* 秋の円山動物園

１１月１日。
幼稚園の面接は午前中には終りました。

このまま何もしないで一日を過ごすのが
もったいないぐらい、
良いお天気。

コートなんか要らない
ポカポカ小春日和。

ちびダーの面接の結果は
親として到底納得できるものではなかったけれど、
３歳になったばかりの子にしたら、
走り回ったりせずに椅子にちゃんと座って
いただけでも褒めるべきだったのかも。

一度で出来なくても、
聞きなおして貰えばなんとか出来たのだから、
怒らないで褒めてあげればよかったのかも・・・。

小言を言われすぎて
しょんぼりしているちびダーを見て、
気分転換した方がいいと思いました。

「動物園でも行ってみるか～♪」

夫のダーが言い出して、
せっかく会社も休暇を取ったので、
平日だから空いているだろうし、
お天気もいいし、

「行こう、行こう♪」

と二つ返事で賛成！

ちびダーも

「どうぶつえん？わ～い♪」

と気を取り直してあっという間に
いつものヤンチャ坊主に戻りました。

秋の円山動物園。
動物園の入り口にどんぐりが
たっくさん落ちていて、

動物そっちのけでどんぐり拾いに
夢中になるちびダーさん。



「ほ～れ、まん丸のどんぐりだよ～♪」

（ちびダーが、「ほら」を「ほれ」と
　言うのはおばあちゃんの真似で、
　北海道弁なのです。彼は生粋のドサンコ。）



どんぐり持って、小動物がたくさんいる
こども動物園にまっしぐら。

ルンルン気分のちびダーを見ていたら、
私の気分もほぐれて来ました。



こども動物園で、ニワトリとウサギを
真近で見て、
ちょっと手を伸ばしてみて、



大好きなレッサーパンダを見て、



「次はキリンだ、キリンだよ」

って動物園の中を走り回るちびダーさん。
歩くっていう選択肢はないらしい。

「赤ちゃんのキリンだよ！」
「赤ちゃんがいるよ！」
「かわいいねー！！」



お母さんキリンのナナコに
ぴったりくっついて歩くチビちゃんの
ナナスケ。

かわいいー！
かぁわいい～ぃ♪



象がいないのが残念だけれど、
ちびダーはキリンが好き。
私もキリンが好き。

札幌で暮らすようになって１年半。
ちょっと時間が出来て気が向くとやってくる
円山動物園。
ちびダーはだんだん好きな動物が決まってきて、
回るコースがお決まりになってきました。

レッサーパンダ、キリン、カバ、しまうま、
ペンギン、こども動物園、
時々おおかみ、アシカ。

後はあんまり興味ない様子。

お猿は、本物よりもオブジェの方が好き。

有名なチンパンジー舎でも、
チンパンジー達には目もくれず
オブジェで満足している３歳児。



来年の春になったら、
雪が融けて動物園に来たら、
興味ある動物が変わっているかしら。

アフリカの動物たちの場所が
大きくなるから、
そしたらまた行くのが楽しみ。

二男のべべダーはどんな動物に興味を
持つかしら。