驚異の１５歳

　昨日は、テレビ放送されていた、男子ゴルフのマンシングウェアオープンＫＳＢ杯に釘付けだった。アマチュアで高校１年、まだ１５歳８ヶ月の石川遼君が、それこそ歴史的な優勝をするかも知れなかったからである。

　１６番ホール終了時点では、１１アンダーで宮本選手と並んでいる。それが１７番ショートホールで、石川君はバンカーに入れてしまった。普通なら、『やはり、ここまでか』と思ってしまうところだが、私は『チップインで入っちゃたりしてね』なんて思っていたのである。

　実際に、その通りになった。本人も『うそっ？』って言う感じだったが、そう思った私も驚いている。あそこでバーディーを取るようなら、もう優勝である。勝負の流れとはそう言うものだ。実際にそうなった。歴史的なというより、世界でも類をみない優勝である。
　
　とにかく凄い選手だ。人気低迷する男子ゴルフ界の、正に救世主である。１５歳といえば、私は何をしていただろう。スポーツで言えば、器械体操という部活動はやっていたが、如何にして上手にサボるかとか、試合会場では女子体操選手のレオタード姿に見とれている、本当にマヌケな１５歳だったな（恥）。