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ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

オランダといえば、やっぱり風車か?

2011-04-25 20:13:24 | ヨーロッパ旅行
てっきり、Brusselsへ向かうのかと思ったら、ダーリンが、
「風車みる?」と言い出した。

オランダに最初に入った時に、キンデルダイクという風車で有名な場所に行こうとしたが、
なんだか場所がよくわからなくって、やめてしまったのに、リベンジしようと言うのだ。
えー?いけるの?ほんとに?

とりあえず、なんだか、よくわからないけど、いってみた。
近くにあるというカフェの住所をナビに叩き込んで案内してもらったら、いけそうだ!

近づいてきたら、こんな道路標識が!


正直、あんまり気持ちがあがってなかった私だが、標識みたら、急に盛り上がってきた(笑)
こーゆーのもある。


しかーし、オランダって、中国みたいに、自転車が多い。


自転車が優先らしく、歩道は走れないので、車道を走る。走る。走る。
特に、休暇中だからか、やたらと自転車自転車している。

そしてー、やってきました!
キンデルダイク!Kinderdijk!
19基もあるらしい。
そして、世界遺産らしい。



こんなにあるのは、粉ひき用というよりも、
オランダが海抜0メートル以下の土地で、排水用として活躍していただからとか。
常にオランダは、洪水と戦ってきたのである。
「すべての地は神が創ったが、オランダはオランダ人が作った」というような
言葉があるらしい。
それぐらい、オランダ人は、国土の1/4が海抜0メートル以下という土地をなんとか
自分達が住んでいく「土地」にするために努力してきたのだ。



私の実家も、海抜0メートル以下の地帯。
非常に低地で、実家の一番近くの川は、堤防もなく、池のように水面が近い。
台風や水害に悩まされて来て、
整備されて整備されて、今の状態だというが、
昔は、ここオランダとよく似た感じだったんだろうなぁ~となんとなく郷愁。
そして、親近感。
人って、生まれ育った環境や自然がやっぱり刷り込まれているんだね。

蟹江には、鴨はいなかったけど。。。笑








フェルメールって英語読みすると、ヴァーミアらしい。

2011-04-25 14:05:12 | ヨーロッパ旅行
3日目は、光の魔術師「フェルメール(Vermeer)」の代表作、
北のモナリザといわれる「真珠の耳飾りの少女」を見に、ハーグへ。
別名、「青いターバンの少女」。北のモナ・リザといわれる名画を見たくて行ったきたよ~。

マウリッツハウス王立美術館(Mauritshuis Museum)は、17世紀の建物で、
オランダでもっとも美しい建物といわれているらしい。


中のチケット売り場の近くにこんなプレートが。

募金箱がおいてあったので、手持ちのユーロを入れてみました。
少しでも役に立ちますように。

さて、、、ターバン女子に会う前に、レンブラントとか見ちゃいます。
日本語のオーディオガイドが無料でついてくる。
昨日のMiffyの美術館もそうだったけど、こちらでは、オーディオガイドが
料金込みになっている場合が多いので、嬉しいですね。

いくつかある中で、この作品が気になりました。

そう、ホワイトアスパラガス。笑
かなりリアルで美味しそうです。

こっちの美術館って、触ること自体はNGだけど、何も規制がないので、
触れる距離で見ることが出来るし、写真はフラッシュはNGだけど、撮影可だし、
それって、むっちゃいーよね~と、バシバシとっていたら、、、、
レンブラントの前でオジサンに怒られちゃいました。ごめんなさい。。。

ってことで、ターバン女子は、撮影出来ず・・・。
しかし!本物の透明感と迫力は、すばらしいッ!!!
静かな空気感と光をまとう少女は、想像力をかき立てられます。

ターバン女子、実は、最初は1ユーロに満たないお金で売られていたとかなんとか。。。
フェルメール、43歳でなくなった時に子供は11人いたらしいですが、
何で生計を立てていたのか、かなり謎ですね。

満喫した後は、デルフトへ向かいます。
デルフト焼きで有名な街ですが、今回は、フェルメールつながりで、
フェルメールが住んでいた街ということで、
「フェルメールセンター」があるとか。
本物は、ないんですが(苦笑)、フェルメールの全作品(37作品)の
レプリカなパネルがすべて実物大で揃っていて、けっこう面白そうなので、
行ってみることに。

デルフトって、かわいい街で、運河沿いにこんな感じのお店も。


フェルメールセンターは、フェルメール時代の組合(ギルド)ハウスらしいです。
マルクトの広場の脇にありました。

そして、ここでは、写真撮影ももちろんOKなので(笑)
ターバン女子をパチリ。


37作品がすべて揃っている、というのは、レプリカといえども興味深い。
見ていると、同じモチーフ、同じ部屋、同じ窓?同じ机?というのがどんどんあって、
比較したくなりますね。

これは「窓辺で手紙を読む若い女」1657-1659 ですが、


これは、「窓辺でガイドブックを読む私」です(笑)


っていうか、こんな仕掛けもあり、フェルメールの技法の謎を紐解く展示が
けっこうあって、かなり興味深い場所でした。
オーディオガイドは日本語はなかったですが、その代わり、
ほとんどすべての展示パネルの説明文が日本語訳になった10ページのプリントを
くれました。かなり親切です。

さて、、ちょっと小腹が空いたので、マルクト広場で新教会を見上げながら、
クロケットをいただきます!





空が青くって気持ちいい♪

ヨーロッパな突き抜けた空。

さて、そろそろ家路につきましょうか。