* セントラルヒーティングの節約方法

今住んでいる「東区」が
札幌市の中でも有数の豪雪地帯だと知って、
少なからずとも
ショックを隠し切れない私です。

それに加えて今年は例年にない大雪が
年明けから続いたお陰で、

東区の降雪量は
比較的雪が少なかった南区と比べて倍だとか・・・

こういう年に限って「妊婦」で
ほんと、ついてない。（＞＜）ピィ～。

まぁ、雪の量は違っても札幌の「寒さ」は
どこも似たり寄ったり。

氷点下の真冬日が続く寒さをしのぐために、
家を暖かくしていたら、

１ヶ月の灯油代がものすごいことになりました。

雪が多いよりもある意味、
ショックが大きかったかも！

びっくり！！

関東育ちの私、同じ北海道でも
初めて暮らした函館は
小さなアパートだったし
オール電化だったので、

札幌で一戸建て暮らしを始めて

「なにぃー？！この灯油代！」
　こんな金額、初めて見た！」

って衝撃です。
目ん玉が飛び出た。

１ヶ月に使う灯油の量が軽く４００リットル越え。
金額は・・・１リットル７５円近いので・・・
あぁ、
計算なんかしたくない！

ブルブルブルッ。

このまま行くと、ひと冬に灯油代が一体
いくらかかるの？！

もう、本当に恐怖。

あまりにもびっくりして夫のダーに話したら、
ダーもそれはそれでびっくりしていました。

部屋を暖かく保つのが
北海道の暮らしの常識だけど、

自分で家庭を持ってみて
「灯油代」ということを初めて自覚したのかも。

切実な問題なので、
お隣の義両親に相談したら、

なんと、お隣の灯油消費量は
我が家の半分ちょっとぐらいで
済んでいるらしい。

問題は、一つしかないことに
すぐ気が付きました。

「セントラルヒーティング」を

一日中、消さずに付けっ放しに
しているせいです、間違いなく。

この家を購入した時、不動産屋さんやら、
燃料屋さんやら、ダーの会社の人やら、

色々な人に「セントラルヒーティングって
どうやって節約するの？」

とアチコチ聞きまくったのだけれど、
明確な返答は得られず。

けれど、

「セントラルヒーティングは消さずに付けっ放しに
　しておくのが節約に繋がる」

という話が一番多かったのです。

家中を張り巡らされている部屋を温めるための
「熱い不凍液」が冷めると、
それを再び温めるのに灯油をより多く燃やすから、

付けっ放しで常に熱い不凍液の状態を
保った方が灯油代が節約できる。

という意見。

冷めた不凍液を温めるために
一度にどっと灯油を燃やすよりも、
常に一定温度を保ちながら
チョロチョロと灯油を燃やす方が安上がり。

「そうか、それは最もだなぁ」・・・と思い、

冬が始まってからはずっと我が家は
セントラルヒーティングを付けっ放しだったのだけれど、

我が家の半分の灯油消費量で済んでいるお隣の義両親の家は、

タイマーを付けて昼間の時間帯と夜寝ている時間は
セントラルヒーティングを消している
そうなのです。

どうやら消した方が不凍液が冷めてしまっても、
灯油の節約になるらしい。

それで、我が家も一日で一番気温が高い
お昼の数時間は
セントラルヒーティングのスイッチを切って
しのいでみることにしました。

そしたら。

半月で２１０リットル越えだった
我が家の灯油の消費量が、約１６０リットルまで
減りました。

一日たった数時間、セントラルヒーティングを
消すだけで、
半月で５０リットル近くの節約に成功。

１ヶ月に換算したら、１００リットルは
節約できることになる。

金額にしたら１ヶ月、７５００円近く、
ひと冬で計算したら４万円以上は節約できます。

５万近く節約できるとしたら、
それはかなり大きい。

一度、セントラルヒーティングのスイッチを
消すと家中の不凍液は冷めてしまうけれど、

それでも、

消した方がずっと灯油を節約できるんだなぁ・・・。

経験してみないと
わからない事でした。

昼間は我慢できる限り、
暖房を消すことにした我が家です。

ちょっと肌寒いぐらいなら
一枚上に着て我慢。

外は氷点下でも家の中では半袖で過ごす、
そういう北海道の暮らしの常識は
我が家では通用しなくなりました。

室温が２０度あれば、昼間は十分！ってことで。