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ハイエースで車旅しています!!

ハイエースを改造して車中泊しながら車旅をしています。
趣味のアマチュア無線を旅先で楽しんでいます。

東芝DVDレコーダー「D-BZ510」 WAIT点灯不具合の修理

2017年10月21日 | 修理&メインテナンス
ある日突然、我が家の東芝製DVDレコーダー「D-BZ510」がWAITの表示が点灯しっぱなしになり、動作しなくなりました。




・本体及びリモコンで電源を「ON-OFF」するが変化なし。
・電源プラグを抜いて5分後に電源プラグを入れてみるが変化なし。
・前面パネル部分にある「リセットSW」を押してみるが変化なし。
  どうにもなりませんでした。

型名「D-BZ510」と「WAIT」でWEB検索すると同じ不具合現象の情報がありました。
どうやらロット不良の電解コンデンサーが混入して、ある時期(~2015/3/31)リコールを行っていた様です。
リコール期限が過ぎているので自分で修理することにしました。
不具合箇所は電源ユニットの電解コンデンサー「C2501」で3300μF 10V。

カバーを外す。
の部品が「C2501」






HDDを外す為に赤のコネクター2か所を外す。HDDを固定しているネジを外す。


HDDを取り外した状態


3か所のコネクターを外す。
コネクターの黒いモールド部分の青色で示した両サイド部分をラジオペンチで交互に少しづつ引いて取り外す。
一度に引き抜くとピンが曲がる恐れがあるので少しづつ引き上げて下さい。


プリント基板を引き出しプリント基板裏側のコンデンサー半田部分を半田コテで溶かしてコンデンサーを取外す。
フロントパネルを外すとプリント基板を外し易くなるそうです。(投稿者さんから教えて貰いました)
両サイドの爪の引っ掛けを外すとパネルを脱着出来るとの事です。(ご参考までに)


取り外した電解コンデンサー「C2501」3300μF 10V。


液漏れした様で基板がこげ茶色に変色していました。


手元に同じ電解コンデンサーが無かったので「4700μF 25V」の部品を取り付けました。
電解コンデンサーにはプラスとマイナスの極性が有るので取付方向には充分に注意して下さい。
プラスとマイナスを逆にして取り付けると電解コンデンサーが破裂します!。ご注意願います。



電源平滑用のコンデンサーなので容量と耐圧が大きい分には問題ないでしょう。
ただ形状が大きくなり上カバーに接触しそうなので斜めに取り付けました。


用心の為にテープを貼り絶縁しました。


組立て直して、電源プラグを差し込むと「WAIT」点灯しますが、数十秒待つと「WAIT」が消灯。
電源SWを押すと「HELLO」が点灯。


その後「DIG 061」に表示が変わって通常モードとなりました。


治りました!!!!。 良かった良かった。


★ 追記 2018年3月14日 ★

  本日現在正常に動作しています。


★ 追記 2018年12月10日 ★

  1年以上経ちましたが正常に動作しています。
  またこの記事を参考に修理に挑戦して直った方が数名いらっしゃいます。

★ 追記 2019年8月21日 ★

  本日現在、正常に動作しています。

★ 追記 2023年2月16日

  「WAIT」が点滅状態になり起動しなくなった。
  「C2501」周辺のコンデンサーを交換しましたが、復旧しません。
   コンデンサー関連以外の原因で動作しなくなった様です。
   復活したら内容を公表いたします。

ダイニチファンヒーター(FW-3290S)修理

2013年01月20日 | 修理&メインテナンス
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我家で使用中の石油ファンヒーターの調子が悪くなりましたので修理に挑戦しました。

Img_8120_3 

メーカー:ダイニチ工業株式会社
型式:FW-3290S

製造年:2004年製

症状:

①電源投入後、着火するがファンが回り始めると直ぐに消える。

②自動的に再着火するが同じようにファンが回り始めると直ぐに消える。。
③その後、エラーコード「E-02」を表示してそのまま動かなくなる。

処置:

①インターネットで 『 ダイニチファンヒーター修理 』 と、検索すると「E-02」の

  エラーコードが表示される原因のひとつとして「炎検知器 フレームロッド」にシリコンが
  付着して絶縁不良を起こす場合が一番多いとの事でした。

②「フレームロッド」のシリコンをヤスリで綺麗に落とすとほとんどが治るらしいので
     実施してみました。

③しかしながら症状に変化はありませんでした。
④WEB上の写真を良く見てみると、「フレームロッド」と「燃焼部の網」の間に3mm~4mmの

 隙間がありますが、我家の物は「フレームロッド」と「燃焼部の網」がピッタリ接触
   していました。

Img_8120

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⑤「フレームロッド」の根元をプライヤーで固定して先端を別のプライヤーで少し曲げ
    接触
しな い様にしました。

Img_8126

Img_8123

    

⑥組み立てなおして電源を入れた所、正常に動作する様になりました。これが原因でした。
  恐らくメーカー組み立て時は、ギリギリの隙間があったのでしょうが、長年に渡る炎の熱で
     少しづつ変形して「燃焼部の網」に、接触する様になってしまったと思われます。

  

Img_8128

この手の原因による不具合は、あまり聞いたことがありませんが、
「 ファンヒーター故障原因のひとつ 」 としてどなたかの参考になればと思います。

なお修理は自己責任にてお願いします。