ゆるゆるしなやかに♪ ベルマダがいく!

2011年4月からベルギー生活をはじめました。
ベルギーでの生活等々、ゆるゆる綴っていきますね。

ご褒美はマルタ。

2011-10-28 20:59:34 | Brusselsな毎日
フランス語学校、今月の最終日は28日でした。
で、もちろん、最終週は、次のレベルに上がれるかどうかのテストがあるんですよね~。
合格ラインは、100点満点中の60点。
これに合格しないと、次の月は、また同じレベルのクラスを受講することになるらしい。

合格するかな~・・・・と、ドキドキの私。
合格するかどうかはわからないけど、次の月の契約はテストの前に済ませます。
(そうでないと、定員がイッパイになっちゃったりするので、早めのエントリーです)

でも、、、本当に合格するの?大丈夫か?
そして、不合格だったら、、、また同じクラスを受講するのがイヤだったら、
翌月のために先にエントリーした支払分は戻ってくる?よね?
・・・・と、思いつつ、
確かめておいた方がいいか(なんせここはベルギー、日本とは常識のレベルが違うことがしばしば)、
、、、、、と、いうことで、エントリー直後(それは、テストの3日前だった)に、
レセプションの女性に聞いてみる。

「あの~、もし、なんだけど、もし、テスト受からなかったら、この支払いってどうなるの?」
「は?受からない?(笑) 受かるように勉強するんでしょッ」

えッ。そりゃーそーなんだけど、、、と、汗をかきつつ・・・・

「いや、だから、『もし』なんだけど。もちろん、勉強するんだけど、もし、ね・・・」
「だーかーらー、一生懸命勉強すればいいのよ~」


・・・確かに。ごもっともです。苦笑。
しどろもどろの英語でそんな会話してるヒマがあったら、動詞活用の一つも覚えなさいッ!って感じですよね。
はーーーーい。

で、家庭教師のフランソワにその話をしたら、ははは~!と笑いながら、サラッと

「60点でしょー。取らないと~それぐらい。まだA2.1だし~。
 60点取れない人は、そのままフランス語を続ける意味がないってことですよ~

・・と、言い放つ。

その優しげなグレイな瞳(フランス語では、les yeux gris)で、そんなこと言っちゃうんだー!
こっちが「ははは~(汗)」・・・である。

そして、更に、、、、

「アジアの方はやっぱり、苦戦しますよね。
 エスパニョール系で、フツーに頑張ってる人は、90点とか取っちゃうけど、
 大体、他の日本以外の人達は、80点ぐらい。
 日本人の人は、頑張って70点ぐらいじゃないかな~。たぶん。」

そうまで言われては、やるしかないですね。

『目指せ!90点!(あくまで目標)』


※でも、とりあえず合格は60点。


ってことで、迎えたテスト当日。
うーん、どうなんだ?結構難しいぞ。
読解、文法、単語、作文は、少なくとも6割は取れそうな手ごたえ。
後は、聴解(リスニング)とオーラルという、超苦手な二つでどれだけ稼げるか。。。ってのが、
むっちゃ不安。。。

で、その日は、テストだけで終了。
次の日が結果発表!
でも、「明日はこないから~」って人も何人かいる。
どうやら、受かって当然らしい。
いいなー、自信のある人は。笑


で、結果発表の金曜日、ドキドキしながら教室に入ったら、いつもは15人いるのに、3人しかいない(苦笑)
先生が苦笑しながら「みんなたくさん寝てるんだね~、きっと」とか言いながら、
採点した答案用紙を前に、合計点数を一生懸命計算している。

そんなこんなしてると、みんながパラパラとやってきた。
そして、一人一人、答案を返される・・・
ドキドキ・・・ドキドキ・・・・
自分の番が来た・・・・


ぉぉぉぉぉおおおおおおおっ!  Super!(自分で言うな(笑))

『90点』いただきましたッ!


すごーいっ。自分でいうのもスゴイが、いや、そんなに取れてるとは思ってなかった。ほんとに。
むっちゃ嬉しいっーーーーーー!!!!!!
きっときっと、この先、こんな高得点はない気がする。(弱気:笑)
ありがとう、ジュリアン先生~!!!
その優しさに感動です!
いやー、絶対的にオーラルはおまけ×おまけ状態なので、ほんと、優しさ以外の何物でもないです。


で、家庭教師フランソワ(って書くと、ドラマとかのタイトルみたい)に報告。
「受かりましたか!えっ。90点?それってスゴクない?僕もちょっと嬉しいです」
おっ。喜んでくれてる?

「合格したのは、フランソワのおかげだよ~!ありがとう~♪
 でも、私も頑張ったでしょ~!すごいよね~、私。」
・・・・というフレーズが言いたかったが、言えたのは、前半分の「ありがとう」まででした。(笑)

やっぱり、そーゆーところは、あくまで日本人的な私でした。。


さ、来月も頑張って勉強しようっっと。
テストはまた4週間後にやってくる。。。
そして、私はまだまだ初心者。

たぶん、もっと難しくなるので、また弱気な波がやってくると思うが。。。

まぁ、でも、せめて1週間ぐらいは、この嬉しさを噛みしめようかな~♪
ってことで、マルタ島、行ってきまーす☆



















Biennale 2011(Art-Nouveau/Art-Deco) Vol.3

2011-10-23 21:18:16 | Brusselsな毎日
今週末も行ってきました!
ビエンナーレ2011.

