こんな筈じゃなかったトリム

自分ではトリミングをできない“おかあさん”はトリムの日が大好きです。

壮祐には悪いけど、臭いニオイもすっきり～♪　
ふわふわ～モフモフ～の仕上がりがとっても楽しみ♪♪　だったから。

だけど・・・・・


2月26日午後1時～
予約してあった美容室へ行きました。

４ヶ月くらい前から、
「壮祐はクセ毛だから、フルコートは無理でも、ちょっとコートをのばしてコッカーらしくしたいなぁ～」
と、希望を伝えてありました。
そして、徐々にコートが伸び始めていた時期でした。

ただ、近頃の静電気で脚先がグレーになるので、トリム前にトリマーさんに
「お散歩で足が汚れて困る」と、言いました。そしたらトリマーさんが
「それなら足バリ入れますか？」と聞かれたので、
「はい、お願いします。」と、答えました。

後から思えば、この時点で私のイメージの足バリは、足先にバリをいれた鳥足（隠れサマーカット）
しかし、トリマーさんのイメージでは、８mm の丸刈り でした。。。。。

この美容室、トリムを依頼する場合は毎回必ず承諾書にサインをするんです。
きっと出来上がりにクレームをつけられた場合の対処だと思うのですが。

この日も私がサインをする横でトリマーさんが
「今回はビフォーアフターがかなり変わるかもしれませんね～」と言っていたのですが、
私は「・・・・・？」な感じだったのです。


そして４時間半後、
お迎えに行った私がガラス越しに見た壮祐は、耳だけ長いマルガリータ
ホントに一瞬息が止まるかと思ったくらい驚きました。

トリマーさん（けっこうチャーミングな若い女性）が出てくるまでに
私は混乱した頭でトリム前のやり取りを思い返していました。

・・・・・で、
文句を言っても切ってしまった毛が戻るわけでもなし、
承諾書に（読んだことないけど‥）サインをしたのは私自身だし、

チャーミングなトリマーさんがよりチャーミングな笑顔で言いました。
「これで汚れも気にならないし、お手入れもグッと楽になりますよ～
　ココからまた伸ばしていきましょうね～」

毛玉処理料金の加算されたトリム料を支払って帰って来ました。

家に帰ってすぐ壮祐に服を着せました。
それから今日まで服は（着替えさせましたが）着せっぱなしです。　


“おとうさん”は私が美容院へ行っても気がつかない 鈍 な人間です。
でも壮祐がトリムへ行った日は、「お、壮ちゃん床屋行ってきたんか。」と喜ぶ人です。

その“おとうさん”も、
「なんだか貧相な犬になった。」
「これじゃスーパーに連れて行っても可愛いって言ってもらえない」
　※喫煙所の椅子に壮祐と座っていると、宝くじ売り場のおばちゃんやよそのお客さんが声をかけるらしい
「センスのないトリマーだ！！」
「金払わなくたって、こんなんだったら家でもできるだろー（いや、それは無理だけど）」
などなど、文句百曼陀羅

「だけど、文句言ったって毛が生えてこないよな」

で、あれから２日
壮祐を見るたびに、ため息をついている夫婦



ここまで“おかあさん”の愚痴を辛抱強く読んでくださった皆さま、
ありがとうございます。

マルガリータの壮祐、見ていただけますか？


きょう、初めて服を脱がせました。
耳が長い分、頭でっかちでアンバランスな感じでしょ？

もう少し体格の良い子なら格好イイのに
壮祐は貧弱で痩せたネズミみたい



せっかく暖かくなってきたのに、
服を着せないとお散歩に行けません。

ぴったりに編んだニットもブカブカです。


「足が汚れやすい」
このひと言がどうしてこんなになってしまったのか？

トリマーさんにオーダーがきちんと伝わっているかを
確認しなかった自分に落ち度があるとわかっていても
やっぱりこの悔しさはコッカーを飼っている人にしか
理解できないんだろうな～と思う“おかあさん”です。



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