59歳「じージ」の癌治療日記

2005年11月、胃がんと診断された3人の孫を持つ59歳男性の治療記録

入院中 11.08

2006-11-09 10:23:07 | Weblog

父の病状経過報告

腰の痛みに対処する為に勧められたコルセットができあがりました。
文字通りコルセットで前にはマジックテープで取り外し部分があり
後は紐で微調整ができるようになっています。
長時間車椅子などで移動する場合(検査の時など)に
使用してくださいとのことでした。

付けてみた感想は「安定感がある」そうで、
少しでも体への負担がこれで少なくなればと思っています。

先日主治医の田辺先生より栄養剤をより簡単に注入できる
カテーテルを体内に埋め込む方法を提案されました。
これは在宅中心静脈栄養と呼ばれているもので
口から食べるだけでは十分な栄養が摂れない人のために
カテーテルと呼ばれるチューブを血管内に留置し
直接静脈へ栄養剤を入れるものだそうです。
目的としては自宅で患者や家族がより安心できる状態で
退院や外泊をできるようにと多くの方が利用されているようです。

金曜日の午後にはカテーテルを埋め込む手術(1時間ほど)を
行う予定ですが、簡単なものなのでまったく心配いらないとの
田辺先生のお話でした。

今では4種類の点滴を投与している為
トイレに行くにも着替えるのも自由とは言えません。
このカテーテルを付けることで、病人意識が少しでも薄れて
普通の生活に近づくことにより
父の気持ち的にも余裕が出てくれればと期待しています。


入院中 11.02

2006-11-02 22:31:02 | Weblog

   

父の病状径過報告

父が入院して1週間と2日が経ちました。
骨の痛みに加えて、胃の痛みもなかなか消えず
痛み止めとその副作用(吐き気)を抑える薬の良いバランスを
見つけるのに少し時間が掛かっているようです。

日々痛みの状態も変化してゆく中
痛みと吐き気両方を抑える状態に薬を調合(厳密には点滴での投与ですが)
するのは患者さんひとり一人体質が違うため、難しいのでしょう。

しかし父は「今まででこんなに辛い入院はない」と洩らしています。
腰骨の頚椎が体の重みで圧迫骨折のような症状になっており
かなり痛みが強いので腰を保護するコルセットを使用することになりました。
専門の業者さんが病室にサイズを測りに来たので
出来上がり次第、寝ている時以外はコルセットを着用する予定です。

母も私も孫娘も毎日病院へ行っておりますが
元気のある日、だるくて疲れ気味の日、毎日違います。
本人にとっては家族と離れての入院生活、
病院での生活にもまだ慣れない中
気を使うことや不安や寂しさなどもあると思いますが
とてもがんばっていると思います。

先日アメリカでお世話になったRさんから
励ましのお手紙を頂きました。
戌年の父へとかわいらしいスヌーピーのカード、
家族で嬉しく拝見しました。父の病室にも飾らせて頂いています。
ありがとうございました!