今回行ったのは、この6つ。

・Anciens magasins Wolfers frères(Rue d'Arenberg 11, 1000 Bruxelles)
・Taverne et hôtel l'Espérance(Rue du Finistère 1-3, 1000 Bruxelles)
・Ancienne salle de cinéma Le Plaza(Boulevard Adolphe Max 118-126, 1000 Bruxelles)
・Maison privée (rue Lecharlier)(Rue Lecharlier 175, 1090 Bruxelles)
・Maison Eugène Leman(Avenue Richard Neybergh 160, 1020 Bruxelles)
・Ancien dépôt de vins Besse(Rue de l'Escaut 122, 1080 Bruxelles)


まずは、最初の「Anciens magasins Wolfers frères」。


これは、Wolfer兄弟が新しいジュエリーショップの設計をオルタに依頼して1909年に完成。
建物正面(ファサード)のデザインは、クラシカルでシンプル。


1階は、ショップ、2階はジュエリー職人のための部屋とオフィスお客様をもてなすスペースも。
家具もオルタが設計したらしいが、そのいくつかは、現在オルタミュージアムにあるそうです。
Wolfer兄弟は、オルタと共にベルギーのアール・ヌーヴォー建築家として名高い
ポール・アンカーと友達だったらしく、そのつながりでオルタに建築を依頼したらしい。


1階の奥には、オルタらしい天窓があるが、オルタは、この大きなフロアの中央に
1つだけ大きな窓を設計したが、施工主であるWolferが左右に二つの窓があるデザインをリクエスト。
二人とも頑固で折れない性格だったらしく、激しく意見がぶつかりあったが、
最後には、施工主の意見が採用されたようだ。
その際のオルタ自筆の設計メモのようなものも残されている。
この二つの天窓(ガラスルーフ)は、オルタらしいむき出しの鉄骨とガラスの組み合わせで出来ている。
しかし、曲線はない。

2階へと続く階段は、アールデコ的なジオメトリックな模様である。


時期的にアール・ヌーヴォーからアール・デコへの変遷期であり、
こうしたところにその様がうかがえる。
階段上部には、薄いピンク色がメインのステンドグラスのグラスクラウンがあり、
縁取りがゴールドで、自然の光を取り入れている。


2階のサロンの大きなステンドグラスはアール・デコ様式。




部屋自体は、クラシカルなデザインで、大理石の柱や縁取りが壮大さ、ゴージャスさを醸し出している。



アール・ヌーヴォーはどんどん進化(…と言うよりもむしろ退化かもしれないが)しており、
一部のブルジョワな人達だけではなく、ミドルクラスの人々にも近しいものになってきている
時代だったようです。

この建物は、今は、KBC銀行の支店になっているようです。
入った感じは、とても今どきで(当たり前か、銀行だしね)、とてもその裏側に
そんなインテリアが施されているとは思えないですね。


次に向かったのは、Taverne et hôtel l'Espérance。

若者たちが集う、ブリュッセルの渋谷?的なヌーヴォー通りからシンボリックな古い教会の脇を入ると、
このアール・デコなHotel&Barがひょっこり佇んでいます。


建築家は、 Léon J.J. Govaerts。
1874年に建てられた折衷様式?の建物が彼の手により、
1930年にアール・デコ様式のBarとホテルと生まれ変わりました。

店内は、アール・デコ満載なインテリアで、長椅子やバーカウンターの装飾など
至るところにそのデザインがアール・デコの空気を帯びていて、
タイムスリップしたような気分にさせられます。




そして、このお店。もちろん、今日も「営業中」。
特別にビエンナーレの見学者は、「5分間だけ」見学することを許されているのです。
んー、ちょっと時間がなかったので、駆け足で見ちゃいましたが、、、
ゆっくりcafeしてみたかったですね。


そして、そこから歩いてすぐのところにあるのが「Ancienne salle de cinéma Le Plaza」
映画館、ホテル等々の複合施設みたいですね。今のLe Plazaホテルの一部なのかな。
行ったらちょうどガイドツアーの途切れたところで、20分ぐらい待って!と
言われてしまいまいた。
このイベント、予約不要のところは、ちゃんと時間区切ってないのに
ちゃんとガイドツアーがあるんですよ。(苦笑)
しかし、、、この後、2件がちょっと離れたところにあるので、結局、
トイレを借りて出てきてしまいました。すんませぇぇん。
この建物、Michel Polakの作品だということで期待してたんですが、
トイレを借りる時に中もチラ見しましたが、ちょっと変わったアラビア風な?南な感じの
デザインや装飾がありました。
まぁ、結局、私の趣味じゃなかったので、ササッと出てきてしまった。ってのが
ほんとのところなんですが(ごめんなさい)。


で、次に向かうは、、、Maison privée (rue Lecharlier)!





Joseph Diongreデザインのアール・デコなお家!
この人は、St John-the-Baptist教会(Molenbeek-Saint-Jean)や、
IxellsのRadio & Television Centre、 Woluwe-Saint-Lambertのコミューンなどを設計している人です。

このお家は、1927年に建てられた小さなお家で3階建て。
今、住んでいる人(オーナーの男の人)が、自ら説明してくれました。
(なぜか、風貌が前の会社にいた後輩君に似ていて、フラ語がわからない時はじーっと見つめてしまいました;笑)
この人、、、、一生懸命フランス語話していたけど、実はネイティブじゃない気がする。。。

で、お家は、むっちゃステキ!
内部の撮影が出来ず、ほんっとに残念でしたが、、、
ファサードの赤と緑の陶器なレンガ、2階の出窓と、その一部に張り出したお部屋、、、
そして、何よりも素敵だったのは、Sall de Bain !
そう、バスルーム!
緑・・・まるで抹茶オーレのような色をベースにしたモザイクの床、
周りは緑がかった白つややかなタイル、大きな鏡の枠は明るい緑色。
そこに、真っ黒なバスタブ、洗面台、便器、ビデ。
そのコントラストは美しすぎるッ!!!
照明は、すりガラスに彫りこみがデコラティブに入っていて、
そう、ほわぁ~っとした光を放つんです!
窓ガラスも凝っていて、ステンドグラス的なところに、花地模様のようなオーロラ的な光に輝く
いかにも手作りな風合い。

うぅぅん、クラクラしますッ!!
お願い、ここに住まわせて!といいたいぐらい。(笑)

しかし、、、、先週見た家もそうだったけど、いくら見学者が来るから・・・といえ、
この「キレイさ」!
ピカピカなんですよ!築7年の我が家よりもキレイ(笑)
この人、よっぽどキレイ好き?っていうぐらいでした。


興奮冷めやらぬ感で次に向かったのは、「Maison Eugène Leman」。

Eugène Lemanが1910年に建てたモノ。
特徴的な大きなスグラフィートスタイルのアール・ヌーヴォーなファサード。






そして、内部のインテリアは、いろんなスタイルがあり、面白かったです。
アール・ヌーヴォースタイルは、このころになると、とてもお金がかかるものなので、
もっと手軽に楽しめる、コストがそこまでかからない方法でインテリアを楽しんでいたようです。
つまり、、、、外から見えるところには、本物のステンドグラスが施されていますが、
内部のたとえば扉にはめ込んであるのは、「ステンドグラス風に描かれたガラス」だったり、
重厚な木材に見える内部の柱や壁や天井は、実は石膏に描かれた「絵」だったり。
また、彫刻に見える縁取りの木は、実は、壁紙で、プレス加工して立体的にしたものだったり。
ガイドツアーの髭の生えたおっちゃんは、「イミテーション!!!」と連呼していました(苦笑)。

