧と郷愁とが入り交じる万感交々至る気持ちでそんな鮎を眺め、写真に収めていきます。

そうやってじっくりと焼かれた鮎。我慢できずに背中からかぶりつけば、遠赤外線効果で外カリカリ、内はホクホクという理想的な焼き上がりで、頭から尻尾まで全ていただけます。また、天然の竹串を打っているのと、鮎自身が上品な香りを持つ魚だけに(天然の苔を食んだ鮎は西瓜の香りがするとか――香魚という異名あり)、香ばしさも特筆モノ。思わず一人で厚かましく3匹も平らげてしまいました(笑)。いやぁ、本当に美味いです。

やはり生粋の日本人であるだけに、焼き魚というのは真に身体に染み入りますね。食べてる途中、「幸せ」以外の言葉が浮かんできませんでしたもん。ということで忘れられないお正月となりました。ごちそうさまでした。

最新の画像もっと見る