お土産を…頂きました（涙）

　昨日、以前弊社のスタッフだったＹくんから、上海旅行のお土産を頂いた。プリッツだ…（・_・）。上海蟹風味だ…（*_*）。一箱だ…いや、写真の通り半箱だな…！？日本でも観光地にありがちな、ご当地限定商品と言うところかな？

　このお土産の意図を、３択問題にして私なりに考えてみた。①ウケを狙った。②バカにされた。③お金が無かった。さしずめ、③なんだろうな！？「２泊３日で、エア代、ホテル代込みで２３，０００円でした」と言っていたくらいだから。

　それを考えるなら、お土産を買って来てくれるだけ立派なものだ。いや、そんなに立派でもないかな…！？でも私はこれを頂いた時に、「何コレ？」としか思わず、口にもしなかった言葉を改めて、「Ｙくん、お土産を本当にありがとう」

　私の後輩の中には、海外番組のロケディレクターを担当しているＨくんと言う奴がいる。１年の内で８ヶ月間海外にいた年もあったとか！？「まるであたしゃ遠洋漁業の漁師さんと一緒で盆も正月も海の向こうっす」と言っていた。

　そいつが日本に帰ってくる度に、食事をせがむ連絡が入る。そいつと一緒に食事をしながら、「今回こそは、お土産を買って来たんだろうな？」と言うとＨくんは、「元気で帰って来たのが、何よりのお土産でしょう？」と言う。毎回同じ。

　でも食事をしながら、世界各国の土産話が聞けるので私も楽しみではある。「次は、お土産はいいから、元気で帰って来なくてもいいよ。何かアクシデントがあった方が、話の種にもなるだろう？」と言っていたら、本当に起こったのだ。

　インドロケの最中に、腸チフスにかかってしまい死にそうになった。実際に現地から連絡を受けて、ご両親がインドへ向かったほどだ。一命を取り留めて帰って来たのだが、戻って来てからもこちらの病院に暫くの間入院をしていた。

　退院したＨくんから、その時の様子を訊いた。４０度の熱が何日も続き朦朧としているのだが、入院した病院の劣悪な環境に、「ここで本当に病気が治るのかな？」と思ったらしい。学校の保健室よりも、何にもなかったとか（笑）？