⚠️ 今回はアマガエルが出てきます。苦手な人は見ないことをお勧めします。
今頃に出てくるちっぽけなアマガエルを見つけると,必ず思い出す,娘のエピソードがある。
2歳の頃だったか。
岩手の小岩井農場に遊びに行ったとき,広い草原に,オタマジャクシから変態したばかりのちっぽけなアマガエルが,たくさんいた。
娘は,それを捕まえるのが楽しくなって,一所懸命に探し,見つけては,捕まえていた。
捕まえたカエルは,左手にグーを作って,握り込む。
握り込むのは,幼児のちっぽけな手。
捕まえた数が増えてくると,グーに入れるのが大変になり,人差し指と親指で作った「の」の中心に,ぎゅうぎゅう押し込んでいた。
「死んじゃうから,放しな。」と言っても,聞く耳持たず。
大切なカエルだから,とられてなるものか,という気持ちだったかもしれない。
それでも,なんとか説得して,グーを,パーに変えてもらったら,そこに,緑色の団子状のものがあり,パラパラと,ほどけてきた。
元々ちっぽけだったカエルが,ぎゅうぎゅうにされ,さらに小さくなり,また,手の熱で水分も取られ,変わり果てた姿になっていた。
幼児のちっちゃな手に,こんなにたくさん握り込めるのか,と驚くほどの数。
あの頃は,子どもたち,世界で一番,かわいかったなぁ。
だから,カエル 娘,となっている。
その娘も,人の助けを借りながらも,今は,自立し,東京で,一人前に働いている。
娘の前で,このエピソードを話すと,叱られてしまうが,今回,当時捕まえたのと同じようなカエルを見つけ,妻が写メを送ったら,喜んでいたらしい。
今でも,やっぱり,好きなんだと思う。
今でも,やっぱり,好きなんだと思う。
なお,子どもたちは,父が書いているブログなどに興味ないので,見られて叱られる心配はなし。
ただし,母がちくらなければ,の話。
(2024/07/06 ニホンアマガエル)
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