健忘症！？

　物忘れが激しい。ここ最近になって特に思う。健忘症か若年性アルツハイマーではと思う程だ。私くらいの年齢になると物忘れは誰にでもあるようで、友人と話していてもそんな自覚の言い合いになるのだが、私が一番酷いようである。この前は友人達とのゴルフで、ゴルフの前に“ある事”を話したのだが、ゴルフが終わってレストランでお茶を飲んでいる時に、私が“ある事”について話し始めたらみんなキョトンとしている。ゴルフの始まる前に話していた“ある事”と同じ話だった。指摘されて汗が噴き出した（大汗）。

　最近は頭痛も酷いし、こんな事がしょっちゅうなので、脳のＭＲＩを撮ってもらった。「特別その手の病気の所見はないですね！？」と医師からは言われた。更には、「綺麗な脳ですよ！」とまで言われた。どういう事だ？そうは言われても、今ひとつ安心できないでいる。人の名前はさっぱり覚えられない。これは電話番号とかと違って、携帯電話とかにメモリーできないから困る。それにこんな事もあった。この前は六本木の交差点で、知らない人からお辞儀をされた。向こうは当然私を知っているからだ。困った（油汗）。

　写真は私の財布だ。昔から私の財布はこんな感じだ。名刺とかカードとか、いろんな物が入っていていつもパンパンである。周りからは、おばさん財布と呼ばれている。流石にチャックが締まらなくなると整理をする。いろんな物が出てくる。この前は朗読会の小さなチラシが出てきた。誰がこんな物を入れたんだ？…と思ったのだがこれは私の財布だ。他人が入れるわけがない。私が友人の女性から手渡されていたものなのだが、その記憶がない。後でその友人に会った時に、その事を話したら呆れられた（冷汗）。

　更にこの前はこんな事があった。私は寝るときにパンツの上に薄手のスエット地の短パンを履いている。夜中に起きたらパンツだけになっていた。部屋中探しても見あたらない。私はよく夜中に起きると、コンビニに買い物に出掛ける事がある。不安になってコンビニまで行ったのだが、脱ぎ捨てて来たと言うようなみっともない事はしていないようだ。下手したら変質者である。コンビニから戻って来てトイレに入ったら、トイレに脱いであった。ホッとしたのは瞬間だけ。何せトイレに入った記憶がないのだから…（大涙）。