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ハイエースで車旅しています!!

ハイエースを改造して車中泊しながら車旅をしています。
趣味のアマチュア無線を旅先で楽しんでいます。

2013年5月 GW 北九州地方への車旅 その④

2013年06月30日 | 旅行記

▼本日は陶器で有名な「伊万里焼」「有田焼」を見に行きます。
先ずは伊万里市の鍋島藩窯公園と大川内山の窯元群に足を運びます。300年もの歴史をもつ大川内山の窯元群と、伊万里川をはさんだ対岸にある丘陵地を中心に整備された公園です。やきもの広場があるやきものゾーン、ろくろや絵付け体験などができる歴史文化ゾーン、窯元の町並みを一望する展望台を設けた展望ゾーンの3つで構成されていました。

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▼鍋島藩窯橋。
大川内山の関所から入ってすぐのところに架かる橋で、欄干には龍や鳳凰が描かれた色鮮やかな陶板がはめ込まれており見事の一言です。白磁に青の染付けや赤・黄・緑で美しく絵付けされた色鍋島の壷が欄干の上に飾られていました。

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▼橋が丸々伊万里焼です。

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▼川副青山窯。
大川内山にある、由緒ある窯元で美術工芸品が得意。TVドラマや観光ポスターにもたびたび登場する白壁にレンガ造りの高い煙突が目印の窯です。

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▼有田市に向かいます。ちょうどこの時期に「有田陶器市」あり、今年で110回目を迎える歴史ある陶器市です。町内4kmにわたり550余の店が立ち並び、期間中100万人を超える人出で賑わうそうです。今日も物凄い人です。店の人とのやりとりも陶器市の魅力だそうです。陶磁器製品の豊富な品揃えと安さはもちろん、各商店街が趣向を凝らしており見るだけでも楽しかったです。

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▼「陶器市」に行く前に「陶山神社」に行きました。有田焼の守護神として創建、地元の窯元と商人たちの崇敬を集めています。この地の陶工たちが競って寄進した大鳥居、狛犬、欄干、手水鉢などはすべて白磁器で造られています。なかでも大鳥居の染め付けの唐草模様は素晴らしかった。

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▼武雄温泉に入り北九州市門司区を目指します。距離があるので本日の移動は高速道路を使います。本日の宿泊地は九州自動車道の「古賀SA」です。

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▼会社の知り合いがちょうど連休中に実家の北九州市門司区に帰省していたので会うことにしていました。昼食をご馳走になりレトロな門司港散策しました。

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▼渡し船一日乗り放題パスを購入して巌流島に行きました。島から戻ってきたところ船乗り場の切符売り場に沢山の人が列を作っていたので、並んでいた人に乗り放題パスを半額の800円(二人分)で買ってもらいました。お互いに船代を節約できました。

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▼今日は疲れたのでもう移動はせず、このレトロ駐車場にお泊りすることにしました。近くに銭湯とスーパーがありましたので徒歩で入浴と買い物を済ませました。自由にこう言う事が出来るのも車中泊での旅のメリットですね。

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昨日見ることが出来なかった場所と本州側の下関を午前中いっぱいプチ観光しました。

▼和布刈神社

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▼関門トンネル人道
風光明媚な関門海峡の下を貫く全長780mの海底トンネル。関門海峡を歩いて下関まで渡れる。1958年(昭和33)に開通したもので、エレベーターで昇降し、約13分歩けば下関の、みもすそ川に到着するが今回は県境まで行って戻りました。料金は掛かりません。

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▼和布刈公園
関門海峡を一望する古城山を含む、瀬戸内海国立公園の一部。源平合戦最後の壇ノ浦[だんのうら]の戦いがあった所も望め、第2展望台デッキからは関門橋から周防灘と下関の大パノラマが広がる。門司城跡や唐人墓なども点在する。

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▼源平壇ノ浦合戦絵巻壁画
有田焼の陶板1400枚を使った壁画。義経の八艘飛び、安徳天皇と二位尼の入水など、壇ノ浦の戦いにちなむ多くの話が盛り込まれている。

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▼平家の一杯水
壇之浦の戦いに敗れた平家の武将が、深く傷ついた体で流れ着き、岸辺で飲んだという湧き水。一口目は真水だったが、二口目には塩水に変わっていたという言い伝えが残る。現在も赤間神宮の神事に使われるなど大切に保存されている。

