マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

信じられない投手交代

2007-11-02 00:00:24 | Weblog
 中日が優勝した。私は、日本ハムを応援していたから残念である。残念と言えば、山井投手の完全試合の可能性を無くしてしまったのが何より残念でならない。落合監督は、何と8回までパーフェクトピッチングの山井投手を下ろし、岩瀬投手に代えてしまったのである。日本シリーズで、山井投手の完全試合が見られるなら中日の勝利、いわゆる優勝もやぶさかではなかったのに、本当に残念でならない。球史に残るような試合だったかも知れないのだから。

 それにしても、解説者も言ってはいたが、「アメリカじゃ考えられない。ヒーローを大事にする国だから」と言う言葉だ。この言葉がお国柄を現しているのかも知れないが、そう言う意味では私も個人を尊重するアメリカ的な考え方なのかも知れない。いや、アメリカ的と言うより、落合監督以外の監督なら誰もが続投だったのではないだろうか?それにしても残念だ。しつこいようだが、この投手交代は前代未聞の出来事だと思ってしまう。これは、試合を見る側のエゴ?それにしてもだ…。

 でも、でもだ、最悪9回ランナーが出るまででも、山井投手に投げさせてあげる事はできなかったものだろうか?地元名古屋での優勝。そして、53年ぶりの日本一にかける思いが強いのがわかる。でも私にはわからない。来年の中日は果たしてどうなのだろう?このような落合監督のドライな投手交代に選手はどう思うのだろう?それが、来年のレギュラーシーズンで解答がでるような気はする。それよりも、こんな夢のない野球をするようでは、プロ野球人気の低迷にも拍車がかかってしまうのではないだろうか? 

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1 コメント

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信じられない・・・ (ゴルフ仲間M)
2007-11-02 01:13:25
まずは、中日の選手、コーチ、スタッフ、そしてファンに対しておめでとうございます。と言わせていただきます。
何故監督におめでとうを言わないのか?私の中には明確な理由があります。それは落合が(家族も)嫌いだから。このブログを読まれている中日ファンにお叱りを受ける可能性があっても、あえて意見を言わせていただきます。
今日の試合を、仕事で見ていないので選手交代に関しては差し控えます。
私は生まれた時、いや生まれる前からの生粋の阪神ファンです。クライマックスシリーズで我が阪神が負けたからではなく、私も目黒氏同様、純粋に日本ハムを応援していました。しかし、その理由は多少異なると思います。

話は10数年前に遡ります。その年、日本プロ野球選手会は、長年の夢、10年在籍した選手のFA権取得のため、オーナー側と再三話し合いを持っていました。選手会側は全選手が一丸となってこの権利獲得に向かっていたのです。しかし、なかなかオーナーサイドも妥協しません。
当時の選手会会長は岡田彰布(現阪神監督)、副会長は原辰徳(現巨人監督)、二人は各球団の選手会長及び著名な選手にも会議参加を呼びかけ、殆どの選手はこれに快く応じたそうです。しかし、当時日本プロ野球界の最高年棒(確か3億円)を稼ぎ、三度の三冠王にも輝き、オーナーサイドにも一目置かれていた落合博満(当時中日)だけはこの呼びかけに「勝手にやれば」と他人事でした。
岡田と原は残念がったものの、個人に迷惑はかけられないと、それ以降落合に助け舟を求めることはありませんでした。
そして、93年ついに選手会はFA権をオーナー側から勝ち取ったのです。ところが、ところが・・・
そのFA権を試行し、真っ先に手を上げたのは誰あろう落合博満でした。その時の彼の言葉「長年やってきた選手の権利を使ったまで」と。
記者団に囲まれて事実を知った岡田と原は絶句したそうです。
それ以来、岡田、原と落合の関係は・・・想像通りです。
この人間性はいかがなものか?
数年前まで、阪神の敵は巨人でした。私の中にも組み込まれたDNAです。しかし、4年前からDNAをも覆す事態が起こりました。つまり、落合が中日の監督になったことで、私の中で完全に天敵は中日に変わりました。それまでは、嫌いな球団じゃなかったのに・・・。

長文失礼。





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