マヌケ便り

テレビ番組リサーチ会社の代表をしています。

紅白歌合戦

2006-12-31 23:45:01 | Weblog
 …って、こんなに面白かったっけ?今年は私の友人、秋川雅史が出場するので是非見てみようと思い、今年最後の仕事を早めに切り上げ自宅に戻ってきた。本当に十数年ぶりに見る紅白だ。私が見始めた時はちょうど細川たかしである。しっかり歌詞を忘れている。ナイスだ(!)。

 紅白といえば、NHKが1年を総括し、そして総力を上げて送る天下(?)の歌謡祭だ。派手である。そして格調高い。…というイメージがあるからか、って実際にそうなのだが、だからみんな真剣だ。だからなんだろうな、司会の中居正広、仲間由紀恵、共に噛んだり間違ったりだ。生放送だし、案外そこがいいのかな、なんて思いながら見てしまった。それに、どこかで何かやらかすんだろうなというワクワク感がたまらない。

 そしてギャグが見事に滑っている。でもあれは仕方がないな、リアクション代わりになる客席との間がありすぎるし、そしてお客さんがみんな上品だ。あれならやらない方がまだいい。途中応援で登場した、ナインティナインの岡村が審査員席まで駈け降り、やっとお客さんとの距離が縮まって、リアクションがとれたようなところがある。別会場のORANGE RANGEは客席との一体感があったからか、終始盛り上がっていた。この辺の会場との距離感をつめるのが、今後の紅白の課題なんじゃないの?…なんて一端の意見をたれちゃったりして(汗)。

 そして、そして…って、まだ言う気でいるが、何せ十数年ぶりの紅白だ。ところで、なんで審査員の皆さんは、みんなすごくいい人になっているんだろう?完璧な模範解答(感想)で、このしらけ感もまた面白い。そもそも、良い子ちゃん発言しかできない、型ににはまった質問もちょっとな~という感じだ。それに、審査員の直ぐ後ろの観客の気取り方も、ふて腐れて見えてとてもいい感じだ。ところで私は、決して貶しているわけではない。本当に面白いと思っているのだ。 

 そして、一番面白かったのが、私個人的にはDJ OZMAだな。あのリアルな裸の衣装、よくNHKさん妥協したなって感じ。当然リハーサルはしたのだろうけど、仲間由紀恵の慌てっぷりはマジだったな。確かにビックリでは済まされない感じだ。視聴者からのクレームは必至だな。…と思っていたら、途中でアナウンサーがやっぱり言い訳しているし(笑)。いや~こんなに紅白が面白いなら、来年からは出場者も3倍くらいに増やして、3日くらい連続でやってくれないかな?いや、マジで。

 ところで、勝敗だが白の勝ちだ。これって、どうでもよくない?こう思っているのは、私だけではないはず。来年からは、誰が一番良かったかを決めたらどうだろう?その人が男性なら白の勝ち。女性であれば紅の勝ち。年明けの、ビデオリサーチ社の瞬間視聴率が一番高かったアーティストは誰?…という興味の方が大きいようだし。どんなもんだろう? 

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