しかし、この家も、ちゃんと人が普段住んでる家なんですよー。
すごいなー。これまたキレイで。子供たちが作ったレゴブロックで出来たお城とか置いてあったり!
生活感が出ているけど、ちゃんとこのインテリアとそれなりに調和してる感じがすごいですね。
それだけの包容力が建物側にあるってことなのかもしれないです。

このガイドツアー、少々早く着いちゃって、「ねーねー、今からのツアーに入れる?」と
アルバイト風なギャルソンに聞いたら「いいよ~!」って。
ちょうど英語だったので、ラッキーでした。(うちのダーリンが英語しか許容できないみたいで)
なんだか、こうゆうゆるーい感じ、むっちゃイイですね。笑


そして、その次の日は、ここにいったのです。
「Ancien dépôt de vins Besse」。


今、ここは、VVL-BBDOという広告代理店のオフィスになっていますが、
1908年に建てられたもので、ワイン等のお酒の倉庫とオフィスだったようです。
ファサードの大きなステンドガラス、門扉にはワインのシンボルとして「葡萄」が
デザインされています。



内部の大きなホールも特徴的で、壁時計の周りにも葡萄があしらわれていました。
そして、今、オフィスとなっているこのホールの周りのスペースは、
床はモザイクで、壁にもステンシル的なペイントが施されています。




どうやら、今は会議室になっているようなこの部屋、
本棚などの作り付け家具や移動式はしごも当時のオリジナルのようです。


当時はストーブ(暖炉)だったらしいところは、ふさがれてはいますが、
デザイン的にもんだいないようにきれいに残されています。
すっごく雰囲気がありますね。
天井からさんさんと降り注ぐ光もいい感じ。
いいなぁ~、こんなところでクリエイティブ・ミーティングとかしちゃうのかな?
うらやましすぎるっ。
ちゃんと、床が丸く切ってあるところがあり、おそらく、2重床的にケーブルとかの出し入れを
するんでしょうか。
ベルガコムなどの大手クライアントの広告とか手がけている会社のようですね。
1ミリオンユーロで買い取り、改修に6ミリオンユーロかかった。。と聞こえましたが、、、
ちょっと自信がありませんが。
まぁ、でも、それだけの価値があるのかも!と思わせる建物でした。
いいなー、私も働きたいぞっ!!笑

さぁ、これで、私のビエンナーレ2011はおしまい。
ほんとは、来週が最終なんだけど、、、、こんな素敵なイベントがあるのを
全然知らなかった私は、あっさり、マルタ島行きの旅行を来週末に計画してしまったのであった。。。

しかし、このイベント、ほんっと面白かった。
特に、今現在、人が住んでいる建物に入って見学できるのは、
建物だけではなく、こちらの人の生活の息遣いが感じられて興味深かったですね。
それに、住んでる建物の方が、居住空間としての意味を実感出来て面白いです。
がらーんとしたところよりも。

これで、1週末20ユーロ、期間通し(4週末OK)のパスポートは55ユーロ。
とってもお得感満載ですね。かなり楽しいです。はい。

しかし、なぜか、ほとんど日本人に会わなかったイベントでした。
日本人って、アール・ヌーヴォー好きだと思うんだけど。。。。
ちょっとだけ会ったのは、英語ツアーの時のみ。
フランス語ツアーだからいないの?
それとも、私が行ったところがとってもマニアックなところだから?苦笑


あー、もっとみたい!!!
今から2年後が楽しみです♪






イタリアンはなぜウマイ?

2011-10-22 23:39:01 | Brusselsな毎日
先週末に、mon mari が 外ご飯しよー!というので、
じゃぁ、行ったことのないところにいこうか。
・・・・と、私が以前から行ってみたかったご近所なコンヴィヴィオなイタリアンに
行ってみたら・・・・
20時過ぎだったんだけど、すでにイッパイ!
「え?リザベーション無いの?ん~、今日はムリだね~」とあっさり断られて
ショボーン♭

で、今週はリベンジ!
ちゃんと予約の電話をしているmon mariの声がー、、、と思ったら、
「English!English!Please!」と叫びだし、挙句の果てに、受話器を持って
泣きながら私の部屋に入ってきた。
「頼むから、フランス語で電話して。」

マジ? C'est vrai?

この私にフランス語でレストランの予約をさせるの?(苦笑)
ハードル高いなー・・・・と手に汗握りながら、受話器を握る(笑)


・・・・で、とりあえず予約完了。ふぅぅぅぅ~
途中、何度も聞き返され、聞き返し・・・の連続でしたが。
文字通り「なんとか」予約出来た感じ。

でも、、、なぜか、自分の名前のスペルを間違えた。笑
私の名前、最後の一つが「YO」なんだけど、
なぜか「TO」と言ってしまった。。。。
でも、修正する意味もないので(笑)、そのままに。
これじゃぁ、男子名前だよねーと思いながら、こっちの人は気が付かないかー。笑

なんか、そう思ったら、こういう時って、こっちの人が聞きなれてる
名前にした方が、スペルまで言わなくっていいのかも?
そうね、私は明日から「樹里:Julie」って名前にするよ。笑
「r」も入ってないから、言いやすい。笑



で、行ってきたょ!!

今日は寒かったので、まずは、スープから!


そしてパスタ!ペンネ・アラビアータ!