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▼赤間神宮
1185年(寿永4)、壇之浦の戦いに敗れて入水した平清盛の孫・安徳天皇を祀る。二位の尼(清盛の妻)は、8歳の天皇に「波の下にも都の侍ふぞ」と言い聞かせて壇之浦で入水したという。朱塗りの水天門はその「波の下の都」を思わせる華やかな龍宮造。隣接地に安徳天皇御陵、境内には平家の武将の墓碑・七盛塚[ななもりづか]、小泉八雲の『怪談』で有名な耳なし芳一の像を安置する芳一堂がある。

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▼火の山公園
標高約268mの山で、かつてのろし場があったことからこの名が付いた。頂上の展望台からは関門海峡や下関市街、玄界灘や周防灘まで眺められた。麓からは車で展望台まで登ることができた。無料Pあり

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ここが今回の車旅の最後の観光でした。燃料を満タンにして、最後にもう一度長崎ちゃんぽんを食べてから中国自動車道に入り関東平野を目指しました。渋滞が発生したら一番近いSAで車中泊しようと思い走行しました。神戸JCT辺りで渋滞が発生していたので何処に泊ろうかナビを見ていたら「ひょうご東条IC」を降りたすぐに道の駅「とうじょう」があり、こちらの方が静かに眠れる思い道の駅にてお泊りしました。

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翌朝は第2の大渋滞ポイント京都東付近を回避すべく朝食を取らずに5時に出発しました。おかげさまで渋滞に合わず近畿地区を抜けることが出来ました。
この時期に西方面に行った帰りには我家の定番になりましたが、中央自動車道「神坂PA」に車を停めて山菜狩りに出かけます。ワラビを収穫して旧中仙道の宿場町である「馬籠宿」に寄ってからPAに戻ってきました。途中大月JCTで少し渋滞がありましたが無事に我家に到着しました。全走行距離は2885Kmでした。チカレタビィー。

▼朝日を見ながら関東平野を目指す。

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▼高速道路沿いにワラビが結構あります。

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▼いつも寄る馬籠宿

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2013年5月 GW 北九州地方への車旅 その③

2013年06月26日 | 旅行記

▼平和公園に到着。地下駐車場に車を停めました。雲行きが思わしくないので先に長崎原爆資料館に行く事にしました。徒歩10分位でした。入館してビックリ。あまりにも外国人の多い事。日本に居る事を忘れる程でした。全世界の中で唯一原子爆弾の被害にあった日本に対しての注目度は大きいのでしょう。物凄い混雑で見学順路がゼンゼン進みません。一旦資料館を出て早めの昼食を摂る事にしました。長崎ちゃんぽんを食べました。

長崎市の市電です。

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▼長崎に投下された原爆「通称ファットマン」です。

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▼原爆投下中心地です。
原爆落下中心地に立つ黒御影石[くろみかげいし]の石柱の碑。この碑の約500m上空で原爆が炸裂、半径2.5kmに及ぶ地域を壊滅させたそうです。そばには爆心地から北東約500mの場所にあって壊滅した浦上天主堂の遺壁の一部が移築されていました。

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▼平和公園です。原爆投下時、この地にあった浦上刑務所の壁も残っていました。

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▼浦上天主堂です。キリシタン弾圧に耐え、明治維新後の禁教令廃止によって信仰の自由を与えられた信者らが、明治28年から30年をかけて建てた東洋一の大聖堂だったが被爆してしまいました。堂の前にある被災した天使像が原爆の脅威を物語っていました。奇跡的に残ったアンジェラスの鐘は今でも現役だそうです。

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▼本日の宿泊予定地の道の駅「夕陽が丘そとめ 」に向かいます。道の駅周辺には温泉がないので長崎市内の温泉に入りました。夕日に間に合わず残念でした。

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▼佐世保市の西海パールシーリゾートに向けて出発です。途中、西海橋公園で休息しました。きれいな芝生やトイレがあり車中泊に良さそうな公園でした。猫にも会いました。

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▼船越展望所です。西海パールシーリゾートから車で約3分ほどの場所にある展望所。九十九島を間近に望むことができ、天気がいい日は西の沖に五島列島も一望出来ますが本日は見えませんでした。

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▼展海峰に行きました。俵ケ浦半島中央部の高台に位置。ここから眺める九十九島の景色は、数ある展望台の中でも随一といわれています。九十九島の大小さまざまな島が生み出すシルエットは息をのむほどでした。展望台の下にある菜の花もきれいでした。

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▼次は石岳展望台です。展海峰[てんかいほう]と人気を二分する眺望スポットです。駐車場から少し距離はありましたが、360度いっぱいに広がる九十九島の景色が楽しめました。近くには、佐世保市亜熱帯動植物園がありましたが、お腹がすいていたので西海パールシーリゾートへ「佐世保バーガー」を食べに行きました。

