アニメ専門チャンネルで『赤毛のアン』の再放送が始まりまして、今日は第五話でした。ああなつかしい。でもなんで今? と思ったら、今年で初回放映から三十周年なんだそうです。
「アニメ放送30周年 記念サイト」
言うまでもなく日本のアニメ史に残る傑作ですけども、当時の私は多感なセブンティーン。何にでも欠点を見つけて指摘できるのが感性の鋭い人間なんだとカンちがいしておりましたから、これにも最初はずいぶんとケチを付けました。それまでの世界名作劇場の歴代作品とは一線を画す格調高い主題歌やナレーションといった演出をなかなか受け入れられず、また聞き取りにくい主人公のキンキン声にいちいち反発したりしては批評家ぶっていたものです。
でもそんな抵抗も第四話までで終わりです。孤児院に送り返されそうになったアンにふたたびチャンスが巡ってくる第五話あたりから、私もぐいぐいストーリーに引き込まれていきました。最初は(この娘ちょっと頭おかしいんじゃないか?)みたいに思えたアンに、まわりの登場人物たちがぐいぐい惹き付けられていく物語の進行とまるで同じですね。私はこのアニメを見て、(恋愛ではなく)ひとりの人間が別の人間をゆっくり愛するようになっていく過程みたいなものにはじめて気付きました。ああダメだ。これ以上書くとカナダ製の実写映画版の感想とごちゃまぜになりそうなので、ここらでやめておきます。それにしても透明なプラスチック板の上に乗せられた絵の具のかたまりに過ぎないものが、なぜここまで人の心を揺さぶるのでしょうか。
まぁ揺さぶられる人の心のほうも、たんぱく質と脂肪と水のかたまりの中に浮かんだあぶくに過ぎないんですけどね。それら化学物質を脳の形に配置すると、なぜかそこに心が宿る。そばにもうひとつの心を並べてやると、間に愛が生まれる。なんて不思議なの。そんな不思議な世界に生まれてよかった。
「アニメ放送30周年 記念サイト」
言うまでもなく日本のアニメ史に残る傑作ですけども、当時の私は多感なセブンティーン。何にでも欠点を見つけて指摘できるのが感性の鋭い人間なんだとカンちがいしておりましたから、これにも最初はずいぶんとケチを付けました。それまでの世界名作劇場の歴代作品とは一線を画す格調高い主題歌やナレーションといった演出をなかなか受け入れられず、また聞き取りにくい主人公のキンキン声にいちいち反発したりしては批評家ぶっていたものです。
でもそんな抵抗も第四話までで終わりです。孤児院に送り返されそうになったアンにふたたびチャンスが巡ってくる第五話あたりから、私もぐいぐいストーリーに引き込まれていきました。最初は(この娘ちょっと頭おかしいんじゃないか?)みたいに思えたアンに、まわりの登場人物たちがぐいぐい惹き付けられていく物語の進行とまるで同じですね。私はこのアニメを見て、(恋愛ではなく)ひとりの人間が別の人間をゆっくり愛するようになっていく過程みたいなものにはじめて気付きました。ああダメだ。これ以上書くとカナダ製の実写映画版の感想とごちゃまぜになりそうなので、ここらでやめておきます。それにしても透明なプラスチック板の上に乗せられた絵の具のかたまりに過ぎないものが、なぜここまで人の心を揺さぶるのでしょうか。
まぁ揺さぶられる人の心のほうも、たんぱく質と脂肪と水のかたまりの中に浮かんだあぶくに過ぎないんですけどね。それら化学物質を脳の形に配置すると、なぜかそこに心が宿る。そばにもうひとつの心を並べてやると、間に愛が生まれる。なんて不思議なの。そんな不思議な世界に生まれてよかった。
ちがうよね。
うん。
赤毛の三つ編みヘアに。
当時の私はばっさりショートカット
プリンスエドワード島行きたい!
薬味はおろし生姜!
なぜかみんな顔がゆがんでるけど!
再放送も何回もみました
マシューが好きです
ああいう人がいたら結婚してもいいかも
実写映画版でマシュウが亡くなる場面が本当に本当に
悲しくて、胸がピンコラシュポレーンってなります。