そうです、思いだしました。この春先、菜園のすみにトマトの苗を見つけて、ひさしの下の土に植えたのです。2センチほどの小さいもので、苗というより芽か、もうそれが30センチくらいに。いま、支柱にはスイカズラの蔓が巻きついていますから、その上までのびてきたら、ポリ袋から切りとったやわらかい紐でくくりつけます。
毎年、2本か3本は見つけるのですが、いくら小さいものでも、これはトマトだとわかるような、ね。けれども、どうして、種を蒔いたわけでもないのに。前年に、腐ったものを埋めたからか、実をとったあとの、茎や葉を埋めたからか。いや、腐らせたことなどありませんし、未熟な実がついていたとしても、それは種も未熟で発芽するはずがありません。
あまり、気にしていませんでしたが、排便のことなどここに書いてきて、なるほど、と。わたしは、口から生食して、飲みこんだ。歯のあいだをすりぬけて、飲みこんだものが、胃酸にも負けないで、肛門からおもてへでて、そのまま土に。
このまえは、冬でしたが、鳥がひさしの下の、いまブドウの蔓を這わせている細い竹ざおに止まって、糞を。つぶしてみると、ナンテンの種がくるまっていました、なるほど。皮が赤い色になると、鳥には見つけやすい。果肉を消化して、そのあと肥料つきの種が、空飛ぶ野鳥のおなかに乗って遠くまで運ばれる。はい、達者で、ね。
毎年、2本か3本は見つけるのですが、いくら小さいものでも、これはトマトだとわかるような、ね。けれども、どうして、種を蒔いたわけでもないのに。前年に、腐ったものを埋めたからか、実をとったあとの、茎や葉を埋めたからか。いや、腐らせたことなどありませんし、未熟な実がついていたとしても、それは種も未熟で発芽するはずがありません。
あまり、気にしていませんでしたが、排便のことなどここに書いてきて、なるほど、と。わたしは、口から生食して、飲みこんだ。歯のあいだをすりぬけて、飲みこんだものが、胃酸にも負けないで、肛門からおもてへでて、そのまま土に。
このまえは、冬でしたが、鳥がひさしの下の、いまブドウの蔓を這わせている細い竹ざおに止まって、糞を。つぶしてみると、ナンテンの種がくるまっていました、なるほど。皮が赤い色になると、鳥には見つけやすい。果肉を消化して、そのあと肥料つきの種が、空飛ぶ野鳥のおなかに乗って遠くまで運ばれる。はい、達者で、ね。