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▼平戸市に向かいます。「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」は寺院と教会が見える坂として有名です。海岸通りから続く石畳の坂道を登ると周囲の寺院に取り囲まれるようにモスグリーンの尖塔が望め、平戸ならではのエキゾチックな風景を見ることができました。

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▼本日の宿泊予定地の道の駅「伊万里」に向かいます。途中市内の「伊万里温泉」に入りました。

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2013年4月 GW 北九州地方への車旅 その②

2013年06月23日 | 旅行記

4/28(日)父親の実家にお邪魔してご先祖様にお線香を上げてお参りして来ました。
20年振りの帰省となり実家の回りが大きく変化した事に驚きました。
午後2時にお別れの挨拶をして熊本県長洲町の長洲港に向かいます。
有明フェリーで島原半島の長崎県多比良町多比良港行き15時25分発(遅れました)のフェリーに乗船し島原半島に向かいました。
45分の船旅でした。料金は車(ドライバー込み)2390円+430円(大人一人)の合計2820円でした。

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▼フェリーから見た「普賢岳」です。

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▼島原半島に上陸して本日の宿泊地、道の駅「みずなし本陣ふかえ」を目指します。
途中武家屋敷跡に寄りました。島原の下級武士が住んでいた屋敷跡。鉄砲を主力とする徒士部隊の住居だったため、鉄砲町ともよばれています。石垣が続く町筋は情緒たっぷりでした。道の中央を流れる小さな水路は、かつて島原の湧水を利用し生活用水に使われていたもので、今も流れは清らかで水がきれいでした。山本・篠塚・鳥田邸の3軒が無料開放されていて無料の駐車場もありました。

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道の駅「みずなし本陣ふかえ」駐車場も広く静かに眠れました。

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▼道の駅から見える「普賢岳」です。今だに火砕流の後がしっかり見えます。

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▼道の駅内に土石流被災家屋を保存しています。1991年の普賢岳噴火で被災した地に建てられた複合交流拠点で敷地には、普賢岳噴火から復興までを上映する火山学習館や、噴火に伴う土石流や火砕流を体験できるバーチャルシアターがある大火砕流体験館、被災家屋を保存展示し災害の凄まじさを物語る土石流被災家屋保存公園がありました。

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▼平成新山ネイチャーセンターに行きました。平成3年(1991)5月20日から約5年間続いた雲仙・普賢岳からの溶岩噴出の際、火口から湧き出た溶岩が冷え固まってできた、日本で一番新しい溶岩ドームが良く見えました。ドーム下ではいまだに火山が息づいていて小さな噴煙がまだ出ていました。途中、芝桜の公園に寄りました。

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▼旧大野木場小学校被災校舎です。平成3年9月15日の大火砕流で被災し、その遺構として保存。最大規模の火砕流発生による熱風の直撃を受け炎上するも、校舎の原形をとどめていました。火山を監視し、噴火災害の脅威を伝える大野木場砂防みらい館(入館無料、無料Pあり)がすぐ隣にありました。

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▼仁田峠と妙見岳展望所。標高1080mにある展望所からは、普賢岳の噴火で誕生した平成新山をはじめ、はるか天草方面まで一望できました。雲仙ロープウェイ妙見岳駅の駅舎から、さらに5~6分山道を登って行くと、標高1333m、雲仙エリアの中でも最高所に位置する妙見岳展望所があります。普賢岳の溶岩ドームが一番近くで見れる場所です。

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▼雲仙地獄に寄りました。ここには有料駐車場しか無いと思い有料駐車場に停めましたが、少し分かりにくいですが「雲仙お山の情報館」の裏に無料の駐車場がありました。大小の岩の間から白煙が立ち上り、硫黄の匂いが漂う雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台にもなった場所だったそうです。

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▼雲仙お山の情報館」から徒歩2~3分の所に「新湯共同浴場」(大人100円、子供50円)がありましたのでここで汗を流して「小浜温泉」に移動しました。

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▼小浜温泉の海沿いにある「小浜マリンパーク」駐車場に車中泊する予定でしたが、車中泊禁止のカンバンが立っていたので、直ぐ近くにある「海上露天風呂」駐車場の有料駐車場(400円/泊)にお泊り致しました。「小浜マリンパーク」には無料の足湯や温泉蒸気などが利用でき、皆さん卵や野菜を持ち込み温泉卵つくりや料理に温泉蒸気を使っていました。ザルも無料で貸し出されていました。

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▼朝風呂に入りました。駐車場がある「おたっしゃん湯」(100円だったと思います)に行きました。良い湯でした。お泊りした駐車場の近くにも公衆浴場がある事が後で分かりました。

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これから長崎に移動します。  続きはまた後日。