美味しかったな~♪
ペンネもいい感じな堅さと辛さで。
でも、量は半端なく多いけどね。苦笑。

イタリアン・・・というよりも、もっと気軽なピザとパスタのお店って感じですが、
フツーにちゃんと美味しいのはいいね~。
明日また行ってもいいかも~!とか思っちゃいました。笑

他には、お料理はピザを1枚頼み、グラスワインを二人で7杯飲み、サンペルグリノのデカイボトル1本、
カプチーノを最後に2杯飲み、お腹いっぱいで 60ユーロぐらい。
まぁ、飲んだ量を考えるとお手頃かな~


しかし、イタリアンって美味しいよね~
ベルギー料理って、基本オールドタイプのフレンチで、ちゃんと美味しいんだけど、
やっぱ、それとは違う美味しさがイタリアンにはあるよね。
麺好きで、素材感のある感じが日本人の感性に合うのかな。

明日死ぬと決まってるなら最後に何を食べる?と、いうとんでもナイ質問を
随分前に木原さんというとんでもない後輩女子(笑)から聞かれた時、すっごい悩んだんだけど、
私が出した答えは、1番がお寿司で、2番目がイタリアンだったなー。・・・・と
思い出したよ。


ちなみに、、、なぜ、寿司が1番かというと、、、
カニとどっちが上がかなり真剣に悩みましたが、お寿司だったら、「カニも」楽しめる!と気が付き、
寿司に軍配が上がりました!
まぁ、何事にもよくばりなワタシらしい答えかもね。


あ~!書いてたら食べたくなった!笑





3DなTINTINとスピルバーグ!

2011-10-22 20:55:11 | Brusselsな毎日
今日、例のビエンナーレに出かけてたんですがー、
途中、たまたま De Brouckere に車を止めようとしたら、ものすごい人が~!

そうだっ。今日は、TINTINの3D映画のプレミアイベントの日だった!
あのスピルバーグが来てる!

ってことで、ちょっと見てみました!



おおっ。レッドカーペットが!
そして、TV中継が!
でも、すでにスピルバーグは建物の中に入ってしまっていた・・・。
・・・が、この広場でも盛り上がっていて、
中での様子がリアルタイムで見れるようになってましたー!



スピルバーグって、もっと太ってるイメージだったけど(ごめんなさい)、
意外にスマート。そして、インタビューの受け答えもさすがにスマート!

なんだかこんなコスプレ?してる人も!


この広場では、タンタンの冒険に出てくるいろんなクラシックカーも展示されていて、
車好きな人も喜んでみていました!





漫画の1シーンに合わせて展示してあるのがニクイですね。

そう、あのチョコレートのノイハウスでも、そういえば、TINTINな缶に入ったチョコを売ってますね。
これぞ、まさしくベルギーっぽい!笑



今月26日から公開されるそうですが、街中、タンタンな広告で溢れています!

しかし、、3Dよりもやっぱい、2次元なタンタンの方がカワイイと思うのだが。。。
ただ、こんなに盛り上がっているなんて、やっぱり見に行くべき?(笑)
今まであんまり考えてなかったけど、急に行きたくなりました。(笑)



ちなみに、同じ場所で、先週は、これだったんですよね、このデカイ看板。



やっぱり、こっちの方がイイ?かも?笑





FOOD&FEEL GOOD

2011-10-21 23:32:25 | Brusselsな毎日
今日は、お友達に誘われて、
FOOD&FEEL GOOD」というイベント(まぁ、食品見本市みたいなものかな)に行ってきました。

開催場所は、Brussels EXPO。
そう、アトミウムという謎な(笑)建築物?があるところです。
1958年のブリュッセル万博開催の跡地ですね。



サシズメ、アトミウムは、日本でいうところの「大阪万博公園の太陽の塔 BY岡本太郎」ってところでしょうか。
一番上の球体には、レストランがあるらしく、そこからブリュッセルが一望出来るらしいです。
ブリュッセル在住者に言わせると、「C'est magnifique! C'est panoramique!」らしいっすね。
「でも、ワインは60ユーロするけどね」とのことですが(笑)

(全然関係ないけど、「サシズメ」って日本語、カタカナで書くと、魚の名前みたいな気がしませんか?笑)


前置きが長くなりましたが、、、
行ってきたのは、こちらの建物。
すごーい!19世紀っぽーい!
けど、中は、ガランドウ的な、国際展示場的な建物です。



色んな食品や調理器具や飲み物(ワイン等)の各ブースがあって、展示即売会な感じで楽しいッ。




いろんな試飲試食が出来るのも魅力的!
cafeやブラッセリー的なところもあり、疲れたら一休みできます。

うわーっキレイだね~。お菓子屋さん!


でも、こんなヨーロッパな黒いのも。。。これ、まずいんっすよね~。体にイイらしいけど。。。


そして、山盛りのニンニク!



・・・と言いながら、お菓子を試食、チーズを試食、はちみつを試食、
ワインやコーヒーを試飲・・・・と、無料で楽しめる感じ(笑)

もちろん、お買いものもしましたよ~!
色とりどりなスパイス~!キレイですね。


私は、ジンジャーとクルクマのパウダーを購入。
というと、なんだかいかにも「スパイス」的ですが、
ようするに、「生姜」と「ウコン」を買ったわけです(笑)

ハチミツ屋さんのところには、本物の蜂がブンブン飛んでます。


けっこう楽しかったですね~。
事前にネット予約しておけば、入場料無料なのも、国際展示場のイベントを思い起こさせますね(笑)
こーゆーのは、世界共通的な?


そーいえば、同じエキスポ敷地内で、春からずーーーーーっとやってる「ツタンカーメン展」。
すっごい人気。
今日も、平日なのに、こんなに人が来ていました。
うーん、正直意外だった。。。。苦笑。
でも、終わっちゃう前には行ってこようかな!




大根はちみつとミントなハチミツ。

2011-10-13 23:22:51 | Brusselsな毎日
咳がまだ治らない~と、いろんなところで話をしていたら、
みんないい人達で、いろいろレコメンドをもらいました~!

そのレコメンド内容は、大きく2つ。

その1)ネギを首に巻く
その2)大根ハチミツ飴

ってことで、「ネギを首に巻く」はすでに実践したので、
今度は、「大根ハチミツ飴」を作りました!



でー、友達にスーパーに車で連れて行ってもらい、
(その友達には龍角散のど飴をもらいました。感謝!)
そこで、ネギを大量に買い込み(笑)、大根とはちみつも購入。
買い物の内容が、私の咳にぜーんぶフォーカスされているのが、
自分でも笑える。


はちみつコーナーでは、こんなハチミツも!



