soraの日常

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『42 世界を変えた男』

2013-11-13 | 映画
『42 世界を変えた男』は公開されてすぐ観に行きたかったのですが、
なかなか行けず今日やっと観に行けました。

黒人で初めて大リーガーになったジャッキー・ロビンソンの伝記映画です。

1947年、第二次世界大戦が終わり、人々がまたプロ野球に熱中し始めた頃に、
ブルックリン・ドジャーズのジェネラルマネージャーリッキーは、
周囲が反対するにも関わらず、黒人のロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)とメジャー契約を結びます。
当時は激しい人種差別があり、トイレなども白人と別にされたり、
球場でも白人と有色人種は入口が別で応援席も別にされていました。

今では実力があれば誰もが入ることができ夢を叶えることができますが、
当時は大リーグは白人のものでした。
それでも、リッキーは黒人のロビンソンをチームに入れました。
ロビンソンが入団したことでチーム内もぎくしゃくし、
最初はチーム内でもロビンソンを差別しますが、だんだん彼を受け入れるようになるんです。
でも、観客や相手チームの選手などに執拗な嫌がらせを受けるんですね。
それでも、彼はリッキーとの約束を守り耐えるんです。
ロビンソンはリッキーにどうして自分をチームに入れたのか尋ねるんですね。
そして、その理由が分かるんです。

必要なエピソードだけを切り取ったとてもシンプルな作品ですが、
彼がどれだけ差別を受けていたか観ていて胸が痛みました。

私は野球にあまり野球のことを知らないのですが、とてもいい作品だと思います。

こういう作品をどうしてもっとテレビなどで取り上げないのかなあ。

野球が好きな人はもちろんのこと、野球に興味のない人でも理解できると思います。

彼がいたから今では肌の色は関係なく誰もが夢を叶えることができるようになったんでしょうね。

楽天のマー君はどうするんでしょうね。

アメリカに行くのかな。

できれば沢山の人にこの映画を観て欲しいなと思います。




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