* 久しぶりの太陽

蝦夷梅雨の空から
久しぶりに太陽が顔をのぞかせた
札幌でした。

金曜日は児童館の日。

この７月で１歳９ヶ月になった息子のちびダー、
札幌に越してきた４月から
近所の児童館に連れて行っているのだけれど、

普段は公園やデパートの遊具コーナーで
見ず知らずのお友達ともよく遊ぶちびダーなのに、

実は児童館が苦手です。

児童館だけじゃなくて、
乳幼児が集まってくる
ちびっこランドや保健センターの
子育てサロンも、

苦手。

場所に到着すると
必ずと言っていいほど
泣き叫び、
ベビーカーから降りようとしません。

泣き叫ぶので中に入れないで
しかたなく
そのまま「回れ右」して
帰って来たこともある。

無理やり中に入れると、
泣きながら脱走する。

何がそんなに嫌なんだろう。
お友達がたくさんいて
おもちゃがたくさんあって、
好きなだけ遊んでいい、って
言ってるのに。

どうやら狭い場所に人がたくさんいて、
ひしめき合っている状態が
あまり好きではない様子。

それに加えて
遊んでいたおもちゃを
いきなり奪い取られたり、
手を離した隙に
もう違う子が持っていたり、

「一緒に遊ぼ」とコミュニケーションを
取りたがるちびダーに対して、

同じぐらいの月齢の子達は
自分で遊ぶのに一生懸命で
一緒に遊べなかったりするのが、

悲しくて嫌みたいです。

そんなちびダーさんも
大好きな「水遊び」には負けるらしい。

久々に晴れた金曜日、
児童館に到着したら
外にプールを出してみんなで
遊んでいました。

いつもなら泣き叫ぶちびダーも、
ソロソロとベビーカーを降りて
トコトコ一人でプールの近くへ。

今日は大丈夫かも♪

期待したのもつかの間、

プールに芋の子を洗うように
チビッコ達がひしめき合い、
自分のスペースもろくに取れない状況に、

ものの数分で

「帰る」

アピールが始まりました。

そ、そりゃそうだよねー。
家に帰れば
自分専用のプールがあって
独り占めして
好きなだけ遊べるんだもんねぇ。

（＾＾；）

フラストレーションが溜まった
ちびダーを、
近くの大きな公園に連れ出してみました。

覆い茂る木々からの木漏れ日が
心地良く、
夏の暑さから開放される
清々しい公園。

夏の間だけ、
小さな噴水から水が出て
公園の中を人工の小さな小さな小川が
流れる憩いの場。

水遊びがしたかったちびダーは
大喜び！




バシャバシャバシャ！
と好きなだけ水を満喫し、

小さな小川の中を走り回り、

しまいには水の噴出し口にベッチャリと座り込み、
水辺のベンチで寛いでいた知らないおじさんに

「あーあーあーあー」

と笑われる始末。

それでも満面の笑みで、

「えいっ！」

と掛け声とともに
私に手で掬った水をかけてくる。

楽しさ絶好調♪

頭から全身ビショビショになり、
疲れ果てるまで
水遊びに興じたちびダーだったのでした。

近くに楽しい公園があって
よかったね。