メンソール入りなんですね~!
これ、ちゃんと「のどにイイ!」って記載されていたので、
試しに買ってみました!
お湯で割って飲んだら、、、、「イイッ!!!!!」

これ、マジでイイ。笑
すぅぅぅ~っとするし!


しかし、このパッケージ、けっこう笑えるよね!







ベルギーに来て6か月経ちました。

2011-10-11 16:14:53 | Brusselsな毎日
そう、4月11日に入国したんです。ベルギーに。

こちらに来て、6か月が過ぎました。

日本では、いわゆる「下半期」が始まっています。

この半年、私は一体何をしていたのか?
よくみんなに「何をしてるの?」と聞かれます。
まぁ、子供もいない私。そして、家事も苦手だとふれ回っているので、
「じゃぁ、一体何を・・・?」とみんなが思うのも仕方がないのかも。苦笑。

ってことで、一体、私はこの6か月、何をしていたのかってのを
自分でも再認識するために、
ちょっと棚卸的に振り返ってみたいと思います。

思いつくまま書いてみますが、、、
カテゴリー(?)事でそのレベルと内容を記載すると、こんな感じ↓


(1)フランス語学習
   A1レベル合格(卒業)、レストランで注文するぐらいまでは出来る。笑
   (学校+家庭教師+自習等:大体5時間/日)

(2)旅行系:行ったところ
   オランダ:アムステルダム、ハーグ、ユトレヒト等
   イタリア:ミラノ
   ハンガリー:ブダペスト
   イギリス:ロンドン、コッツウォルズ、ソールズベリー
   フランス:パリ4回、ランス、ボーヌ、プロヴァンス、コート・ダジュール等
   ベルギー:ブリュッセル(笑)、アントワープ4回、ブルージュ2回、デルビュイ等

(3)趣味系:やったこととかスポーツ含む
   ・弓道(6月~、週2回程度)
   ・アール・ヌーヴォー、アール・デコ等の建築めぐり:多数
   ・美術館めぐり等:多数
   ・ランニング:ちょっぴり
   ・ワイン会参加
   ・YOGA(6月~ 週1回)
   ・勝手に書道
   ・勝手にお香

(4)巣作り系
   ・山のような引っ越し段ボール、現在ほぼゼロ!笑
   ・IKEYA家具の制作:食器棚×3、テレビボード、ダイニングテーブル、
               椅子×5、ソファー×2、シュークローゼット×1.5
               本棚×3、ソファーベッド、クローゼット×3
     ※現時点でMUST後3つ残ってますが、、、

(5)家事系
   ・1週間に3回は夕飯を作れるようになった(全然自慢にならん♭)
   ・一応、洗濯掃除はしている
   ・バスルームだけは、使用後必ず拭き上げまで掃除するのでかなりキレイ(笑)

(6)女子買い物系:買ったモノ
   ・BAG 3つ
   ・靴 3つ
   ・スカーフ 2つ
   ・アクセサリー 2つ
   ・洋服系 3つ
   ※全然買い物してないぃぃ~と思ってたけど、意外に買っている(苦笑)

(7)やっぱりベルギーチョコレート!:食べた種類
    ・GODIVA
    ・NEUHAUS
    ・JEAN-PHILIPPE DARCIS
    ・PASSION CHOCOLAT
    ・Debailleul
    ・Pierre Marcolini
    ・Wittamer
    ・Cote d'Or
    ・Leonidas
    ・Del Rey
    ・Galler


(8)ベルギービール:飲んだ種類
    ・ORVAL
    ・CHIMAY レッド、ホワイト、ブルー
    ・STELLA ARTOIS
    ・DUVEL
    ・MAES
    ・DELIRIUM トレメンス、ノクトルム
    ・PALM
    ・KWAK
    ・HOEGAARDEN
    ・BELL-VUE KRIEK
    ・LEFFE
    ・ROCHEFORT ・・・・など


(9)外食頻度(旅行を除く)
   月に2回ぐらい? Avec mon mari (ダーリンと)
   月に1回~3回ぐらい? Avec mes amis (友達と)
   月に3回~5回ぐらい  seul(ひとりで:笑)

(10)睡眠時間
   毎日7時間程度?

(11)入浴
   週2回 バスタブで入浴、残りはシャワー

(12)美容系
   ・髪の毛:まだ美容院には行ってない
   ・エステ&ネイル:未経験
   ・美顔マッサージを独自で実施
   ・ブラッシングは日に2回以上
   ・サプリメント摂取(笑)

(13)ヘルスケア
   ・体重:かなり増量・・・・(汗)
   ・じんましん:継続中(薬愛用中)
   ・風邪:かなりひいた。今もひいてる
   ・健康診断:1回
   ・医者にいく:2回

(14)日本から遊びに来てくれた人
   ・友達:4人
   ・親族:3人

(15)よく見るTV
   ・BBC
   ・めざましテレビ
   ・サンデーモーニング

(16)読んだ本
   ・小説:30冊ほど
   ・マンガ:数えられない・・・
   ・旅行ガイド本:?
   ・美術関係書:5冊

(17)PCに向かう時間
   ・1時間~4時間/1日ぐらい?
   ・ブログ記事数:数えられない。。。
   ※旅行やお出かけ前の調べもの、手配が多い

(18)やっちまったこと
   ・デジカメ落下で修理不可能
   ・変圧器かますの忘れてホットプレートが炎上寸前でお亡くなりに
   ・キャッシュカードをATMから回収忘れて再発行

(19)よく行くお店(スーパーとIKEAを除く(笑))
   ・L'OCCITANE
   ・パッションショコラ
   ・近所のお惣菜屋さん
   ・The OPEN という近所のブラッセリー(ひとり飯)
   ・本屋(fnac,Filigranes)
   ・BIOショップ(豆腐やアロマオイルを買いに)
   ・Le Palais des Thes(お茶を買いに)

(20)こっちに来てから変わったなー私。と思うこと
   ・コーヒーをよく飲むようになった
   ・かなりな頻度で素足で靴を履くようになった
   ・ファスナー付きのBAGを持つようになった
   ・腕時計をするようになった
   ・よく寝るようになった
   ・ご飯を1日3食ちゃんと食べるようになった
   ・ジーンズを履く回数が増えた



以上・・・ですが、
こうしてみると、、、
期待していたほどチョコレートは食べてないし、
ビールもそんなに飲んでないなー(苦笑)
どうも、そっちまで気が回ってないような。。。。
意外に忙しいんですよ。私。笑


