ゆめみていっぱい

來夢、咲良夢、粋夢、都羽夢と4人の成長記録です。パパとママは毎日楽しみでいっぱいです。

中国って・・・

2008年01月31日 01時40分16秒 | 海外の写真などなど
またまた最近、新聞の紙面を賑わせている中国。
食の安全も今度は餃子のようで・・・
5歳の女の子が意識不明の重体になったとのことで
同じ子を持つ親としてショックを受けると共に
一刻も早い健康の回復と再発防止に向けた真相の解明を望みます。
被害に遭った人たちには、何の落ち度もないんやから。
この件については、パパさんも怒り心頭です。

だいたいあの国が、消費者や、
もっと言えばすぐそばの隣人のことを
これっぽっちも気にするはずがなく、
そもそも15億か16億かしらんけど、
(戸籍無い人間入れたら20億人超えるんちゃうかと思うが)
それだけ膨大な人口の中で押し合いへし合いして生き抜こうと思えば
他人のことなど思いやってる余裕なんかある訳も無いねんて。

自分のつくったものが売れて金が入ればそれで終わり。
あとはどーなろーと買った人が宜しくやってくださいの精神ですよ。
品質管理やアフターケアーの考えがそもそも無いねんから。
例え偽物でも売ってしまえば売り手が得をして、
偽者を買ってしまえば買い手が損をする、
それがまかり通る社会が中国やと思うねん。

今回の事件は、慢性的というよりは
まだ一時的に複数の被害が出たということで
おそらく工場内で何らかの不衛生状態(虫やネズミの大量発生など)
が突発的or日常的に起こり
緊急的に使用した殺虫剤が誤ってラインに流れてた餃子に混入したのではと
パパさんは推測します。

そもそも中国の現地人が殺虫剤やら農薬の恐ろしさを
充分に理解しているとは思えないし、おそらく

農薬や殺虫剤を大量に使えば農作物が虫に喰われない

収穫量が増える

その分儲かる

その農薬まみれの農作物は自分達は食べないし
自分達の分は農薬を使わずに作ろう

てな発想でしょう。この前TVでブドウ畑でブドウの房から
滴り落ちるほどの大量の農薬を撒いてる中国農家の様子がありました。
この映像は衝撃的やったけど
当の農家の人のコメントは
『このブドウはワイン用だから大丈夫』やって???
赤ワインなら皮ごと使用するから回答になってへんがな!

そーんな中国ですが、実はパパさんが初めて行った国が
そう、中国こと中華人民共和国なんです。

大阪の南港から新鑑真号っていう船で上海まで2泊3日。
大学2回生の冬でした。
2日目起きてもまだ鹿児島沖っちゅう、恐ろしく長い船旅で
そして3日目、長江を上って上海に着く手前で
何と中国人民解放軍の潜水艦に出迎えられたのです!
どないなってんねん、この国は!!と衝撃をうけました。

ちなみにこの初めての海外旅行が、その後の旅行スタイルを
ツアーか個人旅行かに決める分水嶺だったかと。
その国への往復のチケットだけあれば
こんなにも我が身は自由で楽しく、
そして例え日本国外でも何とかなるものかと、
パパさんはリュック一つ抱えての個人旅行に味をしめちゃったんです。


西安→昆明(火車:2泊3日)/中国/Mar.1998

中国語、いわゆる本家の漢字で汽車のことを『火車』って書くねんけど
これがまさに表意文字である漢字の素晴らしさ。

その車内は紛れも無く『火の車(ひのくるま)』やねん・・・

ていうか、この火車に1回乗れば
人民達がどんな気性なのか、どんな素性なのか
全てが分かると思います。
言っておきますが、この火車は火車でも
直角対面シートの席、いわゆる『硬座(二等座席)』です。

車両には日本のグリーン車とかと同じでランクがあり、
上から1等寝台(軟臥)、1等座席(軟座)、2等寝台(硬臥)、
そして問題の2等座席(硬座)になります。
すなわち、この硬座こそ、中国人民に溶け込める夢のシートなんです。

