誰にでも偶然の出会いという経験はあるはずだ。私の最初の偶然の出会いは小学校の時だ。前にも書いてはいるが、私の故郷は福島県会津地方の小さな田舎町だ。その田舎町の中でも、私の実家は外れの方にあったので、通った小学校は分校で、クラスには同級生が15人しかいなかったのである。その中の一人と、夏休みに東京で出くわしたのである。
それは6年生の時の夏休みだ。私は東京の親戚の家へ遊びに来ていたのだが、あ . . . 本文を読む
今日は日曜日だが、会社で所用があったので出社したのである。それで、車を駐車場に止めようとしたら、既に私の契約している駐車場に車が止められてある。『何で?』という感じだ。するとその車から白人女性の2人組が降りて来たのである。
「ちょっとここに車を止めないでよ。どういうつもり?」私は些か声を荒げて言った。するとその白人女性の一人が、「5分だけだよ」と言うのである。私の目は点になった。「…………… . . . 本文を読む
私は、ほとんど酒が飲めない。一滴も飲めないというわけではない。よく一滴も飲めないという人もいるが、それはどういう事なのだろう。飲めない私が言うのも変だが、別に猛毒を飲むわけではないのだから、一滴も飲めないということはないだろうと思ってしまう。私は全く飲めないわけではないから、それだけは不思議なのだ。
私には飲める酒の量が決まっている。ビールでも、水割りでも、日本酒でも、ワインでも、だいたいグ . . . 本文を読む
弊社で新しいセクションを作ることになったので、面接をすることになった。これまでは、社内にはいない人材の登用になるので、面接は代表の私自身が担当することになったのだが、ここ数年の面接は、人事担当に任せていたので、私自身も久々の面接ということになる。
私がこれまでに面接をした人の数となると、相当な数になる。番組のオーディションの面接を含めると、想像もつかない数だ。以前には番組のリポーターのオーデ . . . 本文を読む
今日は仕事終わりで、制作会社のプロデューサーと、某局のディレクターと3人で焼き肉を食べて帰ってきた。
焼き肉で思い出すのが、隆三杉関である。当時は二子山部屋の関取で、あだ名が確かムーミンだったかと思う。あだ名に相応しいというか、大変愛嬌のある顔立ちで私も好きな関取の一人だった。引退後暫くは藤島親方を名乗っていたはずだ。
その隆三杉関には凄いエピソードがある。ある時、関取衆何人かで焼き肉屋 . . . 本文を読む
ほんの数時間前のことなのだが、帰宅するために会社から駐車場まで歩いている時の事だ。後ろから「アチッ」と言う声がしたので振り向くと、私と同じくらいの年齢のサラリーマンが、火のついたタバコを拾っている。しかも、その拾ったタバコをまた口にくわえているのだ。六本木のど真ん中である。周りは結構な人がいる。はっきり言ってみっともない。
私が見たかったのは、「アチッ」っと言ってタバコを落っことした時の方だ . . . 本文を読む
最近のニュースで、タイのプミポン国王が即位60周年を迎え、在位は世界最長になった事を知った。
タイと言えば、私は昨年の12月に初めて足を運んだ国である。それまでも、一度は行ってみたいと思っていたのだが、なかなか行く機会に巡り会えなかったのだ。それが、たまたま友人のタレントである島崎さん(アダモちゃん)が、某局のお正月特番のロケで行くというので同行したのである。
2日間ほどプライベートな時 . . . 本文を読む
先ほど、六本木にある○○○書店に資料を探しに出かけたのだが、入り口のところのコーナーで立ち読みをしている女性を見かけた。20代半ばだろうか、まぁ見た感じは極普通の女性だ。書店での立ち読みは当たり前の光景だから、普通なら気にも止めることはない。ただ、その立ち読みをしている女性が、知り合いの女性に似ていたので目に止まったのだが、知り合いではないことがわれば、もはや接点は無いわけだ。だから、あとは気に . . . 本文を読む
いよいよ明日から、サッカーのワールドカップが開催される。しばらくは眠れぬ夜が続きそうだ。私の周りでは、ワールドカップが始まる前の今の時期は、優勝国予想で既にヒートアップしている。弊社のスタッフの間でも、仕事の合間にはそんな会話が交わされているようだ。
そんなスタッフに応えるというわけでもないのだが、弊社でも優勝国予想と日本がどこまでいけるのかを予想することになった。私がポケットマネーから、さ . . . 本文を読む
本日出社したら、知り合いのプロダクションの社長からファクシミリが届いていた。こんな内容だ。「フジテレビ主催の大韓流写真展のゲストで、『シン・ヒョンジュン』が6月14日~16日の日程で来日します。15日には『笑っていいとも』に出演が決定しております。この日程の中で時間的に折り合いがつくようでしたら、番組の取材にも応じられますので、よろしくお願いします」というものだ。知り合いのプロダクションは、招聘 . . . 本文を読む