3月21日(火曜日)
漢方薬の天仙液を扱っている「漢方健康ネットワーク」主催の「天仙友の会」に出席してきた。
場所は有楽町国際フォーラム G605会議室、参加人数約30名
会長は久禮文博(くれふみひろ)氏、「医者は癌を治せない」や「生還」などの著書あり。
ゲストとして「スローヘルス研究会」会長の関根 進さんも出席、この人も何冊か著書があり私が最初に読んだ癌に関する本も関根さんの本だった。この本で癌は治る病気だ、癌=死 ではないんだ、いろんな治療方法がある、手術をしなくても生きのびている人がいるんだ、と癌に対しての見方を変えてくれた本だった。今回も某誌元編集長の経歴を生かし「いのちの手帖」なる小冊子を刊行された。癌をはじめその他の成人病なども含め病と向き合い健康に生きるための参考になる記事や手記が盛り沢山だ。各界の著名人の手記もありさすが元編集長の顔かなと思う。
さて、天仙友の会についてだが、今回私は始めて出席したが、会としては今回が3回目だそうだ。天仙液を飲んで癌と戦っている仲間が集まって治療に関する情報を交換する場である。また、患者が抱える悩みをみんなで聞いて勇気付けたり励ましたりすることも大きな意義があることだ。前回は天仙液開発の人、王先生が中国から来日し出席されたそうだ。
こうしてがん患者が集まって話を聞くと、つくづくいろいろな人がいるんだなと思う。男性は胃がんや腸癌、食道がんなどの人が多く、女性はやはり乳がんの人が多かったようだ。西洋医学に対して治療方法や主治医の対応に対する不安や不満が結構多い気がした。この会に集まっている人たちは西洋医学にのみに頼ることなくそれぞれで天仙液採用など色々な代替治療を実行されている人が多い。食事療法は多くの人が関心を持っているが、その実践度合い、何処まで徹底してやるかは人それぞれで、やはり本来肉の好きな人はなかなか肉を食べることを我慢できないようである。
癌になっても天仙液を飲みながら8年、9年と生きながらえている人達が結構な人数で居られることはとても勇気付けられた。
私もびわの葉温灸のことやラジウム温泉のことなど、興味をもたれた人には情報を提供した。
こうして癌になっていろんな人にめぐり合うたびに、何となく仲間意識が芽生えるから不思議だ。
初めての参加ではあったが、色々な人たちと話し合えてとても有意義な時間だった。
会長の久禮さんが明るい人柄で、日本語の堪能な中国人女性で事務局の黄 玉玲さんと共に、ともすればがん患者の集まりで暗くなりがちな会をとても和気藹々の楽しい会に盛り上げていたのが印象的だった。
(この会に参加していたおかげでWBC(世界野球)で日本がチャンピオンになった試合を見逃してしまった)