もういちど、つづけますが、あのシンポで基調講演をされた東大総長小宮山 宏さんは「21世紀は『意思の時代』。どうなるかではなく、どうするかが問われる。人口の密度が高く、先進国でもある日本には課題が集中している。その解決に取り組み、実践を発信することで、日本は世界をリードできるはずだ」と。
その2週間ほどあとに、「地球規模でのサステイナビリティ実現のために、大学が果たすべき役割や具体的な取り組みについて話し合う『G8大学サミット』」が開かれ、そこでも小宮山さんは次のように。
「地球規模の持続可能性は、21世紀における人類の中心的な課題となっている。気候変動そのものが人類にとって影響を与えるだけでなく、バイオ燃料の生産増が食糧不足の問題を引き起こすように、問題は非常に複雑で、相互に複雑な関係性がある」
「20世紀、人類は『無限の地球』に暮らすぜいたくを享受し、地球の将来を心配する必要はなかった。現状を分析し、未来への予測を立てるだけで十分だった。ところが、人間の行動や活動が地球を支配するほどに大きくなり、相対的に地球は小さくなった。現在、私たちは『有限の地球』に暮らしている。地球をコントロールすることは、我々自身の運命をコントロールすることだ」
おなじようなことに、わたしは20年もまえから目をむけて、18年まえに『この星のかたすみで』(新宿書房)を上梓しています。副題は「つつましく生きてハッピー」で、どうぞ、この書名で検索を。
その2週間ほどあとに、「地球規模でのサステイナビリティ実現のために、大学が果たすべき役割や具体的な取り組みについて話し合う『G8大学サミット』」が開かれ、そこでも小宮山さんは次のように。
「地球規模の持続可能性は、21世紀における人類の中心的な課題となっている。気候変動そのものが人類にとって影響を与えるだけでなく、バイオ燃料の生産増が食糧不足の問題を引き起こすように、問題は非常に複雑で、相互に複雑な関係性がある」
「20世紀、人類は『無限の地球』に暮らすぜいたくを享受し、地球の将来を心配する必要はなかった。現状を分析し、未来への予測を立てるだけで十分だった。ところが、人間の行動や活動が地球を支配するほどに大きくなり、相対的に地球は小さくなった。現在、私たちは『有限の地球』に暮らしている。地球をコントロールすることは、我々自身の運命をコントロールすることだ」
おなじようなことに、わたしは20年もまえから目をむけて、18年まえに『この星のかたすみで』(新宿書房)を上梓しています。副題は「つつましく生きてハッピー」で、どうぞ、この書名で検索を。