* バレてるっぽい？

幼稚園も冬休みに入り
夜遅くまで起きていて
だから朝起きてくるのも遅い、

５歳と２歳の兄・弟。

当然、クリスマスの朝も遅く・・・

クリスマスのプレゼントが楽しみで
早朝に目が覚めてしまう、

なんて子供っぽくかわいらしい事は我が家の
兄弟には無いらしい。

夫なんかとっくにお弁当持って仕事に出て、
私は洗濯機を２回も回し終わって、
それでも起きてこない。

「お～ぃ・・・プレゼントは
　いいんか～い？」

心の中で思いながらも
目が覚めるまで放置した私だったのでした。

５か月になった娘が朝からぐずって
洗濯を干すのもままならない感じ、

抱き上げて授乳しては
ちょっとずつ洗濯物を干して、
また授乳して、
あやして・・・洗濯干して・・・

こんな時に兄弟を起こして
「あーでもない」
「こーでもない」
と揃ってあれこれ要求されたら
私、てんやわんやになっちゃうし。

だから、私が一段落するまで
寝ていてくれた方が楽って言っちゃ～
楽なわけなのです。

けれど、
時計の針が９時半を回る頃には
いくらなんでも
お寝坊兄弟、二人揃ってお目覚めでした。

ベッドの上で
二人でガサゴソ。

「なんだこれ。」

とか言っちゃってる・・・（＾＾；）

枕元に置いたのは
ドラえもんとミッキーのDVDでしたが。

本人達は

「仮面ライダーのウンチャラカンチャラ」

だとか

「ウルトラマンのうんちゃらかんちゃら」

だとか

ずいぶん前から希望を言っては
いたけれど、

もう男の子のオモチャはこれ以上増えたら困るほど
増殖していて、
今の仮住まい中の室蘭の狭いアパートでは
収納する場所すら、もはやどこにも無い状態。
このままではおもちゃに埋もれて
生活しなきゃいけなくなる。

ってなわけで、

親の独断と偏見で「DVD」となったのでした。

目覚めた兄弟に

「昨日、遅くまで起きていたでしょう。
　だからサンタさん、
　なかなか来れなくて、
　良いプレゼントはみんな早く寝たいい子たちに
　配っちゃった後に、
　サンタさんようやくウチに来てくれたけど、
　プレゼントはもう残り物しかなかったんだよ。」

と言ったら、

DVDでも納得した様子。

二人とも、ドラえもんとミッキーを
嬉しそうに眺めて

満足しているみたいなので
ホッと安心しました。

が。

夜、夫が帰宅して真っ先に長男が

「パパー！僕、ドラえもんもらった！
　○～ちゃんはミッキーだった♪」

と報告し、
夫が長男の会話に乗って

「へ～、サンタさん、来てくれたんだね、
　良かったね、
　どこに置いてあったの？」

と聞いたら

長男は、

「え～とね、こっちのお部屋。
　こっちのお部屋に隠してあったのを
　ママが持ってきた・・・・

　んじゃなくて、サンタさんにもらった！
　あれ？
　ママが・・・？
　え～と、
　サンタさんが置いていったのをママが持ってきて
　ベッドに置いた。」

・・・・。

(-▽-；）

あら～・・・。

絶句。

どうやら、５歳児に全てバレていた模様。

クリスマスを前に買って隠しておいた
プレゼントに、
長男は気づいていたけれど、
でも知らないふりをしていたらしい。

おまけに
気を使って親の会話に話を
合わせていた模様。

恐るべし。

どうする、来年？！
どうする？サンタさん？！

ピーンチ！

生後５か月の娘なんて
これから「サンタクロース」が楽しみな年齢に
なっていくのに、

こんなに早々と「サンタクロース」卒業する
わけにいかないぢゃん、ウチ。

２歳の弟君だって、まさに
ここ数年が楽しみな年齢なのにね。

お兄ちゃん、
もうしばらく、後数年は、
「知らないふり」
「わかってないふり」を
続けてもらえますかねぇ？

そうして頂けると、助かります。

鬼とナマハゲの存在は信じていて怖いくせに、

サンタクロースは居ない、

と理解しちゃっているらしい長男。

５歳児って、こんな感じなのかしら。