▼本日は陶器で有名な「伊万里焼」「有田焼」を見に行きます。
先ずは伊万里市の鍋島藩窯公園と大川内山の窯元群に足を運びます。300年もの歴史をもつ大川内山の窯元群と、伊万里川をはさんだ対岸にある丘陵地を中心に整備された公園です。やきもの広場があるやきものゾーン、ろくろや絵付け体験などができる歴史文化ゾーン、窯元の町並みを一望する展望台を設けた展望ゾーンの3つで構成されていました。
▼鍋島藩窯橋。
大川内山の関所から入ってすぐのところに架かる橋で、欄干には龍や鳳凰が描かれた色鮮やかな陶板がはめ込まれており見事の一言です。白磁に青の染付けや赤・黄・緑で美しく絵付けされた色鍋島の壷が欄干の上に飾られていました。
▼橋が丸々伊万里焼です。
▼川副青山窯。
大川内山にある、由緒ある窯元で美術工芸品が得意。TVドラマや観光ポスターにもたびたび登場する白壁にレンガ造りの高い煙突が目印の窯です。
▼有田市に向かいます。ちょうどこの時期に「有田陶器市」あり、今年で110回目を迎える歴史ある陶器市です。町内4kmにわたり550余の店が立ち並び、期間中100万人を超える人出で賑わうそうです。今日も物凄い人です。店の人とのやりとりも陶器市の魅力だそうです。陶磁器製品の豊富な品揃えと安さはもちろん、各商店街が趣向を凝らしており見るだけでも楽しかったです。
▼「陶器市」に行く前に「陶山神社」に行きました。有田焼の守護神として創建、地元の窯元と商人たちの崇敬を集めています。この地の陶工たちが競って寄進した大鳥居、狛犬、欄干、手水鉢などはすべて白磁器で造られています。なかでも大鳥居の染め付けの唐草模様は素晴らしかった。
▼武雄温泉に入り北九州市門司区を目指します。距離があるので本日の移動は高速道路を使います。本日の宿泊地は九州自動車道の「古賀SA」です。
▼会社の知り合いがちょうど連休中に実家の北九州市門司区に帰省していたので会うことにしていました。昼食をご馳走になりレトロな門司港散策しました。
▼渡し船一日乗り放題パスを購入して巌流島に行きました。島から戻ってきたところ船乗り場の切符売り場に沢山の人が列を作っていたので、並んでいた人に乗り放題パスを半額の800円(二人分)で買ってもらいました。お互いに船代を節約できました。
▼今日は疲れたのでもう移動はせず、このレトロ駐車場にお泊りすることにしました。近くに銭湯とスーパーがありましたので徒歩で入浴と買い物を済ませました。自由にこう言う事が出来るのも車中泊での旅のメリットですね。
昨日見ることが出来なかった場所と本州側の下関を午前中いっぱいプチ観光しました。
▼和布刈神社
▼関門トンネル人道
風光明媚な関門海峡の下を貫く全長780mの海底トンネル。関門海峡を歩いて下関まで渡れる。1958年(昭和33)に開通したもので、エレベーターで昇降し、約13分歩けば下関の、みもすそ川に到着するが今回は県境まで行って戻りました。料金は掛かりません。
▼和布刈公園
関門海峡を一望する古城山を含む、瀬戸内海国立公園の一部。源平合戦最後の壇ノ浦[だんのうら]の戦いがあった所も望め、第2展望台デッキからは関門橋から周防灘と下関の大パノラマが広がる。門司城跡や唐人墓なども点在する。
▼源平壇ノ浦合戦絵巻壁画
有田焼の陶板1400枚を使った壁画。義経の八艘飛び、安徳天皇と二位尼の入水など、壇ノ浦の戦いにちなむ多くの話が盛り込まれている。
▼平家の一杯水
壇之浦の戦いに敗れた平家の武将が、深く傷ついた体で流れ着き、岸辺で飲んだという湧き水。一口目は真水だったが、二口目には塩水に変わっていたという言い伝えが残る。現在も赤間神宮の神事に使われるなど大切に保存されている。
▼赤間神宮
1185年(寿永4)、壇之浦の戦いに敗れて入水した平清盛の孫・安徳天皇を祀る。二位の尼(清盛の妻)は、8歳の天皇に「波の下にも都の侍ふぞ」と言い聞かせて壇之浦で入水したという。朱塗りの水天門はその「波の下の都」を思わせる華やかな龍宮造。隣接地に安徳天皇御陵、境内には平家の武将の墓碑・七盛塚[ななもりづか]、小泉八雲の『怪談』で有名な耳なし芳一の像を安置する芳一堂がある。
▼火の山公園
標高約268mの山で、かつてのろし場があったことからこの名が付いた。頂上の展望台からは関門海峡や下関市街、玄界灘や周防灘まで眺められた。麓からは車で展望台まで登ることができた。無料Pあり
ここが今回の車旅の最後の観光でした。燃料を満タンにして、最後にもう一度長崎ちゃんぽんを食べてから中国自動車道に入り関東平野を目指しました。渋滞が発生したら一番近いSAで車中泊しようと思い走行しました。神戸JCT辺りで渋滞が発生していたので何処に泊ろうかナビを見ていたら「ひょうご東条IC」を降りたすぐに道の駅「とうじょう」があり、こちらの方が静かに眠れる思い道の駅にてお泊りしました。
翌朝は第2の大渋滞ポイント京都東付近を回避すべく朝食を取らずに5時に出発しました。おかげさまで渋滞に合わず近畿地区を抜けることが出来ました。
この時期に西方面に行った帰りには我家の定番になりましたが、中央自動車道「神坂PA」に車を停めて山菜狩りに出かけます。ワラビを収穫して旧中仙道の宿場町である「馬籠宿」に寄ってからPAに戻ってきました。途中大月JCTで少し渋滞がありましたが無事に我家に到着しました。全走行距離は2885Kmでした。チカレタビィー。
▼朝日を見ながら関東平野を目指す。
▼高速道路沿いにワラビが結構あります。
▼いつも寄る馬籠宿