日本の政治家や中国と取引したい日本の企業のTOPは
1回でいいからこの硬座に乗るべきかと進言いたします。
(パパさんも、もう1回こっきりでええわ・・・懲り懲りだす)

まぁ、マナーの『マ』の字も無い、あまりにもの惨状に
呆れるのを通り越して笑いが止まらんよーになるから。

そもそもチケットを買うところから戦場そのもの。
割り込み・奪い合い・罵り合いなんてものは序の口。
そのうち馬乗りになっての殴り合いの喧嘩が始まるから。
初めて目にすると確かに日本人はカルチャーショックというか
その地獄絵図にボーゼンとするでしょう。
それもミニスカートはいた若い女性が馬乗りやってるから。

北京五輪にむけて『並びましょう』とか『割り込み禁止』とかを
泥縄的に人民に仕込んでるのも分かるでしょ。
共産党の苦悩に同情します。

買う方が買う方なら、売る方も売る方で
時間外労働の観念なんてあるはずもないから
時間が来れば購入中であっても突然窓口が閉まります。
鉄柵で仕切られたまるで刑務所の面会みたいな状況で
いきなり出前箱の蓋を閉めるかのように板の扉が落ちます。

そして硬座の状況は・・・

そもそも基本的に指定席でチケット買って夕方過ぎに西安の駅から乗車したけど
当然のごとくうちらの席は既に訳の分からん連中が占有。
『誰やねん、お前は!』もめながら追い払って席を確保すると
いきなり車掌が大声で弁当と飲み物を売りに来る。

直角シート目の前の乗客がカップラーメンを食い終えて
残った箸とカップとあろうことか窓を開けて外に捨てる。
そして何事も無かったかのように目をつぶって寝始める。

その横で若い女性がヒマワリの種を終始食べてる。
ヒマワリの種は硬い殻を口の中で割って
中身の柔らかいとこだけを食べるねんけど
残った硬い殻をぺっぺぺっぺと床に吐き捨てる彼女。

その横で赤ちゃん連れの母親がいきなり赤ちゃんの脇を抱えて
腕をパパさんの目の前に水平に伸ばしたかと思うと
いきなり赤ちゃんはオシッコ!
当然床はオシッコまみれ・・・
なるほど、緊急時に対応できるように赤ちゃんのお尻は
ズボンが丸くくりぬかれて丸出しになってるし。

チョット待てよ、もしやウンチバージョンもあるんかと悩んでると
既に床が見えないくらいに床はゴミの山。
まだ出発して1時間くらいやで・・・
そして車掌がホウキ片手に掃き掃除にくるからみんな足を上げる。
車掌は集めたゴミを当然窓からポイ捨て。
この掃除はその後1時間毎に実施されてました。

そして駅に着けば窓からは乗客が乗り込んでくるは
停車時間内に何とか弁当売ろうと売り子は大量に流入してくるわ
泥棒コント並みのでっかい荷物を背負って
連結部分で公安ともめてる奴はいるわ、もうむちゃくちゃ。

こんな状況で夜も熟睡できるわけも無く
だいたい直角対面シートにキツキツで3人対3人で座ってるし。
夜遅くまで足元の鳥かごに入ってる大量のハトが
『くるっく~、くるっく~』鳴いてたかと思えば
朝になったらなったで、後ろにあった鳥かごに入ってる
大量のニワトリが『コケコッコー!!』

そして極め付けが3日目の朝起きたら向かいの座席の下に
寝る前には無かったはずの大きなズタ袋に入った荷物が。
『これ何や???』とバシバシ蹴ってたら
何と中から人が出てきおってん!!!
それもスーツ姿で。究極の寝袋やな・・・。

この状態が2泊3日、丸48時間続きました。
車内は常に乗車率300%以上、網棚の上も既に埋まってます。

最後の方はしらふで記憶が無かった。
ボロボロになって昆明に着きました。
だって着てたセーター叩いたらホコリが止まらんかったし。

今から10年前のことやから
あの当時に比べれば少しはマシになってるかもやけど・・・
こんな国で果たしてオリンピックを成功させることは
できるんかいな???

ちゅーわけで、失礼!
コメント (2)
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