私には二人の息子がいる。長男が小学校へ入学すると同時に始めさせたスポーツがあった。ゴルフである。私がやっているからだ。明らかにこれは親(私)のエゴである。毎週土曜日に、自宅近くの練習場で約一時間半のレッスンを受けさせていた。この練習場にはジュニアスクールのコースがあり、ゴルフを通して小学校とはまた違った友達も出来ればいいなとも思ったからだ。本人も楽しんでやっていたようだ。五年生になると一緒にコースにも出た。長男が六年生になると、次男は一年生だ。それで、次男にも同じことをやらせたのである。将来三人でラウンドできれば、私にとってはこの上ない幸せだ。あっ、家内も入れて四人か?家内にもその内やらせてみようなんて思っていたのだが…。
ところが、長男が中学に入ると部活でテニスを始めてしまったのだ。もちろん、中学校にゴルフ部がないこともあったのだが、長男の中学のテニス部はとても強い。全国レベルだ。アッと言う間に長男はテニスにのめり込んでしまった。すると二年生になった次男も、「テニスをやりたい」と言い出した。弟というものはやはり兄の背中を追いたがる。そんな訳で、スクールはゴルフからテニスに代わってしまった。スクールの曜日は重ならないので両方出来ないことはないのだが、下の息子は、「テニスだけで、ゴルフはもういい」と言っている。根性がないのは親(私)譲りだ。仕方がない。
テニスは部活以外でも、土日や夏休み、冬休みなどの長期の休みの期間には、全国ジュニアテニスツアーが関東各地の至る所で行われている。長男はこのテニスツアーにもどっぷりと浸かっている。今日も大晦日だというのに、オープンジュニアの大会が都内であった。いつもは家内が付いて回る大会も、今日は私も一緒に行って応援することになった。私の土日は目一杯家で堕落しているので、応援に出向くのは初めてのことである。何せ今日は特別な日だ。次男が、今日のジュニアオープンで試合デビューをするのである。一年半の成果が試される日だ。
次男のテニススクールには私も顔を出したことはあるのだが、会場で練習する他の子供達を見ているとレベルの違いはもう明らかだ。卓球の福原愛ちゃんではないが、幼少の頃からの英才教育を受けているような子供達ばかりだ。オープンジュニアの大会とは、こんなにすごいものなのかと改めて思ってしまった。私はスポーツと言えばゴルフくらいのものなのだが、ラウンドでも最初のティーショットは誰でも緊張するものだとは言われているが、私にはそれがない。緩みっぱなしだからダメなのかも知れないのだが(笑)。ところが、試合開始の時間が来て次男がコートに立ったらもう心臓はバクバクである。
さて試合が始まった。やはり、私以上に緊張していたのは次男の方だった。試合する本人なのだから当たり前なのだが、テニススクールでの動きとはまるで別人だ。本人は、テニスをしていると言うことがわかっているのかな?…というような動きだ。それ以上に相手は次男よりも身体が一回りも大きく、そして明らかに百戦錬磨という感じである。アッと言う間に試合が終わってしまった。もちろん6対0のストレート負けである。観ていた私のところへ、余りにも放心して戻って来たので可笑しくなってしまうほどだった。午後には長男の試合もあったのだが、こちらもランキング入りしている相手との対戦だったので敗れてしまった。私はスポーツ観戦が趣味だが、身内の試合ばかりは趣味にはならないと言うのが、よ~くわかった一日だった。
ところが、長男が中学に入ると部活でテニスを始めてしまったのだ。もちろん、中学校にゴルフ部がないこともあったのだが、長男の中学のテニス部はとても強い。全国レベルだ。アッと言う間に長男はテニスにのめり込んでしまった。すると二年生になった次男も、「テニスをやりたい」と言い出した。弟というものはやはり兄の背中を追いたがる。そんな訳で、スクールはゴルフからテニスに代わってしまった。スクールの曜日は重ならないので両方出来ないことはないのだが、下の息子は、「テニスだけで、ゴルフはもういい」と言っている。根性がないのは親(私)譲りだ。仕方がない。
テニスは部活以外でも、土日や夏休み、冬休みなどの長期の休みの期間には、全国ジュニアテニスツアーが関東各地の至る所で行われている。長男はこのテニスツアーにもどっぷりと浸かっている。今日も大晦日だというのに、オープンジュニアの大会が都内であった。いつもは家内が付いて回る大会も、今日は私も一緒に行って応援することになった。私の土日は目一杯家で堕落しているので、応援に出向くのは初めてのことである。何せ今日は特別な日だ。次男が、今日のジュニアオープンで試合デビューをするのである。一年半の成果が試される日だ。
次男のテニススクールには私も顔を出したことはあるのだが、会場で練習する他の子供達を見ているとレベルの違いはもう明らかだ。卓球の福原愛ちゃんではないが、幼少の頃からの英才教育を受けているような子供達ばかりだ。オープンジュニアの大会とは、こんなにすごいものなのかと改めて思ってしまった。私はスポーツと言えばゴルフくらいのものなのだが、ラウンドでも最初のティーショットは誰でも緊張するものだとは言われているが、私にはそれがない。緩みっぱなしだからダメなのかも知れないのだが(笑)。ところが、試合開始の時間が来て次男がコートに立ったらもう心臓はバクバクである。
さて試合が始まった。やはり、私以上に緊張していたのは次男の方だった。試合する本人なのだから当たり前なのだが、テニススクールでの動きとはまるで別人だ。本人は、テニスをしていると言うことがわかっているのかな?…というような動きだ。それ以上に相手は次男よりも身体が一回りも大きく、そして明らかに百戦錬磨という感じである。アッと言う間に試合が終わってしまった。もちろん6対0のストレート負けである。観ていた私のところへ、余りにも放心して戻って来たので可笑しくなってしまうほどだった。午後には長男の試合もあったのだが、こちらもランキング入りしている相手との対戦だったので敗れてしまった。私はスポーツ観戦が趣味だが、身内の試合ばかりは趣味にはならないと言うのが、よ~くわかった一日だった。
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