いのちには夢がある
どんなに小さな夢でも
いのちの夢は美しい
海 空 大地
無限に広がるいのちの世界
世界は夢に満ちている
光のカラット
光のカラット
若葉の街を歩いていると
ひとつの言葉がリフレインする
ぼくらのまわりに
まぶしさが広がる若葉の季節
陽光は輝きに満ちて
街にもさんさんとふりそそぐ
光のカラット 光のカラット
若葉の街を歩くのは楽しい
心のすみずみまでも
軽やかな動きが生まれる
街を行きかう人たちも
いきいきと輝いて見える
光のカラット 光のカラット
ぼくはまぶしい空を見上げる
なつかしいものは
いのちの記憶とつながっている
好きになるものは
いのちの憧れとつながっていく
なつかしい記憶や
好きなものへの憧れ
これらの個別的体験から
ぼくらの個別の世界が生まれてくる
なつかしいものは
ぼくらのいのちのふるさとだ
なつかしいものを想うとき
ときに優しい気持がよみがえる
好きになるものは
ぼくらのいのちの羅針盤だ
好きなものへの憧れが
未来の方向をさししめす
ぼくらの内面の世界には
一人ひとり異なる個人の体験がある
一人ひとり別々の思い出がある
一人ひとり違った憧れがある
なつかしいもの 好きなものが
いつも生きている内面の世界
心に残る記憶と憧れから
ぼくらの個別の世界が生まれてくる