まぁ、振り返ってみると、
4月:プータローデビュー
5月:フランス語デビュー
6月:YOGA/弓道デビュー
7月:夏の旅行
8月:夏の旅行
9月:フランス語本格的に勉強開始、巣作り一段落


・・・ってことで、とりあえず、なんとなーく
自分の生活のペースが出来てきた感じでこの10月を迎えました。
特に、、、IKEYAに行く回数が減ってきたのでちょっと気が楽:苦笑。


後は、いかに充実させるか、、、ってところですね。
まだまだ知らないこと、行ってないところがたっくさん!!
早く、本物のベルマダになりたい~ッ!!!笑










   
 

ねぎを首に巻く。

2011-10-11 16:08:27 | Brusselsな毎日
FaceBookに「風邪ひいた~」と書きこんだら、ある人が「ねぎを首に巻くと一発で治る!」というので、
まじ?
と思いながらも、教えて!goo とか見ると、載ってる載ってる~!


うーん、そうなんだ。
効果があるのね。
なるほどー。

ってなわけで、首に巻いて寝たよ。昨夜。笑



祇園祭の月鉾の手ぬぐいがこんなところで使われているとは、
まさか八坂さんもご存じあるまいて。笑


で、寝てる時は(巻いてる時は)けっこう効いてた!マジで。
でも、起きて学校行ったら、やっぱりマシンガン咳込み。
やっぱり、「一発で」でいうのはデマ?
それとも、、、ベルギーのネギでは効かないのかな~?


あー、咳のない世界に行きたい。。。

すでに、現実逃避までしかけている10月の午後でした。


Biennale 2011(Art-Nouveau/Art-Deco) Vol.1

2011-10-09 19:56:38 | アール・ヌーヴォー/アール・デコ
ベルギーのブリュッセルで毎年開かれているアートイベント、Biennale(ビエンナーレ)。
今年は、アール・ヌーヴォーの巨匠「Horta(オルタ)」の生誕150年ということで、
アール・ヌーヴォーとアール・デコの建築の特別公開がメインなものになっています。

建築好きな私ですが、、、
ブリュッセルがこれほど「アール・ヌーヴォーの聖地」だとは知らなかったです。ハイ。
うちのご近所にも、「こ、これはアール・ヌーヴォーなのではっ?」という作りの
建物がひょいっとあったりします。

そして、こうした建築物のガイドツアーなるものとかもあるのですが、正直、
外観を見ることがメインで、限られた建物やミュージアムになっているモノしか
普段は内部を見ることが出来ません。
なので、私も、こちらに来てからは、ミュージアムに行ったり、
散歩がてらそういう建物の多いところを歩いたり、、、ということをしていました。


・・・・がッ!
今回のビエンナーレでは、4週間に渡り60か所も内部の見学が出来る!ってことで、
もう、大興奮ですっ!
しーかーもー!フツーの人が今住んでいる建物も見学できるんですッ。

「特別公開」っていうか、日本語的には「特別拝観」的な感じですね。こうなると!
見せてもらえるならいくらでも「拝み」ますよー!マジで。笑


ってことで、気合入れて行きましょーっ♪

・・・・しかし。
基本的に予約要なこのイベント。
あっという間に、超見どころな建物は予約が埋まってしまった。。。うぅぅぅ。

でも、くじけない私。

文字通り「当たって砕けろ!」で、
当日にいきなり事前予約ナシ、イベントパスポート事前購入ナシの状態で、
行きました。・・・・が、基本的に「当たり」ました!やったっ!

霧雨の降る中、、、、

最初に行ったのは、
・Maison Herrera です。

入口のドアは「えっ?ここ?」ってところです。苦笑。


ピンポーンとチャイムを鳴らすと係りの人が出てくる。
「予約してないんだけどー。パスポートも持ってないので買いたいし」というと、
「うーん、まぁ、たぶん大丈夫。14時からガイドツアーまで後10分ぐらい待って」とのこと。
やった~ッ!

とりあえず、ドアの外でポツンと待っていようかと思ったら、
一人の女性がフランス語で話かけてくる。
いやー、全然わかんないよ?と思ったら、緑色の車の中にいたご主人らしき人が
英語で、「このツアーに参加するの?だったらまだ時間があるから、車の中で待ったら?」と
言ってくれた!

なんて親切な人達なんだーっ!
確かに、この日は雨も降ってるし、むっちゃ寒かったんです。
お言葉に甘えて、後部座席へ。。。。
奥さんの方は、英語がしゃべれないらしいのですが、やっぱり、
女性の方が好奇心が強いんでしょうね。一生懸命フランス語で話しかけてくる。
「どこから来たの?」
「仕事してるの?」
「結婚してるの?」
「ベルギーは好き?ベルギーの人はどう?」
「今日はどうやって来たの?」
「日本語は一つだけ知ってるの。”ありがとう!”」etc.....

私が答えられない時は、ご主人が英語でフォローアップ。
いやぁ、ほんと、いい人達でした。感謝です。


で、ようやく入れたんですね。これが。
入口で再度、「フランス語のガイドツアーだけど、大丈夫?」と英語で聞かれ、
(すでに、フランス語が達者ではないことがバレている:苦笑)、
「Pas de Problem(問題ないです)」と答えたら、かなり苦笑されたけど、
あっさり入れてくれました。


この「Maison Herrera」の特徴は、オーナーであるスペイン女性の要望である
スパニッシュ・スタイルとアール・デコスタイルであり、
イスラム模様のタイル装飾と、そのパティオです。

玄関を入ったところにあるパティオの上には、明かり取り用のステンドガラスの天井ドームが
あり、素晴らしくキレイです。
パティオの床は、テラコッタですが、ところどころに、デルフトブルーのタイルがあしらってあります。
また、一角には、イスラム模様のタイルで出来たベッドぐらいの大きさの作り付けソファーがある!
昔、トルコで見たモノに似ています。
更に、その床の中央には、小さな噴水が!
中には金魚まで泳いでいました!
(撮影禁止だったのが残念・・・)
どれもこれも素晴らしいッ。

リヴィングルーム、ダイニングルーム、ベッドルーム(主賓室)、バスルームまで
説明付で見学できました。

イスラムスタイルの文様が、アール・デコのモダンな感じにもよく調和しており、
そのモチーフが繰り返しステンドグラスとかにも表現していることによる
デザインの「厚み」が感じられます。


約30分の見学ツアーが終わり、例の親切夫婦にあいさつをして、次に向かいます。

トラムに乗って、行った先は、意外に私の自宅から近いところ。
ここは、文字通り、「今、人が住んでいるお家」です。


19番地と21番地の双子メゾンは、建築家 Raphaël Lambinの作品。
これが外観です。



入口のモザイクとっても「Art-Decoっぽい」ですね。黒とGoldのセラミックで出来ています。



この直線で表現されている玄関ドアのアーチも特徴的です。



中に入ると、もっとアール・デコ!



