マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

季節感のない人々

2009-02-16 00:08:43 | Weblog
 一昨日の土曜日はホントに暑かった。私の車の温度計も24℃まで上がっていた。6月並の気温だったと言うではないか?不況の風が吹く中、各地では春一番まで吹きまくったそうだが…。昨日も寒くはなかったが、決して暖かいと言う感じではなかった。日曜日ではあったが、私は仕事で六本木のオフィスに来ていた。オフィスにもスタッフが10人近くいたので驚いた。改編期の特番に追われているのだろう。ホントにお疲れ様だ。

 本社に寄って仕事を済ませ、今度は同じ六本木にある分室へと向かった。やはり夕方は表に出ると肌寒く感じる。その途中で身長190㎝はあるだろうか、厳つい男性が私の前を歩いていた。外国人だ。写真の男性だが、ご覧の通りTシャツ一枚だ。強がっているわけではないと思う。たぶん、その格好が彼にとっての適温なのだろう。季節感よりも、ファッション性よりも、適温重視のライフスタイルと言う感じだ。…とは言えまだ冬だ。

 ウチの下の息子も家の中では年中同じ格好だ。パンツにランニングだけで一年を通している。幼稚園の頃からだ。リビングの暖房器具は床暖房くらいだ。決して暖かい部屋ではない。だから寒がりの私などは直ぐに自分の部屋に籠もってしまう。そんな中でこの格好でいるからか、下の息子は幼稚園の頃から風邪を引いた事がない。一度夜に熱を出した事があって、翌日病院に連れて行こうと思っていたら朝にはもう元気になっていた。

 あと、ずっと気になっていた事がある。ホームレスは真夏でも真冬と同じ格好だ。六本木には、いつも同じ格好で同じ場所にいるホームレスがいる。私の顔を見るとニコニコして、「お金ちょうだい」と声を掛けてくる。だいたいは無視するのだが、一度財布の中の数円をあげたら怒って睨まれた事があった。でも真夏に真冬の格好はどうしても気になってしまう。それで、「暑くはないですか?」と声を掛けたことがあった。逆に無視されたが…。

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