きょうは、送り盆というのか、すぐそこの道路を何組かの家族がとおりました。寺の墓地まで、提灯をさげたりして、ね。子どもをつれた方に声をかけると、よその町や村から帰省された方もも多いようで。故郷というか、その里まで、お墓参りにということですね。
ああ、ちょっと待っててねと、わたしはこちらにもどって、その子にあの絵本をあげました。3人の子に、兄弟とおもわれる子には、ふたりで1冊、と。絵本「おいもがいっぱい」ですが、その帯には「自然の豊かな暮らしのなかで、のびのびと生きる兄妹の、家族愛に溢れた日常」と。
裏には「おかあさんはおいもばたけへおいもをほりに、いまは秋。おにいちゃんもモコちゃんもあとをおっておてつだいに」とあります。そうです、このあたりの田舎で子どものときを過ごし、いまは他所で暮らす人たちに、食というもの、農というもの、それを、小さい子どもたちに、やさしく話してあげてほしい、と。お話の書き手の、それが、わたしのねがいなので。はい、では、また。
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