リビングの窓は、窓枠の2か所に証明が縦に入っていて、
この直線が窓の外の庭を切り取り額縁に飾っているように見えます。



また、エントランスホールのところには、またしても、直線的なアーチスタイル。
そして、その両脇には、Goldで縁取られた作り付けの飾り棚がとても印象的です。



エントランスホールまでの廊下の床もモザイクですね。

いいなぁ~。こんな家に住めるなんて。
かなりうらやましいです。


で、この後は、バスに乗ります。
雨はしとしとぐらいなのですが、、、なんせ、震えるぐらい寒い♭

次に向かったのは、「Quaker House」。



George Hobéがデザインし、1899年に建てられたものです。
どうやら、オーナー(住人)は入れ替わり立ち代わり8人も変わったようですが、
1985年からQuaker Houseとして利用されています。



George Hobéは、家具職人の息子だったらしく、
内部インテリアの材木とそのデザインの美しさからも、そのこだわりが伺えます。
ダイニングルームの内装では、いわゆるアール・ヌーヴォーらしい曲線美が
表現されており、そのディテイルに至るまでの美意識を感じます。




そして、この建物で一番特筆すべきは、
「金唐革紙」が壁紙として使われていることでしょう。



ガイドツアーのお兄さんも、その部分だけは、「KIN-KARA-KAWA-SI」と発音し、
日本製ということを紹介していました。
こんなところで、金唐紙に出会えるとは!驚き!
でも、どうやらバッキンガム宮殿にも日本製の金唐紙は使われているようなので、
ベルギーにあってもおかしくないのでしょうね。

このステンドグラスも素敵でしたね。




さて。
そろそろ今日の見学時間も終わりに近づきつつあります。
最後は、さきほどのQuaker Houseから歩いてすぐのところ。

「Hôtel Van Eetvelde」です。

そう、今日の中では、いわゆる、一番アール・ヌーヴォー好きにはたまらないお家です。
そう、Victor Hortaのマスターピースの一つであり、2000年に世界遺産に登録されています。


これは、国王であったレオポルド2世の腹心というか、ま、「片腕」と言った方が
わかりやすいですかね、そーいった、政界の大立者であったヴァン・エートヴェルド男爵の
自邸で、オルタに設計させたわけです。


中に入ると、エントランスホール半階上がった建物中央部に
ガラス屋根の八角形のレセプテョンホールがあり、
その周囲に階段をらせん状にめぐらせ、流動的に各部屋が繋がっています。



鉄骨構造体で囲まれた、その美しい天井のガラスのクラウン。
クリスタルガラスは、ティファニー製とのこと。
目を見張る美しさです。



そして、サロンは、グリーンで統一され、タイルが滑らかなセラミックならではの輝きを放ち、
流線でデザインされた暖炉が目を惹きます。


ここは、木材は、コンゴから輸入されたものだけを使ってあるそうです。
ダイニングテーブル等の家具もすべてオルタのデザイン。

鉄骨やガラスといったいわゆる「産業」的な素材を使い、これだけの美しさを表現する。
そこには、ギリギリの部分での美醜のせめぎあいがあるなぁ~と思ったのですが、
後からモノの本を読むと、この鉄骨がむき出しに露出しているデザインを
当初、エートヴェルド夫人は「品がない」と嫌悪していたらしい。というのを読んで、
ちょっと納得したりします。


ところで、内装のこの生体の内部のようなリズム感、流動感とはかけ離れた外観。
これがまたおもしろいですね。



・・・と、こんなそんなで今日のビエンナーレ満喫は、頑張って4件。
さぁ、来週は、何件行けるかな?


















Frans et France

2011-10-08 14:26:17 | Brusselsな毎日
9月からフランス語学校に行き始めました。

9月の先生は、「Julie」で女性。
10月の先生は、「Julien」で男性。

ん?
んー、やっぱり、こっちの人の名前ってよくわかんない。
私的に、「ジュリアン」の方が女性っぽい気がするのだが、、、


・・・と、素朴な疑問があって、
家庭教師のフランソワに聞いてみた。


私:ねーねー、Julien って、女の人の名前じゃないの?
  実は、フランソワ(Francois)も女の人の名前っぽいんだけど、
  どっちでも(両性で)使えるの?

F:失礼ですよ!(笑)
  Francois や、Julienは、男の名前です。
  だけど、似てるというか、派生してる女性の名前がそれぞれあるんです。

と、いうので、こっちによくある名前を例にとって詳しく聞いてみると、、、


<<男性の名前 → 女性の名前>>

・François → Françoise

・Julien → Julienne/Julie

・Martin →  Martine
・Stephane → Stepanie


ってことらしい。
フランス人っていう単語が、
男性だと「Français」女性だと「Française」と活用するのにとても似ている。
とのこと。

なるほどー知らなかったょ。

日本にもあるかなーと考えてみたら、
直人/直也 → 直子/直美 とか、そーなのかも。

で、小っちゃい頃とか、友達には両方とも「直ちゃん」とか呼ばれたりして。
オトナになったら、友達とかカレシカノジョに「ナオ!」とか呼ばれたりして。

・・・・とくるっと思考がそっちにいったので、更に質問してみた。


私:ねーねー、François → Françoise だと、
  それぞれ、どういう愛称(短めに呼ぶ時とか)なの?

F:それぞれ、男性:François → Frans
       女性:Françoise → France ですね。
  そーいえば、昔の元カノは「Françoise」でしたね。

私:ええええーっ!ってことは、
  お互いに「Frans! Oui,France!」とか呼び合ってたの?
  それって、お互いに「フランフラン」言い合ってたってこと?

F:そ、そーですね(苦笑)


うーん、面白いですね笑
でも、そっか、日本人でもあり得るわけですね。
直人と直子が付き合ってたら、
お互いに「ね、ね、直ちゃん!」「ん?何?直ちゃん」みたいな会話に
なってたりするってことですかね。笑

私も似た名前の人と付き合ってみたかったな~、
面白かったかな~と、ちょっぴり思ってみたりした(笑)













トラムに乗ってワイン会へ vol.2

2011-10-07 19:20:46 | Brusselsな毎日
またまたトラムに乗ってお友達宅での「ワイン会」へ行ってきました!

今回のテーマは「ボルドー」
各自がそれぞれ選んだボルドーワインを飲み比べてみて、
その違いや、自分の好みを見つけます。

今回のワインは、以下の4本。



1)Château la Croix Bellevue 2005 (€22)
2)Château de Pressac 2007(€22)
3)Château Reynon Rouge 2008(€16)
4)Château Simon 2006 (€19)

1)~3)がいわゆるボルドーの赤ワイン。
たまたまですが、どれもメルロー率が高いものでした。
4)は、ソーテルヌワイン。貴腐ワインですね。

私が持っていたワインは、2)のSaint Emilion ですが、
鉄っぽい味がするけど、わりとまとまっていた感じです。

ちなみに、ワイン通?っぽく言うと(笑)
1)と2)がいわゆる「右岸」ってやつです(笑)



今回は、産地の説明や、メルローの味わい、Ageingの話、
貴腐ワインの作り方等々が聞けてとても面白かった!!
それに、ソーテルヌのワインが出してくれたブルーチーズにむっちゃ合う♪

そう、今日のチーズは、こんな感じ。



・Roquefort
・Stilton
・Munster
・Coulommiers Aux Abricots


どれも好きな感じ~♪
私は、ブルーチーズの代表格のロックフォール好きで、よく赤ワインと一緒に楽しむのだけど、
ソーテルヌがこんなに合うとは~!!
はまりそう~!!!

ってことで、今日も楽しいワイン会なのでした。

でも、今日は、この後に用事があって、1時間半ぐらいでそそくさと帰って来てしまった。
やっぱり、もうちょっと時間があるといいなぁ~でも、昼からそんなに酔っ払っていいのか?笑

まぁ、いいかーっ
って言いながら、グビグビ飲んで、ふらふらとトラムの乗って帰るのも楽しいよね。笑






女子な買い物は楽しい♪@BAILLI通り

2011-10-06 20:43:28 | Brusselsな毎日
今日は、お友達と久しぶりなランチ!

イタリアンなぞ食べてみます。
うーん、久しぶりに食べた「アルデンテ」なパスタ(笑)
なぜか、こっちでパスタを頼むと「フニュッ」とした柔らか目しか出てこないから、
これは、ステキ♪



ボンゴレを頼んでみたけど、けっこう美味しい!



そして、超久しぶりなお買いもの~♪

ちょっとしたアクセサリー屋さんがあり入ってみたら、、、
この指輪から目が離せなくなったので購入(笑)


 

そして、ブーツまで買ってしまった!
雨の日も割と気軽に履けるかな~と思って、
パテントでこげ茶でクシュッとしたデザインが可愛いっ。
€85って値段も可愛い!




そして、チョコレートやお茶も♪






あー、女子な買い物ってほんっと楽し~♪








あなたの風邪は鼻から?喉から?熱から?

2011-10-05 13:13:28 | Brusselsな毎日
9月に入り、体調が文字通り崩れました~(泣)
・・・って、今は、すでに10月ですが。


思い起こせば、9月2日あたりに、ちょっと熱が出て、
すぐ下がったけど、翌週末前ぐらいにまた熱が出て。
気が付いたら、ものすごい咳き込みが激しい。

私がそばで咳き込んでいるところを客観的にみると、
もう少しで命尽きるんじゃ・・・と思えるぐらいでした。
夜中も自分の咳で起きてしまい、眠れない。

日本から持ってきた風邪薬を飲んでみるけど、一向におさまる気配なし。
学校に行きたいけど、寝不足もあるし、
あまりの咳込みなので、3時間耐えられないし、うるさくて
みんなに迷惑をかけるので、休みがちになってしまってました。
(こっちの人はマスクとかしないし)
それに、体の調子が悪いと、やる気が出ない。
PCに向かうのも嫌になり、ブログどころか、メールも滞りがちな日々でした。


途中、家庭教師のフランソワがやってきて、ちょうどその日のテーマが
「A la Pharmacie:ファーマシーにて」ってのだったので、
薬局で薬を買う時の言い方、症状の伝え方を学び、ついでに、
フランソワがよく利用する薬を教えてくれた。民間療法まで。笑

で、教えてくれた薬をファーマシーに買いに行ってみたけど、
咳込んで会話にならない(苦笑)

まぁ、なんだかんだと一応希望もの(咳止めのシロップ、解熱剤、トローチみたいなもの)を
購入し、服用してみたけど、、、、、

やっぱり、治らないので、ようやく重い腰をあげて予約して医者に行って、
抗生物質とか飲んでみたら、、、、
なぜか、治まっていた熱がまた出て苦しみ、詰まり気味だった鼻から
急に鼻水がダーダーダーダー出て、ティッシュ一箱使い切るありさま。

ただ、3日ぐらいでとりあえず、鼻はとまり、その後は微熱と咳の日々。
咳も、乾いた咳から淡が絡むような咳まで経験。


ふつー、風邪って、「あ~、今回は鼻にきたな~」とか、
「あ~、今回は咳だな~」「今回は熱だけだったな~」とかじゃないっすか?
某薬メーカーのCFでも、「あなたの風邪は鼻から?喉から?」とかって言って、
それぞれの症状別で風邪薬を出してるし。

私も、いつもそうだったんですが、、、
このピークの2週間近くは、
いわゆる「風邪の症状」と言われるモノを「すべて」経験した感じです。
(特にピークの2週間は)


今、だんだんだんだん体の調子は良くなってきて、こうしてPCに向かうことも
出来るようになってきた(気持ち的にも)けど、
それでもまだ咳が出る。


薬もついに2クール目。笑
早く治ってほしいなぁ~。